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「年金」「繰り上げ受給」「60歳」
はじめに
肉体的にも精神的にも楽になった
結論として年金はできるだけ早くもらったほうがいいです。
もらってよかったです。
おかげで酷暑の炎天下や、雪や冷たい雨の中で凍えながら草刈りをしなくて済むようになりました。
けっして悠々自適というほどの収入も財産もないので相変わらず仕事は続けなければなりませんが、過酷な労働を減らすことができ、気持ちにもいくらか余裕が出てきて持病もよくなっています。
肉体的にも精神的にも酷使すれば体も心も傷むし、節用できればいい状態に持っていけます。
これはあくまでおじさんの一例です。
制度はコロコロ変わる (改悪) し、年齢や何をいつどれだけ払ったかでも変わってくるので、各自年金事務所で確認してください。
この情報は2022年12月のものです。
年金はいつまで払うの?
59歳11カ月まで。
もちろん延長したい人は65歳まで。
そもそも60歳は前倒しではなくてほんらいの受給時期です。
それを国はかってに65歳に引き上げて、60歳は前払いだから減額するとか訳のわからないことを言っています。
民間企業なら詐欺で訴えられます。
民間の保険会社が会社の都合で満期をかってに遅らせるなんてありえないでしょう。
延長を申請しなければ自動的に終了
こちらで何も手続きをしなくても、何も言わなければ60歳の手前までで納付書は来なくなります。
あとはもらうだけです。
ただ、何もしないと65歳までもらえない。
60~65歳まではどうすればいいの?という問題がほったらかしです。
どうしても年金が払いたくて仕方ない人だけ延長の申請をしてください😄
いつからもらえるの?手続場所は?
いつから?
国民年金、厚生年金とも60からもらえます!
誕生日の前日から申請できます。
繰り上げと呼ばれ減額されるけど、おじさんはもともと60歳でもらえるという「契約」で年金に加入しています。
国がかってに支給年齢を引き上げただけのことです。
ちなみに老齢基礎年金、老齢厚生年金があり、前者は国民年金のことです。
申請した翌月から
あなたが6月中に申請すればもらえるのは7月からです。
日割りはない!
あなたの誕生日が6/8だとすると、6/7から申請できます。
ただ6/7に申請しても、6/30に申請しても、日割り計算はなく6月はもらえません。
7月からです。
お役所仕事だから😄
偶数月に2カ月ずつまとめて
たとえば6月に申請すると7月からもらえるんだけど、振込は偶数月にまとめてなので、まず8月に7月の1カ月分だけが振り込まれます。
そして10月には8、9月分が振り込まれます。
具体的には月半ばの15日頃ですね。
また年額 ÷ 12なので小数点以下は四捨五入。
したがって2カ月分が1カ月分の2倍にならないことがあります。
お役所仕事だから😄
手続場所
基本的に年金事務所。
出張相談があるところなら最寄りの役場・公民館などでできることもあります。
こちらは月2回くらい。
必要なもの
- 雇用保険被保険者証!
- 通帳またはキャッシュカード
- 身分証明書 (免許証など)
この雇用保険被保険者証には驚きました。
しかも7年前に遡って、雇用保険を (会社が) かけていた場合はこれが必要です。
在職中か、退職してすぐの人なら持っているだろうけど、おじさんは雇用保険をかけている会社を退職して数年経っているので、そんなもの見たことも聞いたこともない!と思いました。
かりに保管していても小さいペラペラの紙。
見つかることやら?
ありました。
奇跡です!
ふつうはこんな紙捨ててしまいますよね。
もし、ない人はハローワークに行って再交付してもらいます。
配偶者がいる場合はまた要件が変わります。
おじさんは1人なので書いてません。
手続申請
黙っていてもくれません。
65歳の場合はわかりませんが、いずれにせよ振込口座などを登録しなければならないので手続きしないとお金がもらえません。
繰り上げ受給
という名称になっていますが、60歳は本来の、約束の受給 (支給) 年齢です。
かってに減額
65歳より前にもらうと減額されます。
繰り上げで減額云々以前に、満額も減らされてるし、それに対して納付額は異常に上がっています。
65歳より前に1カ月早めるごとに0.4%月額が減ります。
60歳だと12カ月×5年=60カ月ですね。
0.4% × 60カ月 (5年) =24%
つまり60歳でもらいはじめると月額が24%減らされます。
言葉を変えると、満額の76%がもらえるというわけです。
まあ概算で75%=3/4と考えればいいでしょう。
もし月額10万円の人なら、75000円になるということです。
減率は変わらない
この減率はもらいはじめたら一生変わりません。
65になっても70になってもおなじです。
まあ明日生きてるかどうかもわからないし、今ブログを書いてる最中にパタッと倒れるかもしれないし😄
何歳でトントンになるの?
誰もが考える、60歳からもらいはじめた人と、65歳からもらいはじめた人では、何歳でトントンになるのか?
60歳からもらいはじめれば、76%とはいえ、それを5年 (60カ月) もらうわけなので65歳の時点で、すでに相当もらっています。
65歳の人はとうぜん0円です。
お弁当を忘れた男の子を10分後にお母さんが自転車で追いかける小学校の算数の問題みたいですね😄
代数をつかったほうがカンタンなのでつかいますが、じつはほとんど計算する必要のないカンタンな計算でわかります。
小学生でも解けます。
計算式
💰:月額[円]。ただし計算がめんどうなので年額にしておきます。
代数は特別な意味はないのでここでは💰マークにします。どうしても気に入らない人はx, yなぞ使ってやってください。
これは65歳でもらういわゆる満額にしておきます。
じつは、この問題は「何年後か」を導くものなので額は関係ありません。
1万円でも、10万円でも、100万円でも関係ありません。
🚩:トントンになる年数[年]
月額でもらうのですが、年額で計算してもおなじです。
このほうが計算がよりカンタンになるのでここでは年をつかいます。
そしてトントンになるときの金額を計算すれば60歳からの人と65歳からの人がおなじになるので、トントンになるときの合計額を計算します。
60歳でもらいはじめる人
毎年3/4 (75%) 💰円を🚩年もらうので
(3/4) 💰×🚩[円]
65歳でもらいはじめる人
60歳の人より5年遅れるのでそれを引いて、🚩-5年もらいます。
もらう額は
💰× (🚩-5)[円]
計算してみよう!
さあこの2つの式はおなじ金額になるので=で結びます。
(3/4) 💰×🚩=💰× (🚩-5)
数学嫌いの人はこれを見て怖気づくんですが、よく見ると両辺に💰がありますね。
つまりこれは計算しなくていいんです。
両辺を💰で割ると💰が消えてしまいます。
これが月額には関係ないといった理由です。
(3/4) 🚩=🚩-5
小学生でも解けるレベルです。
🚩- (3/4) 🚩=5
(1/4) 🚩=5
🚩=5×4
🚩=20
20年!
なんとトントンになるのは20年後!
つまり80歳です。
もうすこし付け加えると、概算で75%で計算したけど、実際には76%なので80歳よりもうすこし遅くなります。
76%で計算すると80歳と10カ月になります。
四捨五入すると81歳です。
ちなみに概算で年額で計算したけど、月額で計算しても答えはおなじです。
数学の問題が好きな人は計算してみてください。
平均寿命
日本は世界有数の長寿国となり、平均寿命は80歳を超えました。
60歳からもらいはじめても、65歳からもらいはじめても、平均寿命の80歳で同額になります。
もちろんそこからは65歳からもらいはじめた人のほうが増えていきますが、月0.4%ですよ😄
みんな自分は平均寿命まで生きると思っている
これはみんな自分は平均だと思う習性ですね。
収入は中の下?
平均寿命とはオギャーと生まれた直後に死んだ人から、100歳超えて死んだ人をぜんぶふくめて割った数字です。
あなたはなぜ平均寿命の80歳はおろか、その先も90、100まで生きるとかってに思っているんですか?
繰り上げしても支給が停止されるわけではない
これが大事なことです。
役人やメディアはこぞって80歳過ぎてからの話ばかりするけど、そこからもらえる総額が逆転するというだけのことで、繰り上げした人の支給が停止されるわけではありません😄
80歳過ぎても死ぬまでもらいつづけられます。
年金とは、もらいはじめて20年で支給が終わるというような期限つきのものではなく、死ぬまでもらいつづけられるものです。
だからできるだけ早くもらったほうがいいに決まっています。
これから先の年金制度の見通し
支払い年齢引き上げ
現在は60歳までですが65歳まで払わせるという議論が出ています。
まちがないなく施行されるでしょう。
これによって20万円 × 5年=100万円よけいに払わなければならなくなります。
ていうか、健康で仕事に恵まれている人はいいけど、体に支障があったり、仕事がない人はどうやって年20万円払いつづけるんですか?
無理に仕事をつづけて体を壊して病院に行く人が増え医療費を圧迫します。
さらには生活できなくなり自殺者が増えるでしょう。
もらうなら今のうちです。
フランスでも積立期間の延長+支給年齢の引き上げで騒いでいます。
世界的に少子化が進んでいるので日本だけの問題じゃありません。
ただちがうのは日本人は騒がないことです😄
おじさんのようにブログでブツブツ文句を言うくらいしかできません😂
減額
無い袖は振れぬ。
年金を払ってくれる若者がいなくなれば、支給できないので当然の成り行きとして支払い分を減らすことになります。
20年後には3割減るという予想が出ています。
これも20年後にいきなり70%になるのではなく、小出しになし崩し的にすこしず減らしていくでしょう。
たくさんもらいたいからと65歳、70歳、75歳と待っているあなた。
いざもらいはじめたら、60歳のときからもらっている人とおなじか、下手したらそれより低い額になっているかもしれませんよ😄
75歳まで待てば184%とか言ってる年金機構。
これを詐欺と言わずなんと言うんですか?
これがほんとうだとしても、まあよくって70% × 184%で、2~3割増しくらいですかね。
どうせ75歳まで待つころには金がなくなって184%はなかったことなっているでしょう。
破綻
すでに破綻していますが、3割減るどころか、年金そのものが不払い、なきものになるおそれは充分あります。
待てば増えるなんて口車に乗らないように。
明日の百より今日の五十ですよ。
ほんと冗談じゃない。
減ることはあっても増えることはけっしてありません。
何人で支えているか?
2021年時点ですでに2.1人で1人の年寄りを支えています。
2050年には1.4人で1人という試算。
まあとっくに破綻してますね。
この政府絡みのネズミ講🐭
だって子会員、孫会員生まれないんだもの。
繰り上げさせないためのあの手この手
脅す記事や役人の言葉
予想はしていたし、ネット上にも年金は繰り上げ受給しないほうがいいという記事で溢れています。
なぜでしょうか?
それはおじさんは特別で、記事やブログを書く人はほとんど若い人だからです。
若いといっても、要するに60歳未満の年金を払う側の人間。
とくに年金の記事は年金をもらってない人が書いてます😄
自分たちは年金を払っているんだからできるだけ年金をもらってほしくない。
だから、いろんな理屈をつけて年金を繰り上げしないほうがいいと書いています。
中には平均寿命の80歳を超えて生き延びてしまったらどうするの?なんて馬鹿げたことを書く人さえいます😮
まるで生き延びることは不幸であるというような文言です。
80歳を超えて生き延びたら「儲けもん!」じゃあありませんか😄
あとから3年前の年金をもらうことはできない
80歳を超えて生き延びる確率はかなり低く、それより若くして死ぬか、病気やケガで仕事ができなくなり収入がなくなることを心配したほうがいいです。
かりに63歳で急に重い病気になり働けなくなって、それから慌てて年金をもらいはじめても、60~63歳までの分は遡ってもらうことはできません。
明日のジャムは食べられないけど、3年前のジャムも食べられません。
それこそ後悔しないためにもらえるときにできるだけ早くもらっておくほうが賢いです。
繰りかえすけど65歳まで受給を待っても、60~65歳の分は永遠に回収することができません😄
それこそ後悔しても取り返しがつきません。
奇跡的に80歳を超えればすこしだけ月額が増えるというだけのことです。
ほんとにすこしだけ。
0.4%ですから😄
人は死ぬことだけが問題ではなく体が動かなくなることが問題
これも多くの人が勘違いしていますが、平均寿命80歳でかりに80歳まで生きたとしてもそれは「心臓が動いて脳波が出ていた」というだけのことです。
植物状態で病院のベッドの上でも80歳は80歳です。
みんな「死ぬまで元気」と思っていませんか?😄
寝たきりはもちろんのこと、そこまで行かなくても、体のあちこちに支障が出てきて時間も金もあっても何もできなくなります。
旅行に行きたいと思っても体が弱いので行けない。
そうやって動けなくなってただ息してるだけでも80歳は80歳です。
80歳になってすこしだけ月額が増えてもつかえないのなら何の意味があるんですか?
それより60歳から80歳までもし生きていれば、すこしでも元気で体が動くうちに旅行などしたいことをしておくべきです。
逆転してもその差はすくない。そしてなくなるわけではない
80歳超えたら65歳からの受給者のほうがもらう分が多くなるということで60歳からの人の受給がストップするわけではありません。
60歳から受給している人も今までどおり76%はもらいつづけられます。
80歳超えてしまうことより、80歳まで生きているかどうかが疑問です。
いや80歳まで元気で動ける確率は相当低いですよ。
減率について
年金事務所の人はこう言います。
減率は毎月0.4%ずつ変わっていくけど、受給手続きは誕生日の前日なので、月初に生まれた人はほぼ30日あるけど、月末に生まれた人は数日で翌月になるから、翌月まで待ったら?というやつ。
まるでNHKオンデマンドの契約の方式のごとしです😄
おじさんの場合、誕生日は12月です。
すると例のごとく来月 (来年じゃんか!) 1月になってから手続きすれば0.4%増えるという。
さらに、年末年始は役所が休みになるから年初は年によっては土日の関係で8日過ぎにならないと手続ができないので、もう1カ月待ったほうが得だという。
2月になったら2月になったで28日しかないから、もう1カ月待ったほうがいいとでも言うのだろう。
年末にヒートショックで死んだらどうしよう😄
繰りかえします。
おじさんだけじゃない。
世の中の人はみんな80歳まで生きると思ってるけど、今この記事を読んでる瞬間にパタッと心臓が止まるかもしれないし、北朝鮮からミサイルが飛んできて何もわからないまま人生が終わるかもしれないんですよ。
遺族年金
この影響も言ってきますが、おじさんには家族がいないので関係ありません😅
障害年金
60~65の間に障害認定されれば受けられる可能性はあるが、65すぎれば障害者になっても受けられない。
障害者認定とは別のよう。
このへんもできるだけ年金を支給したくないための呪文の1つです。
この60~65の間にというのが曲者。
この年齢になればあちこち障害が出てくるけど、この間に障害認定を受ける確率より、事故や病気で死ぬ確率のほうが高いような気がします。
65まで待って障害認定を受けることにならなかったら、「ああもらっとけばよかった」と後悔しますよ。
障害認定は役人がするので、あなたが重大な病気になったと思っても、役人が認定してくれなければ話になりません。
もし奇跡的にこの5年間でそういうことがあったとしても、それは確率としてはとてもすくなく、何より障害認定受けようが受けまいが、今すぐ年金がもらえるっていうことを忘れてませんか?
障害認定は+αです。
かりに障害認定を受けて年金が増えたとしても、障害認定を受けるような体になるということはすこしも嬉しくありません。
おじさんはもともと障害者手帳をもらえないくらいの中途半端な難聴で、10年前には潰瘍性大腸炎になったけどこれも障害者手帳をもらえないくらいのレベルでしかも生活や仕事には支障が出ています。
だからこそフルタイムの仕事がむずかしくなって、時間に融通の利くアルバイトをしています。
まあ障害年金をもらおうと考えないほうがいいです😄
かりにもらえる状況になるとしたら、肉体的・精神的苦痛や生活のレベル低下はひどいもんだから。
もらって後悔することはないけど、もらわなければかならず後悔する
もらって損はありません。
しつこいようだけどその差は月0.4%😄
もらわなければ0円だけど、月0.4%減ってももらったほうがいいに決まってる。
60からもらいはじめても76%はもらえます。
自分も年金もいつなくなるかわからない
人は次の瞬間には死んでいるかもしれない
むかし流行った「お前はすでに死んでいる」じゃないけど、人はいつ死ぬかわかりません。
多くの人が何となく思いこんでいる、あるいは年金をできるだけ払わないために洗脳され思いこまされているのか、みんな80歳くらいまでは生きると思っています。
おじさんくらいの年になると身近に葬式が増えてきますがそれでも自分だけは80歳まで生きると思っている😄
テレビでは元気な90歳、100歳が登場しますが、それは「めずらしい」からです。
みんな100歳まで生きるなら、100歳の人が騒がれたりしませんね。
それからこれもみなさん騙されているけど、身のまわりでもテレビでも表に出てくるのは「元気な」人だけです。
SNSでも元気な年寄りだけが活発に活動して写真や動画を投稿します。
元気でない人は家で寝ているか、病院のベッドの上です。
テレビにも出て来ないし、SNSの投稿もしません😄
おじさんも入院して、病院には病気や老衰で元気のない年寄りをたくさん見ています。
ブッダの言葉を引き合いに出すまでもなく、人は瞬きしたまさに次の瞬間には死んでいるかもしれないんです。
これはけっして脅しではなく、ペシミスティックな考えでもありません。
むしろその当たりまえのことを理解することで、今を大事に生きるようになります。
そうでしょう。
かならず80歳まで生きるとわかっていたら、まだン十年あるから時間はある。
それまでにやればいいやと思う。
でも明日死ぬとわかっていたらあなたはどうしますか?
いちばんやりたいことを、今すぐ時間の許すかぎりやるでしょう。
べつにガンなどで死期を告知されていなくても、あなたはいつ死ぬかわかりません。
現実にはおじさんのまわりにもたくさんいますが、「ガンだ!」と騒いでる人ほど元気で長生きしています😄
そして昨日まで何でもなく元気だった人がとつぜん亡くなって驚きます。
昨日までどころか、朝、元気で挨拶した人がその日の昼に亡くなったこともあります。
年金はいつなくなるかわからない
これがいちばん問題です。
あなたが寿命を全うするより先に、年金がその制度を終えるかもしれません。
すでに破綻している。
おじさんが子どものころ40~50年前は10人で1人の年寄りの年金を払っていました。
ところが今は2人で1人です😮
年金だけでなく、自分の食い扶持も稼がなきゃいけないし、嫁子どもはもちろん、実の親も支えなければならない。
もう終わっています。
その年金をほかの財源に回したり、最近ではついに国民年金が底をつき、厚生年金に手をつけはじめたようです。
確かなのは今この瞬間だけ
むかしからこんな言葉があります。
明日の100より今日の50
言わずもがな。
明日になれば「100万円あげるよ」なんて明日になったらどうなるかわからない。
今ここに50万円あるならそれをもらいましょう。
何よりあなたが明日生きているかどうかはわからない。
明日のジャムは食べられない
鏡の国のアリスに出てくる言葉です。
これも文字どおり、明日のジャムは今日食べられないから、今日、今、ここにあるジャムを食べてしまいなさい。
年金先延ばしはまさに「5年待てばもっと値上がりするよ」という何の保証もない株を売るような文句です。
明日どころか5年も待てない。
明日死ぬかもしれないのに、5年先に生きてるかどうかわからない。
いや、5年先に年金制度が残っているかどうかわからない。
自分より先に地球がなくなっているかもしれない😄
取らぬ狸の皮算用
まだタヌキ🦝を捕まえてもいないのに一匹いくらで売れると計算すること。
胸算用ともいいます。
捕まえて売れてはじめて現金になります。
80歳になったらいくらもらえるという計算は、捕まえるどころか目にしてもいないタヌキの数を数えるようなもんです。
死なないまでも生活に困窮しているなら一日でも早く受給すべし
受給を遅らせたほうがもらえる額が増える。
でも上のカンタンな計算式でわかるとおりそれは80歳を超えて生き延びたらの話です。
平均寿命が80歳なのでそれを超えるのはむずかしいしあなたの努力でどうなることでもないし、何度も言うように明日死ぬかもしれない。
でも明日死ぬかどうかわからなくても、明日生活保護を受けるようになったり、それすらせずに自殺、あるいは現代でもある餓死したりするなら本末転倒です。
今ギリギリの生活をしているなら、一日でも早く受給すべきです。
何のために払ってきたんですか?
もらうためです。
そもそも年金制度って国家的ネズミ講🐁
この年金制度を作ったやつの顔が見たい。
完全にネズミ講です。
むかしは10人で1人の年寄りの年金を払っていました。
みんながみんな結婚して、みんな10人子どもを作って、10人とも成人して働いて年金を納めて、子孫会員が無限に増えてくれればこの制度は永遠に存続するでしょう。
もう作った時点で不可能なことがわかっているはずです。
みんな10人子どもを作りつづけていたら、日本はとっくにインドや中国を超えて、10億人どころかそれ以上の人口になっています。
現実には生物の自然の摂理として、エネルギーと食料がある分しか、生物は増えることができないんです。
こんなこと誰でもわかります。
人間が住む土地の面積の問題もあるけど、まずエネルギーと食料が不足して、アフリカのように飢えた子どもが路上に溢れてそれ以上増えることはありません。
これを作った役人は詐欺罪で訴えられてしかるべきで、自分たちは払う金額は少なく、払う年数も少なく、もらう年金はウハウハで後は野となれ山となれという無責任で身勝手で悪質な魂胆です。
年金はいくらだった?
おじさんが生まれた60年前はなんとたったの100円!
もちろん今とは物価も給料水準もちがいますが、おじさんが覚えているのはまだ10歳になる前の小学校低学年くらいのとき、電車賃が隣の駅で30円、子供料金が10円でした。
そのころでも年金は300円です。
今の電車賃の最安値の10倍が1カ月の年金納付額と思えば、どれだけ安いかわかると思います。
たとえば渋谷-原宿で136円だから、1360円が1カ月の年金納付額です。
ネズミ講の創成期の親会員たちは払う金額も少なく、払う年数も少なく、老後は年に2回くらいは海外旅行に行ったり、物価の安い国に移住して年金暮らしなんてのもけっして夢ではなく当たりまえでした。
2022年現在、16590円です!
1年で20万円です。
高っ!
おじさんも今年まで払っていました。
年金制度のおかしなところ
失業すると高額の国民年金を払わなければならない
たくさんありますが、中でもいちばん大きな問題はこれです。
厚生年金がある会社に勤めていて、厚生年金に加入しているときは天引きだけど会社が半分負担しているし、収入があるのでまあいいです。
しかし、ひとたび失業すると収入がないのにもかかわらず強制的に国民年金を払わされる。
なんとか少ない貯金で凌ごうと爪の先に火を灯すような生活をしているのに、年に20万円も取り立てます。
年収に関係ない
しかも失業者はもちろん自営業や社長で年収1億でも一律16590円です😄
累進課税とおなじように収入に応じて変えろよ!
所得税や健康保険税は前年の年収に応じて変わります。
この年金だけはイチリッツです。
民間に丸投げ
これも腹立たしいところです。
年金庁ではなく、民間の聞いたような名前のところや、聞いたこともない名前のところから、手紙が来たり電話がかかってきたりします。
最初は年金庁を騙る詐欺かと思ったけどいちおう年金庁から依頼されているようではあります。
あっ、ほんとの詐欺もあると思うので気をつけてくださいね。
差し押さえるとか言って脅されて、知らないところに金を払ったりしないように。
役人は給料をもらいながら仕事をせず、民間に委託するわけですが、とうぜん役人が役人の仕事時間内で役人の給料でするより金がかかります。
民間企業はボランティアでやってるわけではないから、本来役所の役人の仕事をする代わりにお金をもらうんです。
それは国民の血税です!
役人は仕事をせずに給料をもらい、国民の血税をつかって年金を取り立てる😄
役人の懐はすこしも痛まない。
国家的なヤクザか暴力団ですね。
年収1億もありながら払わない人からは取り立ててください。
でも生活に困窮して、明日には生活保護か?という人から取り立てないでください。
ていうかそういう人から取り立てたり、差し押さえたりしても、元取れないから。
その手紙、電話、その他の雑事にかかる費用と人件費のほうが取り立てる年金より高くなってしまいます😄
さらには民間企業から役人がリベートもらってるんじゃないの?とさえ勘繰ってしまいます。
厚生年金
受給を繰り上げて60歳から受給しても、厚生年金は75歳まで任意加入できます。 (2023年4月から75歳に延長されました)
厚生年金がある会社で、20時間/週以上働けば厚生年金に加入することができます。
国民年金は再加入できません。
するつもりまったくないけど😄
もし厚生年金に加入すると、とうぜん厚生年金の分の受給はストップします。
国民年金のほうはそのまま受給できます。
この場合、厚生年金に再加入することで見込める増額分と支払う額とそのまま受給する額を比較して決めたほうがいいです。
再加入することで損する可能性も大いにあります。
まあ、おじさんはもうそういう会社にはいる可能性がまったくないけど。
ここも年金事務所の役人が何とかして年金の支給を減らして取り立てたいからやたらに強調して言うけど、ここまで読んだ人はわかるように明日死ぬかもしれないのにまだ年金払いますか?
金は貯めても生きてるうちに使わなければ意味がない。
棺桶に入れても三途の川は渡れません😄
あなたが健康と仕事の縁に恵まれていてそのような会社で働けるならどうぞ厚生年金に再加入して納めてください。
今、生活に余裕があって体にも余裕があるなら是非そうしてください。
おじさんからもお願いします。
すこしでも年金の残高が潤いますように。
焼け石に水だろうけど。
国民に金を払わせる前にムダな役人と、役人の給料を減らせよ👿
そうそう、厚生年金は会社が半分払ってくれてるなどという世迷言も浸透していますが、会社も慈善事業をしているわけじゃないし無い袖は振れません。
ほんらいあなたに払うはずの給料から年金で払う分を差し引いているのは言うまでもありません。
これも全額、あなたの給料から天引きされたら「高い!」と国民が思うので、会社が半分払ったことにして誤魔化しているんです。
みなさんは体よく誤魔化されています。
給料の18.3%が厚生年金として引かれています。
半分は会社が出していることになっているけど、もともとあなたの給料です。
まるで朝三暮四のごとし
むかしあるところに猿を飼っている男がいました。
お金がなくなったので餌を減らさざるを得ませんでした。
「今日から豆を朝4つ、晩に3つやることにする」
といったらメチャクチャ猿が怒ったのでこう言いました。
「じゃあ朝3つ、晩に4つやることにする」
そしたら猿は大喜びしました🐵
バカですね。
でも日本国民もおなじです。
自分の給料から引かれているのに、会社が出してくれていると思っている。
75歳まで延長したことについて
報酬として70歳まで延長するともらえる額は142%。
75歳まで延長すると184%になります。
繰りかえしますが、生きてればの話です。
ここでも平均寿命は80歳なのに、人生100年時代とか喚いています😄
みんな100歳まで生きるんなら平均寿命100歳だろう。
それからもし死ななくても生き延びても、ベッドの上で寝たきりで年金もらって何がうれしいですか?
病院の医療費を払うために生きてるんですか?
免除または支払猶予申請
ここからは今払っている人へ。
とりあえず免除申請してみましょう。
未納と脅迫状 (差し押さえをふくむ督促状)
何もしないで払わなれば「未納」としてとうぜん年金には反映されないし、しつこく催促状→督促状が来ます。
「差し押さえる」という文言までつかって脅します。
じっさい執行されたこともあるようですが年収300万以上の人です。
この人なら年間20万は払えるでしょうけど、おじさんのように病気・ケガなどで働けなくて年収100万未満の人から年に20万取るのは鬼です👹
差し押さえ?
どうぞどうぞ。
取るもの、金になるもの何もないですから😄
その代わり生活保護を受けて国税を圧迫してあげます。
生活保護を受けながらその中から国民年金を納めるってアホか。
生活保護を受けている人は免除されるかもしれないけど、そのへんは定かではありません。
いずれにせよ国民年金が納められないから生活保護ってバカバカしいでしょ。
免除申請
1/4、1/2、3/4、全額免除の4種類があります。
わかりにくいけど3/4免除といったら、残りの1/4は払えということです。
この制度のいいところは、1/4しか払わなくてもそれに上乗せされて年金を払ったことにしてもらえることです。
その計算はややこしいので年金事務所のサイトで調べるか、年金事務所に問い合わせしてください。
説明されてもわからないくらいわかりにくいです。
ただはっきりしているのは「払った以上に計算される」ことです。
全額免除の場合、まったく払わないのにその期間、半分くらい払った計算にしてもらえます。
支払猶予というのもありますが、これは後日払うということであまり意味がありません。
どうしても年金を払いたくて仕方ない人が、たまたま今、持ち合わせがないけどあとから払います、という場合につかいます。
そこまでして年金を払いたい人はいないと思いますが。
自動継続?
1回免除申請をするとつぎからは申請しなくても「自動的に免除申請をしてくれる」というフレコミですが毎年、全額の納付書が届きます😄
免除の申請時期
年金はおかしなことに7月はじまりです😮
だから7月から翌年の6月で計算されます。
7月1日以降
だから5~6月ころに納付書が来るけど無視します。
今どうのこうの言っても相手にしてくれません。
7月1日になったら最寄りの役場か年金事務所に行きます。
そして手続きします。
自動的には更新せず毎回「全額」で請求してくるので、おじさんは毎年7月にはいったら役場に行って免除申請をします。
書類など役場にあるので何も用意する必要はありません。
手ぶらでOKです。
郵送でもできるけど
役場や年金事務所に行くのがめんどうな人は郵送でもできます。
ただし、おじさんは年金事務所を信用していません。
郵送の場合は届いたかどうかわかりません。
万が一郵便事故ということもある。
また、届いていても握りつぶされるか、郵便事故のせいにされる可能性がある。
証拠を残すこと
「届いてませんよ」と言われればそれまでです。
だからおじさんはかならず直接、役場に行きます。
そして「控え」をかならずもらいます。
以前は控えもありませんでした。
役場でも書類を提出しただけだと「出てませんよ」と言われればそれまでです。
だからかならず証拠として控えをもらいます。
なければ提出した書類のコピーでもいい。
それに役場の日付入りのハンコをもらいます。
できれば担当の人のハンコも欲しいけどそこまで面の皮が厚くないので、いちおう担当者の名前は控えておきます。
確定申告
控除対象になるので国民年金を払っている人はかならず確定申告しましょう。
役所は縦割りなので、取るほうは熱心だけど、払っていて控除になるほうはこちらから申告しないと計上されません。
年金サイトとマイナンバーカード
おじさんは従順に初期のころにマイナンバーカードを作りましたが使い道がまったくありません👿
カードリーダーかアプリが必要
確定申告のe-taxも、年金サイトも、PCならカードリーダー、スマホならアプリが入れられないと使えません。
おじさんはPCにカードリーダーはないし、スマホの機種はアプリに対応していません。
わざわざ国に金を払うために5000円もするカードリーダーを買おうとは思わないし、スマホを買い替えようとも思いません。
全員つくる義務があると思っていたのに、現時点で所有率は60%だそうです。
今になって新規に作る人には金をやるなんてふざけてます👿
銀行口座と連携したら報奨金とかやってるけど、かってに金を抜き取る準備だからおじさんはやりません。
だってマイナンバーカードと銀行口座を連携する意味が他にないでしょ😂
サイト
IDが与えられますがアルファベットと数字のランダムな文字列なので変えたいのですが、変えられません。
このへんも典型的なお役所仕事ですね。
じっさいもらいはじめてわかったこと
小数点以下切り捨て
月額は年額を12で割るので12の倍数でないかぎりかならず端数が出ます。
それは四捨五入ではなく切り捨てであることがわかりました😅
かぎりなく1に近い0.99999でも切り捨てられます。
とにかくできるだけ払わないようにケチケチしてます。
むすび
自分も年金制度もいつまであるかわからないのでできるだけ早くもらっておきましょう。
早くもらって損することはけっしてありません。
体にも仕事にも恵まれていて生活にも余裕がある人は頑張ってフルタイムで働いて厚生年金を納めてください。
あなた以外の人のためになります😄
でも生活が大変な人は悩まず受給しましょう。
当然の権利ですから堂々ともらいましょう。
ここに書いたのはあくまでおじさんの一例です。
また制度はしょっちゅう変わります。
かならず年金事務所に電話するか、近くなら訪問して確認してください。
これはNHKの記事ですがおいしい話はべつとしてわかりやすく書いてあるので制度を知る上では参考になります↓