AshiGirl 「アシガール」の考察~「未来少年コナン」との共通点~時間旅行~ひげおじさんのよもやま話。戯れ言

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「アシガール」「未来少年コナン」「浄化」「時間旅行」「サクラダリセット」「NAOTO」「あしたになれば。」

アシガールの魅力

ひげおじさん
結婚して、子どもも設けた50すぎのおじさんが虜 (とりこ) になってしまった!

さっちゃん
年甲斐もなく(^^)

・2017年、NHKで放送されたドラマの「アシガール」についてです。

・著作権の問題があるので残念ながら画像は一切ありません(^_^;)

・セリフの細かいところはちがうかもしれないけど、ご容赦ください(^^)

・テレビでアシガールを見た人、未来少年コナンを見た人を前提に話しています(^_^;)

AshiGirlのネーミング

もちろん「アシガール (足軽) 」のもじりなんだけど、Ash Girlを訳すと「灰娘」!
原作もテレビドラマもAshiGirlと”i”がはいってますが、Ash Girlにもかけているのではないかと思うのは私だけでしょうか?

そうです!
シンデレラは「灰かぶり姫」です!

作者はそこまで考えているかどうかわからないけど、偶然にしては出来すぎ!

足が速いだけで他には何のとりえもない女子高生が、若君と結ばれる。
まさに「シンデレラ・ストーリー」ではないですか!
しかもガラスの靴ではなく、便所サンダルをはいて(^^)

速川 唯 (はやかわ ゆい)

唯 (ただ) 足が (速い) だけの女の子。
「はやかわゆい」にしたのは、「かわゆい」もかけているんでしょうか?

唯ちゃんに射抜かれてしまいました(^^)

黒島 結菜 (くろしま ゆいな)

主演女優
興味がなかったので、名前は覚えていませんでした。

まあ、おじさんが惚れたのはあくまで役の上での速川唯なんだけどね。
結菜ちゃん。ごめんなさい(^_^;)

虜になった経緯

そもそも、おじさんは原作はもちろん、テレビでこれをやっていることも知らなかったし、アシガールという言葉さえ知りませんでした。

会社から帰ってくると6時台なのでNHKのニュースを見ます。
といっても荷物をかたづけたり、台所の食器を洗ったりしなきゃいけないので、他のことをしながらです。

土曜日は5時半くらいに帰ってくるんだけど、テレビをつけるとニュースはやってなくて、「なんかドラマ? 」をやってます。
時代劇か。興味ないな。

そのうちニュース番組に変わるだろうとテレビをつけっぱなしにしたまま、片づけをします。

ん? 女の子がタイム・スリップして戦国時代に行く話か。
もう、何十回と使い古したネタだな。

ん? どこかで見たことがあるか女の子だな…
ああ、「時をかける少女」に出てた子だ。

また、タイム・スリップものなんだ。
かわいそうに。

あれは散々だったな。

大昔、NHK少年ドラマシリーズや、原田知世が主演した映画では、自分の意志に関係なくタイム・スリップして翻弄される話だったのに、2016年の「時をかける少女」では、ちょっとでも気に入らないことがあると自分の意志でその時にもどって何度でも都合のいいようにやり直すという面白くもなんともない内容でした。
未来人の深町くんもほんとは謎めいた少年で、ヒロインも次第に惹かれていくのに、大変なミスキャスト。
何の魅力もオーラも謎めいた雰囲気もない少年が出てきてがっかり。
キャスティングも、脚本も、演出もすべて最悪。
かわいそうなのは、ヒロインに抜擢された女の子。

なんで戦国時代の若君にそんなにゾッコンなのか気になった。

アシガールにもどります。

どんな経緯で若君にゾッコンになったのか気になり、だんだん見始めました。
途中から見たので登場人物の関係や、タイム・スリップした経緯とか全然わかりませんでした。

なんでそんなに一途で、素直で、純粋で、健気なの?

ヒロインの女子高生が、とにかく一途で、素直で、純粋で、健気で、裏にはなにもなく、打算もなく、それにイヤミがなくて引きこまれていきました。
現実にはいないよね。
ふつう、ここまで純粋だと、嘘くさいし、かえってイヤミにさえなってしまうんだけど、不思議とそれがありませんでした。

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目に吸い込まれてしまった。

とにかく、目が魅力です。

今まで俳優でも、女優でも、ここまで「目」に引き寄せられた人はいませんでした。

あれだけ、目だけで演技ができる人はベテランでもなかなかいません。
「目と口がよう動き…」と若君が言ったように、ほんとによく目の玉がクルクルと動きます。
でも、落ち着きがないというのではありません。

目は口ほどに物を言う。

特に、鐘ヶ江のフキになりすまし若君のもとへ行き、ならんだ枕を見たときの動揺する場面。
それから、成之が罠にかかり殺されそうになっているときに高山の群の中に身を潜めているときの「目」と「表情」の変化はすごいです!

セリフもなく唯ちゃんの表情だけがずっと画面に映されているのにずっと見ていられる。

動画をキャプチャして見たけど、一つとして同じ表情がありません。

目だけで、若君に対する好意や、恥ずかしさをあらわします。
すごいです。
よく、泣きます。
目が潤んでいて、マンガの登場人物のように目の中に星が4つも5つもあります。

とびきり美人でもないし、どちらかというと地味な作りなんだけど…

最近流行りの女の子みたいに、目が大きくない。
目はちっこいけど、じつによく動く。
どちらかというと地味な感じです。
役柄だからしかたないけど、髪もおかっぱに近くてボサボサ。ヘルメットみたいな髪型。
泥だらけの顔に、足軽の笠がとても似合う。

目を閉じているときも可愛い。

若君の背中にもたれかかっているとき、若君の胸に抱かれているとき、閉じた目から伸びる睫毛。
そして、まるで母親に抱かれている子どものように安心しきったやすらかな表情。

薄い唇

いわゆるアヒル口といってしまうと安っぽいけど、ほんとに薄くて柔らかそうな唇。
それからちょっと歯並びが悪いんだけど、少しひらいた唇から上の前歯2本が覗いているのが昔からおじさんは好きなんです(^^)
リスとか、ネズミみたいな齧歯類のようで、かわいいんです。

本人はもしかしたら気にしてるかもしれないけど、おじさんはそこが好きです。

思わず抱きしめたくなる愛らしさ

唯は若君が評したように、「手足は棒切れのごとく、目と口がよう動き、肌は浅黒く、ムジナのような…」

おじさんはどちらかというと、ぽっちゃり系が好きなんだけど、細くてポキっと折れてしまいそうな、いたいけな感じがギュッとしたくなります(^^)
この感じ、「未来少年コナン」のヒロイン、ラナに通じるところがあるかも。
顔の造作や髪型も。

怒っても、泣いてもかわいい!

怒ってる顔も、泣いてる顔もかわいいです!

これもラナと似ている。
宮﨑駿さんは、絵コンテで書いてました。
ラナが怒る場面でも、「かわいく描くように」と。

一方的に若君に好き好きアピールをしているのにウザいと言われないわけ

それは、次の言葉に集約されています。

「わたしが命をかけて若君をお守りします! 」

「私が愛する人を命をかけて守るんだ」

という気持ちや行動にあふれているからです。
だから、一時も若君のそばを離れたくないのに、若君や人々のために一人で敵陣に切り込んでいく。
唯自身、心の中でつぶやいている。

「二度と会えないかもしれないのに、何回、若君のそばを離れなきゃいけないんだろう? 」

恋人になるとか、結婚するとか考えていない。

「わたしはただ若君のそばにずっといて、この人を守りたいだけ」

それができないなら結婚しなくてもいい。
というより、結婚したくない。くらいの勢いです。
結婚したら若君のそばにいてお守りすることができないなら、足軽のままでいたいと。

その健気さに泣けてしまう。

監督による「可愛らしさ」の演出。サービスカット

長沢城で牢屋に閉じこめられた唯に、宗熊が煎り豆を渡します。
それを食べるとき結んだ髪を後ろに投げる仕草があるんだけどたまりません=^^=

話の流れとは関係ないし、その動作は必要ないのにわざわざ入れたのは監督による「可愛らしさ」の演出以外の何物でもありません。
しかも、その前の場面では髪は後ろにあるんです(^^)

ありがとう。監督=^^=

女の子の可愛らしさがあちらこちらに

・何やらコンビニ袋を持って家に帰ってくるんだけど家族に見られないように隠しています。

何で隠す必要があるんだろう?

部屋にはいると「フローラル」な香りのする化粧品を取り出します。
ヘルメットみたいな髪型に、学校の男子に興味もなかった唯が、おそらくはじめてこのようなものを買ってきます。
次に若君といい感じになったら使おうと。
だから、家族には隠してるんです(^^)

・(鎧を) 脱げと言われたときに恥じらう唯

小声で「若君になら…」と言います。

沈黙をもって承認する。ブッダの世界

唯の問いかけに対して、しばしば若君は「無言のまま」のことがあります。

といっても決して無視しているわけではなく、唯の顔をじっと見ています。
これは「OK」のサインなんだけど、ブッダのお話 (いわゆるお経と呼ばれているもの) によく出てくるんです。

ブッダがというより、昔のインドでは「沈黙」=「承認」という暗黙の了解があったんです。

若君と唯ちゃんの会話はゆるやかで言葉数も少ないです。
無言のまま見つめ合ってる時間も長いです。
そもそも若君はベラベラとしゃべらないんですね。
そんな2人の間も心地よいです。

簡潔な言い回し

そもそも昔の言葉は簡潔でさっぱりしています。
現代語はなんでこんなにまどろっこしい言い方になってしまったんでしょうね?

中でも好きなのは「然り」です。

岡山弁では「明日は雨が降ろう」という言いかたがあります。
標準語では「明日は雨が降るだろう」といいます。

これはじつは岡山弁ではなく、古語なんです。
地方ほど昔の言葉が今でも使われています。
それを方言とか〇〇弁とかいうのはナンセンスです。

否定のときは「明日は雨は降るまあ」といいます。
これは「降るまい」が訛ったものです。

「降ろう」「降るまあ」と簡潔で気持ちいいです。
こんな便利な言いかたがあったのに現代語ではなくしてしまったんですね。

また、昔は語彙が豊富でした。
多くの事象に対して言葉が存在していた。
ところが現代語はそれらを死語として使わなくなったせいで、表現するのにより多くの言葉を使わなければならなくなりました。

岡山弁に「ちびる」という言葉があります。
広島でも使ってました。
「すり減って小さくなる」という意味です。
現代語だと長ったらしいですね。
それを1語で「ちびる」と言えるんです。
鉛筆の先がすり減って丸くなるとか、タイヤがすり減って山がなくなるとか、現代語だと長ったらしく説明しなくてはなりません。
これも、「禿る」という古語辞典に載ってる言葉です。

  1. 本人もいってるけど、女子高生の制服で、どうして誰も気づかないんだろう?
  2. 若君と馬に乗ってデート。そこで唯は平成に戻る。若君は二度ともどってこないとわかっているからそのまま帰るけど、付き人は唯がいなくなったのになぜ何とも思わないんだろう?
  3. 笠をかぶって汚い足軽の格好をしているときはいざ知らず、寝巻きでいるときもなぜ「女の子」と気がつかれないのか? どう見ても女の子でしょ。しゃべり方も、仕草も。小平太?
  4. 酒を飲まされて成之の部屋に連れていかれたとき裸足だったのに、若君に引っ張られていったらなぜかワラジを履いていた。なんでスタッフの誰も気づかなかったんだろう? このシーンを先に撮ったんでしょうね。あとから成之さんのシーンを撮った。わかっていてもそこでワラジを履いたままというのも変だ。で、辻褄の合わないシーンになってしまいました(^^)
  5. 長沢城から助け出され山の中を逃げてくるとき寝巻きだったのに、次の日には普段の服になっていた。若君が着替えを持っていった? まさかね。
  6. 平成から白い米を持っていって村の人に配るとき、「こんな白い米、一体どうしたのじゃ? 」と誰一人聞かなかった。当たりまえのようにもらっていた。
  7. 平成から持ってったお菓子の箱もそうだけど、何よりレンコンのはさみ揚げをプラスチックのタッパーに入れて持ってっちゃダメでしょ(^^) 「この容れ物はいったい何でできておるのじゃ? 」と誰も思わなかったんでしょうか? 2回めは竹で編んだような容れ物にしてましたね(^^)

まあタイム・スリップそのものがありえないので、別にどうでもいいけどちょっと気になりました(^^)

効果音。BGM

ドラマや映画に効果音や音楽は不可欠ですが、邪魔なことが多いです。
音楽が大きすぎて肝腎のセリフが聞こえない。

でも、このドラマはじつに絶妙です。

とくに

山鳩の鳴き声。お寺の鐘

野山に行けば、いや閑静な住宅街でも聞く、「ウッウ。ラッ、アアー」という山鳩の声。
お寺の「ゴ~ン」という音。
そして梟 (ふくろう) らしき声。

へたなBGMより物語にぴったり合っています。

Nothin’s enuf… (If you ask me) 挿入曲

甘く、切ない場面で流れます。
おじさんが歌ってます=^^=

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未来少年コナンとの共通点

ひげおじさん
ある場面で、「コナンだ! 」と思いました。それから、次々に共通点が…

長沢城で若君が助けに来るのを待つ唯。

部屋の隅でうずくまり、ひたすら若君が助けに来るのを待つ唯。

これは「未来少年コナン」で、沈んでいくガンボートの船室で騒ぐこともなく、コナンが助けに来るのを待つラナにそっくり!
姿形ではなくて、その状況といい、場面の構図といい、見た瞬間に「未来少年コナン」の一場面が頭によみがえったんです。

ふつうなら、パニックになったり、自分でなんとか逃げようとするんだけど、若君に「のちほど」と言われ、かならず来ると信じているんです。
そして、助けに来たとき抱きつくのも一緒。
若君がゴーグルをしてたので額をぶつけてしまい願いはかないませんが(^^)

コナンが助けに来たときも、沈む船とともに死ぬかもしれないのに、ラナは笑顔でコナンに抱きつきます。
それは絶対的な「信頼」があるからです。

おなごと心など通じ合わなくともよい!

小平太が「いずれ若君も、似合いの姫を娶 (めと) られましょう。その方と 、心が通じ合えばよろしいのでございますが…」と言ったのにたいして、若君が放った言葉。

でも、矢に射られて寝ているとき、唯が来ると言いました。

「なぜかおまえが来るような気がした」

あたしたち心が通じ合ったの…

コナンとラナが非常用のボートとともに海に沈んだときのこと。

「あのとき海の中なのにラナの声が聞こえた」
「あたしたち心が通じ合ったの」
「ラナがテキィと話すように? 」

女なんて、と思ってた若君なのに、唯が現れその存在が大きくなっていくうちに、唯が心通わすおなごになっていくんですね=^^=

たわけ! バカね!

頻繁に出てくる「たわけ! 」というセリフ。

若君はもちろん、おふくろさまがよく使います。
ほんとに「バカ」という意味もあるけど、「バカだけど可愛いやつ」という意味にもなります。

「未来少年コナン」では、「バカね! 」がモンスリーの決まり文句になってましたね。

「エヴァンゲリオン」ではアスカの「あんたバカァ? 」が有名ですが、監督の庵野秀明さんは宮﨑駿さんのもとで仕事をしていたこともあり影響を受けたのでは? と思います。

そなたのような胆の座ったおなごに…そばに居てもらえればありがたいのだが。

小平太パパが、おふくろさまに告白する場面です。

「未来少年コナン」では、コナンがいつか残され島にもどることをラナに告げ、そのときこういいます。

「そのとき、ラナも一緒に来てくれるとうれしい…」

はじめての出会いの回想シーン

長沢城から無事、唯を助け出して、山中を逃げるとき。
おなかを空かした唯がキノコを見つける。
キノコに手を伸ばしたところで若君が捨てる。

最初の出会いが、やはりキノコを食べようとしているときだった。
それを思い出して、唯はニヤニヤするのです。

「未来少年コナン」でも、
コナンとラナがガンボートから脱出して海岸にたどり着いたとき、コナンはどこからか板を持ってきてラナに話しかける。
コナンとラナの最初の出会いのマネです。
コナンはハナジロを背中にしょっていました。

もしかして、この作者か、脚本家はコナンファン?

「純粋」

どこまでも「純粋」
唯も。コナンも。ラナも。

「信頼」

駆け引きも打算もなく、無条件で人を信じること

そこまで人を信じられるのか?

自分の命が危ういときに、じっと座ったまま助けを待つことができるのか?

そこには、それまでのおたがいのやり取りから生まれた「絶対的な信頼」があるのです。

ハグ

「ギュッとしてもいいですか? 」

はじめは若君次第だったのに、後半は自分から言うようになり、最後は自分から抱きつきます。
でも、いやらしい感じはしません。
若君に抱かれているとき、背中にもたれかかっているとき、唯はまるで母親に抱かれている赤ん坊のように安心しきって目を閉じています。

その表情がまたかわいいんです=^^=

コナンとラナのハグもよかったですね。
やはり、ラナははじめはコナンまかせだったのに、最後に洋上で漂流しているコナンを見つけたときは自分から飛びこみました。

極楽とんぼ。能天気

先のことは考えていない。

これをしたらどうなるか?
そんなことは考えない。

自分の愛する人が危険にさらされているなら、その人を助けるために動く。
そのとき、自分の命も危ういなどということは考えない。
だから、命をかけているという自覚もない。

変わり身の早さ

ここにいて、この人と話しててもダメだとわかると、見切りをつけて、自分の目的が果たせる場所や人を探しに行きます。

唯は偶然、兄上さんと会い、お城に連れてってもらうように頼みますが、ダメとわかるとさっさといなくなってしまいます。

コナンも、ハイハーバーからなんとかしてインダストリアに行く方法はないかと、ガルおじさんの手伝いに行きますが、丸木舟では無理とわかると「ごめんよ。おじさん。手伝いはやめた」とあっさり、やめてしまいます。

ふつうだったらなんて身勝手な奴と思われるような言動なんだけど、唯やコナンだと許せてしまうのはなぜでしょうね。

やる気もないのに、いつまでもそこに、その人と一緒にいるよりいいのかもしれません。
なんかこれって、会社勤めや、結婚生活に通じるところがあるような気がします。

一回見ただけでセリフや場面をおぼえてしまう

いい意味で胸にグサッと突き刺さる言葉の数々。

「わしがどんな思いでおまえを帰したと…」

と、怒りながら唯をギュッとする場面。
泣いてしまいます。

なんど見ても飽きない

おじさんはNHKオンデマンドで全12話を1日で見てしまいました(^^)
それから1週間で3セットくらい見たでしょうか?
結末がわかってても面白い。
なかなか、ないですよ。

逆に、噛めば噛むほど味が出てくる気がします。

飽きないどころか、一日の汚れを落とす洗浄剤。
一服の清涼剤。
といったところでしょうか。

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浄化 (じょうか) 。昨日の敵は今日の友

あきらかに若君や唯を殺そうとしていた悪役が、唯のバカがつくくらい、正直で、純粋で、素直で、人を信じる心に触れ、つぎつぎと「浄化」されていきます。

若君の兄上、成之。如古坊。高山の宗熊。

恋のライバル、阿湖姫もまたとんでもなく「いい奴」で、唯と若君の気持ちを知り、自ら身を引きます。
それどころか、唯と若君の背中を押します。

その経緯を知り、悪役の成之までがいいます。

「ここにもアホがおった」

そう言いながら、自分のまわりにこれだけ「アホ」だけど、「純粋」で「信頼できる」人たちがいるなら、自分も「アホ」になって人のために何かしてもいいと思うようになっていく。
人を信じてもいいと思うようになっていきます。

「未来少年コナン」でも、コナンの純粋で、けっして裏切ることのない行動に、モンスリーをはじめ、戦闘員も、島の不良グループも改心して「いい人」になっていきます。

登場人物を殺すことなく、感動させられる。

感動大作! と銘打ったものはだいたい主人公または準主人公クラスの登場人物が死にます。

白血病やガンで。
視聴者に感情移入させた上で、事故や戦争で。

人は泣きますが、それは感動ではありません!

すべての人にとっていちばん恐るべきは「死」なのです。
「死」を見ると人は震えます。

心臓がドキドキしたり、呼吸が浅く速くなったり、胸が苦しくなったり。
それを「感動している」と勘ちがいしているだけです。

「アシガール」は戦国の世で、「コナン」は最終戦争で、たくさん人が死にますが、それは時代背景で主人公クラスの人を殺して人の心を動かそうとはしません。

「コナン」では、コナンとラナのおじいさんがそれぞれ亡くなりますが、感動を呼ぶためではなく、コナンとラナという新しい世代を自由に羽ばたかせるためと言ったほうがいいでしょう。

根拠のない自信

敵に捕らえられたとき、「かならず戻ってまいります」「かならず助けに行くからね」といいます。

唯は、濡れ衣を着せられ役人に連れて行かれるとき、いいます。
コナンは、インダストリアの戦闘員に連れて行かれるとき、いいます。

どちらも具体的な策や、確信があるわけではありません。

でも、お話の中の相手も、テレビを見ている人も裏切りません。
ほんとにもどってきます。

おしまいはハッピーエンド。

人を殺すことなく、主人公を死なせることなく、笑顔で終わります。
人を殺すことなく、主人公を死なせることなく、胸はキューッとなり、涙がこぼれます。

最後は、みんながいい人になり、主人公以外にも、カップルが生まれます。

唯が若君と結ばれるだけでなく、成之と阿湖姫もなんかいい感じに。

「コナン」では、モンスリーとダイス船長が。
ジムシーとテラも。
戦闘員たちはいつの間にか島の女性と結婚して子どももいます。

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思うこと

そもそも生きることに意味や目的が必要なんだろうか?

唯は若君に一目惚れだったけど、その人が今年中に死んでしまうと知ってなんとか助けたいと思います。
今年中というのも変なんだけどね。
450年前に死んでる人なんだから。

でも、助けたいと強く思って再び戦国時代に行きます。

コナンもラナに一目惚れですね。

ほんとによく似ているのだけど、その人に会ったのは1日だけなのに、「その人をただ助けたい」一心で飛んで行くんです。

後先のことなんか考えない。
損得も考えない。
自分の身の安全なんかまったく頭にない。

ただその人を助けたい、守りたいだけ

その人に、自分のことを好きになってほしいとか、大事してほしいとか、そういう利己心ではないんですね。

唯は若君に一目惚れだったけど、自分のことを好きになってほしいという以前に、死ぬ運命の若君をなんとか生き永らえさせたいと思います。

コナンも、ラナを悲しませる人は許せない。ラナを助けたいだけです。

肚を決めとけば

「肚が決まったら参れ」
「まだ肚は決まらぬか? 」

の若君の言葉にドギマギする唯。

高校生だから当たり前ですよね。

でも、阿湖姫とまちがわれ長沢城に連れて行かれて軟禁されたとき、

「明日、宗熊と祝言を上げさせられかもしれない」
「明日、阿湖姫でないのがバレて殺されるかもしれない」

「こんなことだったら、もっと早く肚を決めとけばよかった」と思うようになるんです。

ほとんどの人は明日も、3日後も、3年後も、平均寿命くらいは生きると思ってる。

でも、ほんとは明日死ぬかもしれない。
明日どころか、今あなたがこの文章を読んでいる最中に、とつぜん心臓の鼓動が止まるかもしれない。

当時の人の平均寿命は30歳とも言われています。

何をするにも、考えたり、悩んだりしてる暇はなかったようですね。
それこそ考えてるうちに人生は終わってしまいます。

日本は世界有数の長寿国になりましたが、長生きが果たして幸せなのか? というと疑問ですね。
元気で長生きならいいけど、ベッドの上で長生きするのはいかがなものかと…

また、長生きがゆえに行く先を考え、悩み、決断ができず何ごとも先送りして、けっきょく何もしないうちに人生を終えてしまう。

下手の考え休むに似たり

タイム・トラベル。リープ。スリップ

time travelは「時間旅行」
time leapは「時間跳躍」
time slipは「時滑り (じすべり) 」

H.G.ウェルズ。「80万年後の世界」

タイム・トラベルといえば、まずこの人が最初に考えて本にしたのでしょう。

時間の移動は可能か? そこには大きな問題が…

時間の移動には大きな問題があります。

ここで時間旅行が「物理的」に「科学的」に可能かどうかは問いません。
まあ、無理でしょうけど。

過去に行って誰かを殺したら、あるいは死ぬはずの人を助けてしまったら、それどころか自分の祖先かもしれない虫一匹殺しても、ジレンマが生じる。

いや、そんなことでもありません。
もっと大きな問題が…

それは

空間の移動

を伴うということです。

ふつうは時間を移動するときは、空間はそのまま。
つまり、この場所、この座標で時間だけ移動することを考えます。
というか誰もそんなこと気にしてないでしょう。

H.G.ウェルズは気にしました。

遠い過去や、未来に行けば、今いるこの家や実験室はなくなっている。
あるいは他の建物が立っている。
もし、ほかの建物が立っていて、コンクリートの壁の中だったら時間を移動した瞬間に死んでしまいますよね。

さらに、長い時間がたてば、建物はおろか、地殻変動でつねに地面は隆起したり、沈下したりしているので、移動した先で地面が隆起していたら地面の中なのですぐ死にます。
反対に、地面がなければ落ちて死にます。

そこで、ウェルズはヘリコプターにタイム・マシンを乗せることを考えました。
高いところを飛んでいれば、地面が上下しても影響を受けない。

でも、ほんとはこれでは解決しないのです。

移動した空間に、他のもの、たとえばヘリコプターとか飛行機がいたら即死。

もっというと、何もなくてもそこには空気があります。
自分の体積 (体重60kgの人なら60リットル) 分の「空き」がなければなりません。
たとえ空気でも60リットルの空気に、60リットルの物体 (人間) がとつぜんはいれば、原子同士がぶつかって大爆発を起こしてしまうでしょう。

それから、地球は太陽のまわりを回っています。
その速度。秒速30キロメートル! 1秒ですよ。
しかも赤道上では時速1600キロメートルで自転しています!
移動した瞬間に、何もない宇宙に放り出される確率が一番高いですね。

「時間旅行」が可能かというより、「空間の移動」を考えると無理だと思います。

サクラダリセット

結菜ちゃんが気になってから見たんだけど、健太郎くん (若君) が出ててビックリ。
あまり賢くなさそうな脳天気な感じの男の子。

結菜ちゃんは感情を出さず、ひたすら浅井ケイに従うロボットに近い役柄。

この2人をアシガールに抜擢したNHK。
ありがとう!

NAOTO

いやあビックリしました。

トカゲと戦うために裕三さんが用意した武器。

スタンガン

アシガールの電電丸じゃないですか!
裕三さんが思わず尊 (たける) に見えてしまいました(^^)

制作時期はこちらが先のようですが。

煙幕 (手榴弾型)

煙玉じゃないですか(^^)

栞を守るためにスプレーで眠らせる

高山の伏兵がいることを知らせに行くために若君を電電丸で気絶させるシーンを思い出しました。

あしたになれば。

大介が自転車で美希ちゃんを送っていくシーン。

若君の馬のうしろに乗るシーンを彷彿とさせます。
はじめは離れて座ってるのに、だんだん近づいて頭をもたれかけていきます=^^=

ひげおじさん
「アシガール」ラブコメなのに、泣きます=^^=

クマ
涙には、リゾチームという殺菌作用がある物質がふくまれます。やっぱり泣くことは「浄化作用」があるのかもね(^^)

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