目次をご覧になりたい方はクリックしてください→
「コアンダ効果」「作用反作用の法則 (ニュートンの第三法則) 」「ベルヌーイの定理」
まずこれを見てね! (20秒。音が出るよ)
紙風船がおちないで、ずっとドライヤーにくっついてくるわね!
これは「コアンダ効果」というんだよ!
やってみよう!
用意するもの
-
紙風船。ピンポン玉
-
ドライヤー。サーキュレーター。扇風機。ストロー (おうちのあるものでいいよ! )
やりかた
下から風をおくるだけ!
おじさんはこんなものをやってみたよ!
みんな短い動画ばかりだけど、飛ばして「解説」を読んでからまた見てもいいよ!
みんな音が出るからボリュームは下げといてね!
みんな短い動画ばかりだけど、飛ばして「解説」を読んでからまた見てもいいよ!
みんな音が出るからボリュームは下げといてね!
空気
ドライヤー
ドライヤーで紙風船をうかす (20秒)
ドライヤーでピンポン玉をうかす (16秒)
サーキュレーター
サーキュレーターで紙風船をうかす (14秒)
サーキュレーターで紙風船2コ (10秒)
1コはすぐはじき出されちゃったね!
扇風機
扇風機で紙風船をうかす (20秒)
サーキュレーターとちがって、すぐおちてしまうね。おじさんは何回もやって、やっとこの動画を撮ったよ(^^)
ストロー
ストローで木の玉をうかす (4秒)
かなり肺活量がひつようだよ! おじさんはこれも何回もやりました(^^)ちなみにこれは電球のひもについてたものだよ。
ストローでピンポン玉をうかす (4秒)
これもなかなか吹くのがたいへん! 太めのストローのほうが楽かもしれないね。
水 (蛇口からおちる水)
丸いものにそって、水が曲がるようす
ピンポン玉 (8秒)
ゴム球 (8秒)
スプーン (9秒)
これは昔から「ベルヌーイの定理」として色んなところで使われてきたけど、じつは「コアンダ効果」と「作用反作用の法則」なんだ!
フォーク (11秒)
丸みがあればなんでもいいのね!
吸い寄せられるスプーン (12秒)
手で動かしてるんじゃないかって?
そう思うよね。
だからはじめは、ヒモでつるしてやったんだけど、クルクル回ってしまってうまくいかなかったんだ。
これこそ、じっさいにやってみてね!
スプーンが吸い寄せられる感覚は動画ではわからないから。
そう思うよね。
だからはじめは、ヒモでつるしてやったんだけど、クルクル回ってしまってうまくいかなかったんだ。
これこそ、じっさいにやってみてね!
スプーンが吸い寄せられる感覚は動画ではわからないから。
ということでビニルテープで蛇口に吊るしたらうまくいきました!
これは手で持ってないので、水の力でスプーンが動いています。
水を出すと、弾かれるのではなく、吸い寄せられるのがわかりますね。
また、水がたくさん出ると、さらに吸い寄せられます。
これは、水が右に飛ばされたことで、反作用でスプーンは左に動くんです。
台の上で
ピンポン玉 (12秒)
ゴム球 (9秒)
水面で
ピンポン玉 (16秒)
ゴム球 (17秒)
ゴム球。強い水のながれ (15秒)
解説
「水」や「空気」などを「流体 (りゅうたい) 」とよびます。
コアンダ効果
「水」や「空気」などの「流体」は、ものの表面にくっつく性質があり、
なめらかに曲がっていれば、はがれることなく、それにそって流れます。
これを「コアンダ効果」といいます。
ドライヤーやサーキュレーターの風と紙風船
紙風船が、ふきあげている風のほうに動くから落ちないのね!
せんぷうきは、ドライヤーやサーキュレーターとちがって、風がひろがってしまうから外に落ちてしまうんだね。
水道の水とピンポン玉やゴム球
これでピンポン玉やゴム球が水道の水のほうに吸いよせられるように動くのね!
「コアンダ効果」は、ルーマニアの発明家「アンリ・コアンダ」さんの名前からつけられたんだよ!
ボールが水や空気にひっつくんじゃなくて、水や空気がボールにひっついてるんだね!
飛行機の翼の上の空気の流れ
スプーンにおちる水の動画を90°横にたおした動画 (9秒)
飛行機の翼の上の空気の流れが目に見えるからおもしろいね!
ナイフにおちる水 (34秒)
これはコアンダ効果ではないんだ。
むりやりナイフで水の向きをかえてるね。
むりやりナイフで水の向きをかえてるね。
上の動画を90°たおしたもの (34秒)
水が下に押し下げられてるね!
これは「飛行機はなぜ飛ぶか? 」につづくよ!
乞うご期待!
これは「飛行機はなぜ飛ぶか? 」につづくよ!
乞うご期待!
飛行機はなぜ飛ぶか? ~「迎え角」と「コアンダ効果」につづく!
飛行機はなぜ飛ぶか? ~ベルヌーイの定理では飛ばない!
こっちも見てね!