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「理念」「道徳」「日本人」「ない」
どこの国でもいますが最近とくに感じるのは日本人の自主性、主体性の無さです。
自分自身の考えや、判断や、道徳、美徳というものを持っていなくて、自分からは何もしない。
まわりの様子 (いわゆる空気) を伺って行動するので、いい人に従えば結果的にはいいけど、悪い人に従うと極悪非道の暴徒と化します。
礼節をわきまえない日本人
個人の理念や道徳を持っていない
「礼節を重んじる国民」という言葉も過去のものとなりました。
人と会ってお辞儀をするとか、敬語をつかうのが礼節ではありません。
それは建前、あるいは会社や集団での自分の身を守るためにやっているだけでほんとに相手のことは考えていません。
ほんとに考えているなら、身内だけでなく見ず知らずの人にも敬意を持って接し、親切にするはずです。
しかしじっさいは自分の利益に結びつかない人にはとても冷淡です。
人目を気にしてるだけ
人目がなければ、あるいは集団だと暴徒と化す
小人閑居して不善をなす
これも今さら言葉のまちがいを指摘するつもりはありませんが、本来の意味にしたがって
「つまらない人間は1人でいると碌なことをしない」ということです。
つまり人が見てれば体面を気にして大人しく礼節をわきまえたようなふりをしていますが、それはその人の本性ではなく、人が見てなければ悪行のかぎりを尽くすということです。
人が見てなければゴミをそのへんに捨てる。
おじさんはお寺の草刈りや掃除をしていますが、参道から空き缶 (とくにビール🍺) が出てくるのに驚きます。
花見をするような場所でもないし車から投げ捨てているとしか思えません。
飲みながら？
それとも同乗者が？
いずれにせよそこで飲んだのかそれともたまたま車に転がってたものかは知らないけど参道に捨てるとは不届き千万です。
このような者にお陰はないでしょう。
ていうかかならずバチが当たります。
じっさいには人が見ていても顔がよく見えなければ悪を行います。
とくに車は人の顔が見えないので、前の車の窓からいろんなゴミが外に投げ捨てられるのを見ます。
タバコも然り。
もしまわりに人がいればその前でゴミをポイって捨てる人はすくないです。
すこしはいますが😅
もちろん人がいようがお構いなしにゴミを捨てる人はよくないけど、人が見てないから捨てるという人はもっとレベルが低いです。
人が見てなければやるということは、一応それは悪いことだと知っているからです。
でも見てなければ捨てるということは、その人自身の理念や道徳でなくひとえに人目・体面でしかないということです。
集団になればそれに隠れて悪行を働く
イベントなどで人が大勢集まると、人の中に埋もれるので目立たくなくなります。
するとまわりに人がいようとゴミを捨てます。
ゴミを捨てるだけではなく、およそ人間としてあるまじき行為を平気で行います。
渋谷のハロウィンなんか典型的な例。
ゴミはもちろんのこと、車をひっくり返すとか、道徳に反してるのはもちろん、法律にも反しているのに平気でやります。
だいたいそういうことするやつはふだん大人しいやつです。
みんながすればする。みんながしないとしない
人間にはこの性質は少なからずあるものの、ジョークのネタにされるくらい日本人は他人の様子を伺います。
イワシの群れといっしょ。
自分なりの理念や道徳を持ち合わせていないんです。
良きにつけ悪しきにつけ、他人に合わせる。
いいことって「人助け」です。
つぎの項で書くけど、人が倒れててもまわりの人が助けないと誰一人動きません。
知らん顔して通り過ぎます。
おじさんのような奇特な人間がたまたまそこに何人かいて (これも奇跡) 、あるいはほんとにいい心を持ったグループがたまたまそこに居合わせて、その人たちが動くとようやくその仲間に加わります。
みんながゴミを捨てれば自分もゴミを捨てる。
ほかの人が捨てても自分は捨てない、ということはないんですか？
9割はイワシの群れ🐟
もともと悪人という人はそんなに多くなく、9割は良くも悪くもないふつうの人間です。
そして、残りのうちの5分がとてもやさしく強い心を持った人。
もう1つの5分が心の底から腐った極悪人。
そして9割の浮動票的人間はその場の空気や人の動きに合わせて動くだけのイワシの群れです。
人がやればやるし、人がやらなければやらない。
隣人を助けない
人が倒れてても誰も声をかけない
おじさんはむかしバイクに乗っていて車に追突されて10ｍくらい宙を飛んだことがあります。
その気持ちよかったこと…いえいえ恐ろしかったこと。
バイクともども地面に投げ出されました。
朝の通勤時間帯で住宅地でもあり、大きな物音ですぐ近所の人が玄関に飛び出してきました。
しかし玄関の前に立ってこっちを見ているだけ。
2人でコソコソ何かをしゃべってる人も。
大きな音がしたから出てきたので事故は今起きたということはわかります。
後ろにはバンパーのもげた車が止まっています。
車も止まらない
都会ではないけど通勤時間帯で車の往来もけっこうありました。
が、しかし
1台も止まらない😮
対向車は地面に転がってるバイクとおじさんをゆっくり見物しながら走り去っていきます。
そして、道路の片側にバイクと車が止まっているので後続車はとうぜん対向車が通り過ぎるまで前に行けません。
つまりそのときは止まっているんですね😄
そして対向車が切れると地面に転がってるバイクとおじさんをよけながら、これまたゆっくり見物しながら通り過ぎていきます。
いやはや、不幸中の幸い、おじさんはかすり傷ですんだけど、車は止まらず玄関先で見物している人たちに心がとても痛みました。
中国で赤ちゃんが車に轢かれているのに何人も知らん顔でその場を通り過ぎる映像が拡散して炎上したけど、あなたたちもいっしょです。
海外では
何でもかんでも外国がいいとは言わないけど、事故の現場に遭遇するとあちらではまわりの人がすぐすっ飛んできますね。
恐る恐る様子見ではなくレンジャー部隊か！ってくらいの勢いですっ飛んできます。
マンホールのフタが外れてて赤ちゃんが落ちたらお母さんはもちろん服が汚れるなんて気にすることなく這いつくばって赤ちゃんを助けようとするし、まわりの通りすがりの人もすっ飛んできます。
日本人は知らん顔です。
まず隣人を助けましょう
アフリカの難民に寄付とか言う前に、あなたの隣人を助けましょう。
世界中の人がみんな隣人にやさしくすれば、世界中の人が平和になります。
遠い見たこともない国のことをとやかく言う前にあなたの目の前の人を。
むすび
おじさんはふつうの日本人じゃないのでこれからも自分の理念と道徳にしたがって行動します。
ほかの人がやらなくても、自分がやるべきだと思ったらやります。
ほかの人が「みんな」やってても、それは良くないことだと思えばやりません。
当たりまえだけど😄
