英語の単語は丸暗記しなければいけないから覚えるのが大変? そんなことはないよ!

combine 組み合わせ

目次をご覧になりたい方はクリックしてください→

どこの国の言葉も、しょせんは部品の組み合わせです!

「印欧祖語」「インド・ヨーロッパ語」「比較言語学」

  • 順番に読む必要はなく、好きなところから好きなだけ読んでください。上の「目次」を開いてみてください。
  • 中学生より上の人向けの内容です。
  • 英語や語学の専門書、専門サイトはたくさんあるのでそちらにお任せします。
    ここでは英語に限らず、いろんな言葉に興味を持ってもらえるような内容を目指します。
  • それから、英語は特別な言葉ではなく、世界中にある言葉の1つにすぎないということ。
    また、全く種類の違う日本語でも、人間の考えることは同じだということも書きます。
  • なので、脱線もします(^^)
  • 量が多いので、思いついたら加えていきます。
    例を挙げればキリがなく、一冊の辞書になってしまうので程々にしておきます。
  • 重複や、表現の違いなんかもあると思うけどこれを参考にしてくださいね。
  • 必ずしも学問的なものではなく、おじさんの感覚的なものもふくみます。
    独断と偏見もふくみます。
  • なので、単語の正確な意味や、発音は辞書その他で調べてくださいね。
  • ランダムに覚えるより、同じパーツの単語をまとめて覚えたほうが、連想して思い出しやすくなります。

ひげおじさん
さっちゃん。「飛行機」って何だかわかる?

さっちゃん
知ってるわよ(^^)空飛ぶ乗り物よ!

ひげおじさん
そうなんだけど、「飛行機」って「飛」、「行」、「機」っていう3つの「漢字」とその意味を知ってると、「んで械」ってなんとなくわかるよね。英語って日本語と違って丸暗記しなけりゃいけないから覚えるのが大変だと思ってない?

さっちゃん
そうね。ぜんぶ新しい言葉だから…

ひげおじさん
ところがね、英語も他の国の言葉も、もちろん日本語も、基本的な言葉は丸暗記しなけりゃいけないけど、そんなにたくさん言葉を作れないから、あとは言葉と言葉の組み合わせで新しい言葉を作っていくんだ。だから、基本的な「部品」の意味を覚えたらあとは「飛行機」のように意味がわかるし、覚えられるようになるんだ!

このページの、約束ごと、略語など

① ハイフン (-) は部品をわかりやすくするためにつけています。

したがってハイフネーション (単語を切る位置) に合ってないものもあります。
もともとの単語についているもの、ついていないものもあるので辞書で確認してください。
どちらでもわかりますが、試験では×をつけられてしまう可能性があるので…

② 「<ラ」は元になっているラテン語を示します。
「ギ」ギリシャ語
「フ」フランス語
「ス」スペイン語
「イ」イタリア語
「ポ」ポルトガル語
「ド」ドイツ語
「オ」オランダ語

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2人称には、どこの国も苦労してる!

ゲルマン語 (ドイツ語) との関係

仮定法過去「If I were a bird. (鳥だったらなあ~) 」

ロマンス語 (英語とラテン語の関係)

ロマンス語 (英語とラテン語の関係)その2

お茶の時間♨ “tea (ティー) “の語源は「茶 (ちゃ) 」

接頭辞 (pre-fix)「前に」「くっつく」

pre- 「前」<ラ prae

pre-fix 「前に」「くっつく」→接頭辞。
pre-dict 「前に」「言う」→予言する。dict<ラ dicō, dictō「言う」
pre-cede「前に」「行く」→先立つ。先導する。先行する。優先する。<ラ prae-cēdō

pro-「前」「代わり」<ラ pro

pro-ceed「前」「行く」→前進する。<ラ prō-cēdō
>pro-cess (名詞形) 「前進」<ラ prō-cēssus
>pro-cess-ion (名詞形) 「行進」「行列」<ラ prō-cēssiō

re-「再び」 (これはみなさんよくご存知ですね)

re-play 「再び」「行う」→やり直す。
re-cover 「再び」「覆う」→覆い直す。張り替える。
re-turn 「再び」「回る」→戻る。
re-member 「再び」「member≒memory 記憶、思い出」→思い出す。覚えている。
re-mind「再び」「心、記憶」→思い出させる。
re-ceive「再び」「取る」→受け取る。
re-vive「再び」「生きる」→生き返る。よみがえる。

英語にも日本語と同じように「同音異義語」がたくさんあります。「はし」 (箸、橋、端) のように。

「後ろに」

rear「後ろ」「後ろに」「後ろの」
re-cline 「後ろに」「傾ける」→ (座席を) 後ろに倒す。もたれる。寄りかかる。横になる。<ラ re-clīnō
re-wind 「後ろに」「巻く」→ (テープなど) 巻き戻す。
re-move 「後ろに」「動かす」→取り去る。はがす。

ひげおじさん
初めて見た単語で、同音異義語のどれに相当するのか、単語全体の正確な意味はわからないかもしれないけど、次に見た時、”re-mind”「思い出させる」のには大いに役立つよ!

クマ
とくに接頭辞は紙の辞書のほうが1ページにずらっと出てくるからわかりやすいね!

com-「共に」「全く」<ラ co-, com-, cum-

com- (b, p, mの前)

col- (lの前)

col-labor-ate

cor- (rの前)

cor-respond

co- (母音、h, gnの前)

co-education「共」「教育」→共学
co-pilot「共」「操縦士」→副操縦士。コーパイ
co-driver「共」「運転手」→交替運転手。ラリーでナビゲーターをこう呼びます。道案内だけでなく、いざという時は運転もするからです。
co-operation「共に」「働くこと」→協力。協同。

con- (その他)

con-centr-ic(-al)「共に」「中心」「の」→同一中心の。同心円の。
⇔ec-centr-ic「外の」「中心」「の」→中心を異にする。普通でない。風変わりな (人)

クマ
corporationとcooperation

「コーポレイション」と「コウアポレイション」???

似てるけど、別物です。

corporation「コーポレイション」は一般的によく聞く言葉で、「法人」「株式会社」などを指します。
cooperation「コウアポレイション」は普通は聞きませんね。「協力」「協同」という意味です。「生協 (生活協同組合) 」の「コープ (co・op) 」はこの略です。

cooperationは「co- (共に) 」から成る言葉ですが、
corporationのほうは、ラテン語 corpus (体) から作られた言葉で、「団体」を表します。

corp-「体」<ラ corpus (体。死体)

corp-oration「体」「もの (名詞語尾) 」→法人。株式会社
corps「体」→軍団。団体。※発音は、「コア」。フランス語から来ているので語末のpsは読みません。 (<フ corps「体」)

de- (複数の意味があります)

「下に」「降りる」

de-cline「下に」「傾く」→傾く。下を向く。 (頭を) がっくり垂れる。 (丁寧に) 断る。
cline<ラ clīnō「傾いている」

「取り去る」「から」「離れて」

de-frost「取る」「霜」→霜取り。除霜。
>de-frost-er「取る」「霜」「もの」→霜取り装置。 (車の) デフロスター。
de-bug「取る」「虫」→除虫。…から虫を取り除く。デバッグ。発音は「ディーバグ」
de-rive「から」「川」→ (本源から) 引き出す。
de-caffe-in-ate「取る」「カフェイン」「する」→カフェインを取り除く。

「完全に」「強意」

de-monstrate「完全に」「示す」→デモンストレート。実際にやってみせる。
monstrate<ラ mōnstrō
>de-monstrat-ion「デモンストレーション」
de-clare「完全に」「明らかにする」→はっきり言う。言明する。宣言する。公表する。
>de-clara-tion「宣言」「発表」

「否定」「逆転」

de-code「戻す」「暗号」→ (暗号を) 解読する。 (変調された信号を) 復調する。
⇔en-code「暗号にする」
de-scend「逆」「登る」→下る。降りる。<ラ scandō (登る)
⇔a-scend「登る」
de-celerate「逆」「加速する」→減速する。
⇔ac-celerate「加速する」celerate<ラ celerō「速める」「急ぐ」

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否定

in-「無」「不」「否」「非」

lの前では、il-。rの前では、ir-。b, m, pの前では、im-。になります。

in-dependent「しない」「依存する」→独立する。
in-correct「不」「正しい」→間違った。
in-credible「ない」「信じられる」→信じられない。→ (信じられないほど) すごい。
≒un-believable
il-legal「非」「合法な」→違法な。 (<ラ lēx, lēgis「法」)
ir-regular「不」「規則的な」→不規則な。 (例:イレギュラー バウンド)

un-「無」「不」「否」「非」

un-believable「ない」「信じられる」→信じられない。
≒in-credible
un-able「ない」「できる」→できない。
un-comfortable「ない」「心地よい」→心地悪い。

contra-, counter-「逆」「反」「抗」

contra-dict「反」「言う」→否定する。反対する。逆らう。矛盾する。
contr-ary「反」「の (形容詞語尾) 」→反対の。
contra-clockwise「反」「時計回り」=counter-clockwise
contra-st「反対に」「立つ」→対照する。対比する。正反対のもの。コントラスト。

方向。場所。

in-, en-, inter-, intro-, entra-「中」「内」

in-は、lの前では、il-。rの前では、ir-。b, m, pの前では、im-。になります。

in-side「内」「側」→内側。
inter-ior「内」「より~ (比較級) 」内側の。インテリア (室内装飾) 。⇔exter-ior 外側の。エクステリア (外構) 。
entr-ance「中」「こと」→入ること。入り口。

inter-「間」「互いに」

inter-act「間」「行う」→相互に作用する。互いに影響し合う。
inter-cept「間」「取る」→途中で取る。横取りする。遮る。-cept<ラcapiō (取る。つかむ)
inter-change「互いに」「かえる」→互いにやり取りする。交換する。入れ替える。置き換える。
inter-face「間」「面」→ (二者間の) 境界面。界面。中間面。接点。
inter-fere「互いに」「殴る」→邪魔する。妨げる。干渉する。-fere<ラferiō (殴る)
inter-nation-al「間」「国」「の」→国と国の間→国際的な。

enter-tain「互いに」「持つ」→もてなす。楽しませる。歓待する。

ICBM (inter-continental ballistic missile) 「大陸間弾道弾」なんて物騒なものもあるね。

ex- (ec-), extra-,「外」「から」「全く」

exter-ior「外」「より~ (比較級) 」→外側の。エクステリア (外構) 。
ex-ceed「から」「行く」 (出ていく。去る。) →限度を超える。超過する。<ラ ex-cēdō
>ex-cess (名詞形) 超過。過剰。過多。<ラ ex-cēssus
ex-cept「外」「取る」 (取り出す) →取り除く。除外する。…を除いては。<ラ ex-ceptō

ec-centr-ic「外の」「中心」「の」→中心を異にする。普通でない。風変わりな (人)

epi-, ep-, eph-「上」「外」<ギリシャ語

epi-center「上」「中心」→震央 (震源の真上) 。
epi-log(ue)「外」「言葉」→結びの言葉。終幕。納め口上。エピローグ。
epi-sode (ギ 間に入るもの) →挿話。エピソード。
epi-nephr-ine「上」「腎臓」「 (化合物名) 」→エピネフリン。副腎髄質ホルモン。=アドレナリン!
⇔ad-ren-al-ine「の近くに」「腎臓」「の」「 (化合物名) 」→アドレナリン。

ad-「at (に) 」「to (へ) 」<ラ ad

ad-apt「へ」「合わせた」→合わせる。適合させる。順応する。

アドレナリンとエピネフリン

「アドレナリン」は昔からよく聞きますね。
一方、ほとんどの人は聞いたことがない「エピネフリン」。

どちらも同じものですが、日本やヨーロッパでは、「アドレナリン」
アメリカでは「エピネフリン」が使われる傾向があります。
それはアメリカ人の研究者が付けた名前だからです(^^)

アドレナリンとエピネフリンについてはこちらでも書いてます。↓

運動アレルギー (食餌依存性運動誘発アナフィラキシー) ~食べてすぐ動くと「じんましん」が出る!?

super-「上」

super-able「上に」「できる」→征服[克服]できる
⇔in-superable「否」「克服できる」→克服できない。
superb「すばらしい」「すてきな」
super-ior「より」「上」→より上位の。より、すぐれて。 (-iorは比較級。「~より〇〇」)
⇔infer-ior「より下の」
super-vis-or「上から」「見る」「人」→監督。管理人。

sur-「上」

sur-face「上の」「面」→表面。
sur-name「上の」「名前」→名字。姓。
sur-vive「上に」「生きる」→生き残る。生き延びる。

次の項の、”r”の前の”sub-“も”sur-“になるので注意!

sub- 「下」「副」

それぞれ、cの前では、suc-またはsus-。
fの前では、suf-。
gの前では、sug-。
pの前では、sup-。
rの前では、sur-。
s、spの前では、su-。になります。
もちろん例外あり。

sub-marine 「下に」「海」→潜水艦。
sub-way 「下に」「道」→地下鉄
suc-ceed 「下に」「行く」→後を継ぐ。
suf-fer 「下に」「運ぶ」→苦しむ。耐える。
sug-gest 「下に」「運ぶ。ふるまう」→提案する。暗示する。
sup-port 「下に」「運ぶ」→支える。
sur-rogate 「下に」「たずねる」→代わりのもの。代理人。
sus-pect 「下に」「 (-spect)見る」→感づく。怪しむ。

音 (擬音語、擬態語)

sl-「スルっ」→「滑る」

slip「滑る」
slick「滑らかな」「すべすべした」
slick tire「スリックタイヤ」レース用の溝のないツルツルのタイヤ。
slide「滑る」
sled「ソリ」
sleigh「ソリ」

st-「スト」「スタ」→「止まる」「立つ」<ラ stō

stop「止まる」
stay「とどまる」
stand「立つ」
state「 (立っている) 状態」
>estate「地所」「財産」「不動産」
>status「立っている状態」→地位。身分。<ラ status
>statue「立てられたもの」→彫像。塑像。
>stat-ion「立つ」「こと」→場所。持ち場。身分。地位。駅。
stance「立場」「姿勢」
still「静止した」「動かない」

sti-「刺す」

sting「刺す」<ラ stinguō
stick「刺す」「棒切れ」
stimulate「刺激する」<ラ stimulō

接尾辞 (suf-fix)「下に」「くっつく」

-wise 「方向」「方法」

clock-wise 「時計」「方向」→時計回りに。ちなみにcounter-clockwiseは「反時計回り」
other-wise 「他の」「方法」→別の方法で。さもなければ。

-able, -ible「できる」「適する」

abil-ity「できる」「こと」→できること。能力。
wash-able「洗う」「できる」→洗える。
ed-ible「食べる」「できる」→食べられる。食用に適する。<ラedō (食べる)
leg-ible「読む」「できる」→ (文字が鮮明で) 読める。
⇔il-legible「 (字が汚くて) 読めない」

ひげおじさん
英語にも日本語の「擬声語」 (ブツブツ) 「擬態語」 (ツルツル) みたいに音から作られている言葉があるね!

擬声語 (めずらしい)

murmur「ささやく」「ブツブツ言う」

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こぼれ話「ロマンス語」

ひげおじさん
おじさんはスペイン語を勉強しようと思って本屋さんに行って、スペイン語、イタリア語、フランス語なんかが並んでるところを見ていたら、その並びに「ロマンス語」という本があったんだね。

さっちゃん
ロマンス語!?

ロマンス語については、こちらのページに書いてあります。↓

ロマンス語 (英語とラテン語の関係)

記事の内容

  • ロマンス語とは?
  • 英語とラテン語の関係
  • ノルマン・コンクエスト (ノルマン人による征服)
  • 英語は肉になるとなんで名前が変わるの?  (cow「牛」→beef「牛肉」など)
  • ゲルマン語とラテン語
  • 日本語も、半分以上が外国語!

cap-「頭」<ラ caput

cap「頭」→帽子。キャップ。
cap-tain「頭」→ (船) 頭。船長。キャプテン。
cap-it-al「頭」「の (形容詞語尾) 」→大文字。首都。資本。
chap-ter「頭」「のもの (名詞語尾) 」→重要な一区切り。章。総会。
chief「頭」→頭 (かしら) 。長。 (<フ chef シェフ。頭。長。料理長)

man-, -main-, 「手」<ラ manus

manu-al「手」「形容詞語尾」→手の。手引書 (マニュアル)
man-ner「手」「の」→やり方。方法。→良いやり方、方法を「マナー」「行儀」「作法」と呼ぶようになった。マナーが悪いという表現もありますね。
manu-fac-ture「手」「作る」「こと」→製造
mani-pul-ate「手」「満たす」「する (動詞語尾) 」→手で巧みに操る。操縦する。
man-(o)euver「手」「働く」→ (船、自動車、飛行機などの) 巧みな操縦。巧みに操る。
main-tain「手」「持つ」→維持する。保つ。
man-age「手」 (<イタリア語 maneggiare) →手で扱う。なんとかする。馬を御する。調教する。
manège 馬術。調教術。
mani-cure「手」「手入れ」→マニキュア。

ped-, -pus, -pod「足」<ラ pēs, pedis

ped-al「足」→ペダル。/足の (この場合、発音は「ピードル」になります)
ped-estrian→歩行者 (<ラ 「徒歩で」)
pedi-cure「足」「手入れ」→足治療。ペディキュア。

centi-pede「100の」「足」→百足 (ムカデ) 。※漢字でも「百足」と書きますね。
milli-pede「1000の」「足」→ヤスデ

octo-pus「8つの」「足」→タコ。

tri-pod「3つの」「足」→三脚。
tetra-pod「4つの」「足」→四足獣。四足の動物。4脚の椅子、テーブル。テトラポッド

pter(o)-, -pterous「羽」「翼」<ギ pterón (英語では頭の「p」は読みません! 黙字です )

pter-anodon プテラノドン (翼竜)
ptera-saur「羽」「とかげ」→翼竜類
helico-pter「螺旋」「羽」→ヘリコプター。

動作

capt-, -ceive, -cept, -ceipt「取る」<ラ capiō, captō

catch「取る」
capt-ure「つかまえる」「こと」→捕まえる。捕獲。
capt-ion「つかまえる」「こと」→見出し。表題。
re-ceive「再び」または「後ろに」「取る」→受け取る。
>re-ceipt (receiveの名詞) 受け取り。レシート。
>re-cept-ion (receiveの名詞) 受け取ること。接待。もてなし。歓迎。レセプション。
inter-cept「間」「取る」→途中で取る。横取りする。遮る。
ex-cept「外」「取る」 (取り出す) →取り除く。除外する。…を除いては。<ラ ex-ceptō

クマ
receiptとreception

同じreceiveの名詞なのに、receiptはpを読まず、receptionはpを読みます。
なぜでしょう?

receiptの元になるフランス語が英語に入ってきたときは”p”はありませんでした。
あとになって語源のラテン語に”p”が入っているので、真似して英語にも入れたけど発音はそのままで”p”は読まないんです。

このように読まない文字を「黙字 (もくじ) 」といいます。

ceed, cede「行く」<ラ cēdō

pre-cede「前に」「行く」→先立つ。先導する。先行する。優先する。<ラ prae-cēdō
pro-ceed「前」「行く」→前進する。<ラ prō-cēdō
suc-ceed「下」「行く」→後を継ぐ。続いて起こる。成功する。
ex-ceed「から」「行く」 (出ていく。去る。) →限度を超える。超過する。<ラ ex-cēdō
>ex-cess (名詞形) 超過。過剰。過多。<ラ ex-cēssus

cide「落ちる」<ラ cadō→-cidō

ac-cid-ent「に」「落ちる」「こと」→…に降りかかる→事故。偶然の良くない出来事。<ラ accidēns
in-cid-ent「に」「落ちる」「こと」→…に降りかかる→ (アクシデントの一歩手前の) 小事件。

cide「切る」「打つ」「倒す」<ラ caedō

de-cide「完全に」「切る」→決める。決心する。判決を下す。
>de-cision「完全に」「切る」「こと」→決断。決心。
sui-cide「自分」「倒す」→自殺する。

dict「言う」<ラ dicō, dictō

pre-dict「予め」「言う」→予言する。
dict-at-ion「言う」「する」「こと」→口述。書き取り。命令。
dict-ion「言う」「こと」→言い回し。言葉づかい。<ラ dictiō
dict-ion-ary「言う」「こと」「…に関するもの (名詞語尾) 」→辞書
contra-dict「反」「言う」→否定する。反対する。逆らう。矛盾する。

-tain「持つ」<ラ teneō

main-tain「手」「持つ」→維持する。保つ。
re-tain「後ろに」「持つ」→維持する。保つ。記憶している。
enter-tain「互いに」「持つ」→もてなす。楽しませる。歓待する。

vid-, vis-「見る」<ラ videō, vīsum

video「ビデオ」
visual「視覚の」
>vision「視覚」
>vis-ible「見る」「できる」→見える。
view「視界」
super-vis-or「上から」「見る」「人」→監督。管理人。

vive「生きる」<ラ vīvō

re-vive「再び」「生きる」→生き返る。よみがえる。
sur-vive「上に」「生きる」→生き残る。生き延びる。
vivi-d「生きる」「 (形容詞語尾) 」→生き生きした。はつらつとした。鮮やかな。<ラ vīvidus

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コーヒーブレイク

viennese coffee

ウインナー・コーヒー

ひげおじさん
おじさんは、初めてこのメニューを見たとき、ソーセージが入ったコーヒーだと思いました(^^)

「ウインナー・コーヒー (ソーセージ入りコーヒー? )」についてはこちら

アルファベット順

athl- (賞目当ての) 「競技」「競争」「コンテスト」<ギ âthlos

athl-ete (賞金目当ての) 競技者。
athl-et-ic 競技者の。
bi-athlon「2つの」「競技」→バイアスロン。2種競技。

cand-「白く光る」<ラ candeō, candēscō

candle「ろうそく」<ラ candēla, ス candela, フ chandelle
>candela「カンデラ」明るさの単位。記号 cd
>chandelier  (フ「ろうそく立て」) →シャンデリア
>Kandelaar (オランダ語「ろうそく」の意味) →カンテラ。
candid「白光りの」「純白の」→素直な。率直な。腹蔵のない。<ラ candidus
candidate「白衣」→候補者。志願者。 (古代ローマで候補者が「白衣」を着たことから) <ラ candidāta

hap-「運」「偶然」<古ノルド語、古北欧語

hap「運」「偶然」 (=happen)
hap-pen「偶然」「する (動詞語尾) 」→起こる。
hap-py「偶然」「こと」→幸せな。 (もともとはただの「偶然の出来事」を指していたんですね)
mis-hap「悪い」「運」→不運。不運な事故。災難。

pend-, pens-「ぶらさがる」「つるす」<ラ pendō, pēnsum

pendant「ぶらさがる」「もの」→ペンダント
pendulum「ぶらさがる」「もの」→振り子
sus-pend「下に」「ぶらさがる」→ぶらさがる。
>sus-pend-er「下に」「つるす」「もの」→ズボン吊り。
>sus-pense「下に」「ぶらさがる」「こと」→宙ぶらりん。サスペンス (精神的にどっちつかずで宙ぶらりん)  (suspendの名詞形)
>sus-pension「下に」「ぶらさがる」「もの」→吊るすこと。サスペンション (車の懸架装置) 。
ap-pend-ix「近くに」「ぶらさがる」「もの」→付録。盲腸 (虫垂)
de-pend「から」「ぶらさがる」→頼る。依存する。
>de-pend-ent「から」「ぶらさがる」「形容詞、名詞語尾」→頼っている。依存している。 (また) 依存している人
>in-de-pend-ent「否」「依存している」→依存していない。独立している。

オーストラリアとオーストリア

AustraliaとAustria

カタカナで書いても、アルファベットで書いても紛らわしいですね。

似てるけど、実は意味が全然違うんです。

Australia「南の国」

Austria「東の国」

Australiaは、ラテン語 austrālis (アウストラーリス「南の」) から。
Australo-pithecus (アウストラロピテクス「南の」「猿」→南方猿人) なんてのもありましたね。

Austriaは英語表記で、ドイツ語 Österreich (エースタライヒ) <ōstlich Reich (オーストリッヒ ライヒ「東の」「国」) から。
フランク王国のころ、東からの侵入を防ぐために指定された Ost Mark (オストマルク「東の」「国境」) からこの名前がつきました。
オーストリアの公用語はドイツ語です。

ちなみに「東」はドイツ語では、Ost (オスト) 。スペイン語では、este (エステ) 。
「西」はドイツ語では、West (ヴェスト) 。スペイン語では、oeste (オエステ)  です。

ヨーロッパの言葉は「印欧祖語」という共通の言葉から枝分かれして、変化していき、
分かれたものがまた混ざったり、外来語として取り込まれたりして、似ているのである程度意味が想像できる反面、
音は同じなのに意味が違ったりしてかえって間違いの元になったりすることもあります。

「印欧 (インド・ヨーロッパ) 語族」

インドとヨーロッパ。

ずいぶん離れてるのに何で? と思いますが、古代インドのサンスクリット語とラテン語、ギリシャ語はとてもよく似ているのです。

この言葉がどこで生まれ、どのように広がったのかは謎ですが、関連があることは間違いなさそうです。

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こぼれ話「ロマンス語」その2

ひげおじさん
よく外国人は4カ国語をしゃべれるなんていう人がいて「すごいね! 」と思ったりするけど、じつは大したことじゃないんだよ。

さっちゃん
どういうこと?

ロマンス語についてはこちら↓

ロマンス語 (英語とラテン語の関係)その2

仮定法過去「If I were a bird. (鳥だったらなあ~) 」

この辺から特に「英語って難しいな~」「なんで未来のことなのに過去形を使うんだろう? 」と思い始めます。

ひげおじさん
ちょっと待って!
日本語でも
「明日雨が降ったら、運動会は中止です」って言うじゃない?

仮定法過去についてはこちらをご覧ください。↓

仮定法過去「If I were a bird. (鳥だったらなあ~) 」

breakfastは「断食破り」

breakfastは「朝食」という意味ですが、
breakは「破る」、fastは「断食」という意味なんです。
(ド fasten)

たしかに人にもよりますが、夜8時に晩ごはんを食べて、翌朝8時に朝ごはんを食べたら、12時間は「断食」してるわけです(^^)

面白いのは、英語だけではなく、
スペイン語のdesayuno (デサジューノ)
des- (英語のdis-。否定を表す) + ayuno (断食)
フランス語のle petit déjeuner (ルプティデジョネ)
dé- (英語のde-, dis-。否定を表す) + jeûne (断食)
も同じく「断食破り」という意味です。

ややこしいんだけど、フランス語のdéjeunerは「昼食」。
le petitは「小さな」で、「小さな断食破り」は「朝食」なんです。

Octopus (タコ) は「8本足」

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octo- (8) pus (足) →8本足→タコ

このような数字を表す単語を見てみましょう。

数字には、ラテン語からのものと、ギリシャ語からのものがあります。

1. ラ uni- (<ūnus) /ギ mono-

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uni-corn「1つの」「角」→ユニコーン (一角獣) 。イッカク。
uni-form「1つの」「形」→同型の。ユニフォーム。
uni-te「1つに」「する」→結合する。合体させる。化合する。
>uni-on「1つに」「すること」→結合。合体。連合。連邦。化合物。
uni-que「1つの」→唯一の。ユニークな。 (<フ unique)
uni-son「1つの」「音」→同音。調和。一致。ユニゾン。斉唱。
uni-t「1つの」→単一体。一個。一人。単位。

mono-chrome「1つの」「色」→単色。白黒。
mono-rail「1つの」「レール」→モノレール。単軌。
mono-tone「1つの」「音」→単調。一本調子。
mono-plane「1つの」「羽根」→単葉機 (1枚羽の飛行機) 。
mono-cycle「1つの」「輪」→一輪車(uni-cycleともいう)
mon-ocular「1つの」「目」→単眼の。一眼の
mono-log(ue)「1つの」「言葉」→モノローグ。独白。一人芝居。

2. ラ bi-/ギ di-

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bi-cycle「2つの」「輪」→自転車 (二輪車)
bi-metal「2つの」「金属」→バイメタル (2種類の金属を貼り合わせたもの)
bi-lingual「2つの」「舌」→2カ国語を話す
bin-ocular「2つの」「目」→双眼鏡
bi-athlon「2つの」「競技」→バイアスロン。クロスカントリースキーと、ライフル射撃が一般的だが、「2種競技」という意味なので、2つの種目であればなんでもいい。

di-lemma「2つの」「大前提」→ジレンマ。
di-ode「2つの」「道」→ダイオード。二極真空管

3. ラ tri- /ギ tri-

tricycle

tri-cycle「3つの」「輪」→三輪車
tri-angle「3つの」「角」→三角。トライアングル
tri-color「3つの」「色」→3色の。三色旗 (特にフランス国旗)
tri-dent「3つの」「歯」→三叉の (矛) 。
tri-o「3つの」→トリオ。3重奏 (唱) 。
tri-ple「3」「倍」→3倍の。3重の。
tri-athlon「3つの」「競技」→トライアスロン。三種競技。

4. ラ quadr- /ギ tetra-

tetrapod

quadr-angle「4つの」「角」→四角形=tetragon
quadru-ple「4」「倍」→四倍 (の)
quadri-cycle「4つの」「輪」→ (ペダル式の) 四輪車

tetra-pod「4つの」「足」→四足獣。四足の動物。4脚の椅子、テーブル。テトラポッド
tetra-gon「4つの」「形」→四角形
tetra-hedron「4つの」「面体」→四面体。

5. ラ quinqu- /ギ penta-

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quinqua-gen-arian「5つの」「10」「歳の (人) 」→50歳代の (人)
quinqu-ennial「5つの」「年の」→5年ごとの。5年の

penta-gon「5つの」「形」→五角形。ペンタゴン。
penta-gram「5つの」「書いたもの」→五角の星形。=pentacle
penta-tonic「5つの」「音」→五音の

6. ラ sex- /ギ hexa-

hexagon

sex-tet(te)「6つの」→六重奏 (唱) 。六人組。
sex-tuple「6つの」「倍」→6倍 (の) 。6拍子。
sexa-gon「6つの」「形」→六角形=hexagon

hexa-gon「6つの」「形」→六角形。ヘキサゴン。
hexa-pod「6つの」「足」→六脚の。昆虫 (の)

7. ラ sept- /ギ hepta-

Septem-ber「7番目の」「月」→9月!

hepta-gon「7つの」「形」→七角形

さっちゃん
ちょっと待って! 何で「7番目の月」で「9月」なの!?

ひげおじさん
変だよね~。
古代ローマでは3月が1年の始まりだったんでこれで合ってるんだ。
そのあと、1月が1年の始まりになって、9~12月が2カ月ずつずれてしまったんだよ。

クマ
その名残りとして、2月は28日しかないでしょ。
そして、うるう年には2月を1日増やして、29日にする。
1年の最後で、暦を調整する月だったんだね!

ラ sex-/ギ hexa-。ラ sept-/ギ hepta-。のように「ラ s⇔ギ h」の関係があります。他にも、「ラ super⇔ギ hyper」などがあります。

8. ラ oct- /ギ octa-

Octo-ber「8番目の」「月」→10月
octave<ラ octāvus (8番目の) →オクターブ。ドレミソラシド、8つの音で1オクターブだから。
octane オクタン (炭素8個の炭化水素) 。オクタン価 (ガソリンの耐爆性の指標となる。ノッキング起こりにくさであって、高性能、高出力というわけではない)

9. ラ nona- /ギ ennea-

Novem-ber「9番目の」「月」→11月

ennea-gon「9つの」「形」→9角形

10. ラ deca-, deci- /ギ deca-

Decem-ber「10番目の」「月」→12月
dec-ade 10年
dec-athlon「10の」「競技」→十種競技。デカスロン。

deci-liter デリットル。1/10リットル。 (小学校の算数の授業以外で使うことはない(T_T))
deca-liter デリットル。10リットル。 (聞いたことないでしょう(^^))

100. ラ centi- /ギ hecto-

cent

cent 1セント (1/100ドル、ユーロ)
centi-meter センチメートル。1/100メートル。
centi-liter センチリットル。1/100リットル。 (これは学校では習わないけど、洋酒にはよく書いてあります。75cl(=750ml))

centi liter センチリットル

100 cl (センチリットル) =1000 ml (ミリリットル) =1 l (リットル) です。

単位では、ラテン語は逆数 (1/10, 1/100など) 、ギリシャ語はそのまま倍数 (10, 100など) として使います。

cent-ury 1世紀 (100年) 。
centi-grade「100の」「階段」→摂氏。水の凝固点を0、沸点を100とした温度。摂氏はCelsius (セルシウス) さんという意味。ちなみに、アメリカで使われる「華氏」はFahrenheitさん。
centi-pede「100の」「足」→百足 (ムカデ) 。※漢字でも「百足」と書きますね。
per-cent「につき、ごとに」「100」→パーセント。百分率。

hect-are「100」「アール」→ヘクタール (100アール) 。
hecto-pascal「100」「パスカル」→ヘクトパスカル (100パスカル) 。

1000. ラ milli- /ギ kilo-

milli-pede「1000の」「足」→ヤスデ
milli-on「1000」「大きい」→100万。
mill-ennium「1000の」「年」→1000年。

kilo-meter「1000」「メートル」→キロメートル (1000メートル) 。

ひげおじさん
まだまだ続くよ! 今日はここまで=^^=

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