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「打刻機」「切符」「ドアを開けるボタン」
ベルリンの掟
ベルリン近郊の路線図
ものすごく字が小さくて見えないですね。
下に公式のリンクを貼りますがやはり拡大しないと見えません。
ベルリンに着いたらインフォメーションなどで大きな紙の路線図をもらいましょう。
これもピンからキリでやっぱり小さい紙は見えません(^^)
切符の購入
バスに乗って運転手さんからも買えるけど、他のお客さんを待たせてしまうので、外に券売機があればそこで買いましょう。
空港や、地下鉄の駅の券売機ではクレジットカード (VISA) が使えました。
Mastercardも使えると思います。
もちろん現金も使えるけど、使える紙幣とコインの種類が限られていたと思います。
デフォルトはもちろんドイツ語だけど、英語に切り替えることができます。
ABCゾーン共通の1日券 (Tageskarte ターゲス・カルテ)
これで地上の電車も、地下鉄も、バスも乗れます。
あと船に乗れるところもあります!
ポツダムに近いWannsee (ヴァンゼー) という湖です。
ヴァンゼー湖。渡し船~ベルリンはこちら
上の路線図ではいちばん外側の灰色が濃くなっているところがCゾーンです。
Berlin ABCと印刷されています。
ポツダムへ行かなければABゾーンで充分です。
ABCゾーン1日券。7.7ユーロ。
ABゾーン1日券。7ユーロ。 (2018年8月現在)
ネットの情報を見ると値段がしょっちゅう変わっています。 (値上がりしています)
こちらはABゾーンの1回券 (Einzelfahrausweis アインツェルファーラウスヴァイス)
1回券という名前だけど、2時間以内は乗り降り自由です。
う~ん。2時間券のほうがわかりやすいですね。
時間は乗り始めた時間ではなく、あくまで「打刻」をした時間なのでお間違いなく!
打刻をしたら、一度も乗らなくても2時間たったら紙くずになります=^^=
2.8ユーロです。 (2018年8月現在)
日付けの見方
1130は11時30分。
DiはDienstag (火曜日)
33は今年 (2018年) の33週目
横の∞はおそらく2018年の8だと思います。 (これは未確認)
なんでふつうに、8月14日とかにしないんでしょう?
2018.8.14なんかだと書き換えられたりするから?
14AUG2018とかでも大丈夫だと思うけど。
検札する人も、今日が何週目なんてわからないと思います=^^=
右のBerliner Str.は駅名です。
上のBitte hier entwertenはドイツ語で、「ここを入鋏 (無効に) してください」というような意味だけど、
下のPlease validate your ticketのほうは、「あなたの切符を有効化してください」で意味が正反対の気がします(^_^;)
ent-は英語のde-に相当するもので、「~〇〇を取り去る」というような意味の接頭辞です。
wertは英語のworthで、「価値がある」という形容詞。
-enは動詞語尾。
つまり、ent-wert-enで「価値を取り去る」→「無価値にする」「無効にする」というような意味です。
強いて言うなら、ハサミを入れることで「使いました」ということでしょうか。
郵便の切手の「消印」みたいなものですかね。
罰金60ユーロ (7800円) !
1回券でも、1日券でも最初に何か乗り物に乗るとき必ず「打刻 (日付けの印字) 」をしなければなりません。
打刻機
チケット売り場にもあるし、電車やバスの中にもあります。
改札はない代わりに、私服の社員が突然、検札にやってきます。
ポツダムからの帰りに実際に検札がやってきました。
「チケットは買ったから問題ないよ」と思ってるととんでもない落とし穴が。
ちゃんとお金を払って乗車券を持っていても「打刻」してないと、罰金60ユーロです!
もちろん旅行者でも見逃してくれません。
「私は観光客でそのシステムを知らなかったんだ」と言ってもダメです。
要するに、打刻 (日付を印字する) してないと次の日もまた使えてしまうからです。
逆に言えば、前もって買っといても打刻しなければ後日、使うこともできます。
日本なら乗車券を買ったら日付が印字されてますよね。
このドイツのシステムどうなのか?
なぜ別途、日付を自分で印字しなければならないのか?
切符を買っといて、後日、使うというシチュエーションもメリットも考えられません。
券売機に日付の印字機能をつけるのを忘れたんでしょうか? (^^)
それとも費用がかかるのか?
とにかく
券売機の横に打刻機があったらすぐ打刻しましょう!
ボタンを押さないとドアが開かない!
自動ドアになれてる日本人のわれわれ。
待っていてもドアは開きません!
降りるときも、乗るとき (外側にもボタンが付いてます) もドアの「ボタンを押さないと」ドアは開きません=^^=
合理的ですよね。
誰も乗り降りしないのに駅に着くたびに全部のドアが開くのは無駄だし、バカの一つ覚えみたいですね(^^)
日本でも、地方に行くとボタン式のドアがあります。
また、真夏や真冬。しばらくホームに停まっているときはドアを閉めることもあります。
地下鉄のドア開閉ボタン
書かれているのはブランデンブルク門。
「柱の書き方がおかしい! 」という方もいらっしゃいます(^^)
たしかに=^^=
地下鉄は冷房がない!
ひと昔。いや、ふた昔くらい前の日本みたいに地下鉄には冷房がありません。
窓を開けても熱風がはいるだけです。
地下鉄の車両に冷房を取り付けられない理由
冷房というのは「熱交換器」です。
中の熱を外に出すことで、中の温度を下げています。
冷蔵庫や、家にある冷房ももちろんまったく同じ理屈で冷やしています。
冷蔵庫の横や、後ろを触ってみてください。
温かいか、夏場なら熱いくらいでしょう。
庫内の熱を外に出しているんだけど、冷蔵庫は部屋の中に置いてあるから部屋の温度は上昇します。
だから、冷房の「熱交換器」は外に置いてありますね。
外に置いてあるので「室外機」などと呼ばれます。
冷房を入れてるときに、室外機の風に当たってみてください。
熱風が吹いてきます(^^)
さて、地下鉄の車両にこの冷房、つまり熱交換器を取り付けると、車内は冷えるかもしれないけどトンネルの中なので、トンネルの中、ひいては地下鉄の駅のホームはとんでもなく熱くなってしまいます(^_^;)
プラスマイナス0ではなく、エネルギーを使うとかならずロスが生じ、最後は「熱」に変わるので、全体としては温度が上がってしまいます。
なので、地下鉄の車両には冷房を取り付けられません。
信号機。Ampelman (アンペルマン)
信号機を撮るには道路に立たないといけないのでなかなか正面から大きく撮ることができません(^_^;)
Signal kommt. 英語に直訳すると、Signal is coming. 「信号が来るよ」ちょっと意味がわかりません(^_^;) 「間もなく信号が変わります」くらいの意味でしょうか?
Bitte berühren. (英 Please touch. 「押してください」)
バスにはUSBの充電器がついてます!
ありがとうございます。
使わせていただきました✌
Tankstelleは「ガソリンスタンド」のことです。
E-がついて「電気のガソリンスタンド」→「充電器」のことです✌
VBBとBVG?
もう一度、切符を見てみましょう。
左上にVBB、右下にBVGと書いてあります。
VBB:Verkehrsverbund Berlin-Brandenburgの略
ドイツ語で「ベルリン=ブランデンブルク交通連合」という意味です。
これに加盟している交通網は共通の切符で、共通の料金で乗ることができます。
Sバーン、Uバーン (地下鉄) 、バス、トラム、船まで乗れちゃいます!
BVGもその1つです。
だから、ポツダムはブランデンブルク州なのに、共通の切符で行けるんですね。
なので「ブランデンブルク門」はベルリン市内にも、ポツダムにもあります!
BVG:Berliner Verkehrsbetriebeの略
ドイツ語で「ベルリン市交通局」という意味です。
BVGのGは何の略? ~ベルリン市交通局。答えはこちら
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