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「草刈り」「歯」「刃」
草刈機の歯
悩みの種が歯です。
これで1枚2000円~2500円くらいする。
時給1000円なら2時間分です。
これで何時間持つのか?
2時間しか持たなかったらタダ働きです。
アホらし😄
山口金属の内刃つき
X-8 (Y・K) SKS-5 A 112 2500円 (税込み)
軸のまわりに内刃があるので草が巻きつきにくいです。
歯の切れ味もよく石にもけっこう強いです。
早速ですが梱包はおなじ、見た目もおなじだけど型番が変わりました。
品質が落ちてなければいいんだけど。 (2024年6月6日)
blade P-3 (Y.K) SKS-5 B 121 (山口金属)
山善 極デカチップ
2000円くらい。
ピンからキリですが、だいたい5枚1組で売ってるようなのは、最初から切れなくて、寿命も短いのでやめたほうがいいです。
ゴミの山を作るだけです。
高ければいいというものでもない。
じっさいに使ってみないとわかりません。
博打ですね。
おじさんは研いでつかうのでチップがでかいものを買ってみました。
そのほうが長く使えるから。
切れ味はあまり良くないですね😅
まあ研ぐ前提で買ってるからこんなもんでしょう。
でもやっぱりすぐ切れなくなるし、チビるのも早いのでもう買いません。
おすすめもしません。
刃の幅
薄い刃
薄いと書いたけど一般的な刃です。
薄いので軽い。
チップが欠けてもそこそこ切れる。
刃がついていなくても薄くて硬いものだと切れますね。
薄い分、寿命は短いです。
厚い刃
とくに山林用など草というより太い木も切るために厚くしています。
厚い分、重くなります。
角がしっかり出てないと切れません。
チップが欠けて丸くなってくると、いくら草刈り機を振り回してもまったく切れなくなります😅
研ぐ前提です。
寿命は長いです。
研磨機を持っていない人は薄い刃にしたほうがいいです。
歯か刃か
ナイフのように線状なら「刃」なんだけど、草刈り機や鋸のようにたくさん並んでいるものは「歯」ということが多い。
どっちでもいいけど😄
歯の形状・種類
刃先のチップが真四角、つまり角が直角なものは角が丸くなるとすぐ切れなくなります。
一般的には地面に接するほうがすこし鋭角になっています。
このほうが切れ味はいいです。
山林用 (千鳥)
地面の柔らかい草は、ぜんぶ地面に当たる部分が鋭角であればいいんだけど、直径3センチくらいの灌木を切るときは上面と下面が交互に鋭角になっている「千鳥」のほうが切りやすいです。
これは研ぐのが少々めんどうです😅
1つ飛ばしに研いで、角度を変えてから反対側を研がなければなりません。
いろいろ試してみたけど、やはりこれがいちばんよく切れます。
地面側が鋭角のものより切れ味もよく、切れ味も持ちます。
あえて逆を鋭角にする
最初は、千鳥のものは千鳥に、下面が鋭角のものはそのように研いでいたのですが、地面に当たるほうはどうしても石に当たり角が丸くなってしまいます。
そうすると切れ味が悪くなります。
そこであえて逆に、下面を鈍角に、上面を鋭角に研いでみました。
こうすると下面が丸くなっても上面の角は鋭角を保てます。
研ぐときも上面に角度がつけばいいので時間も労力もお金も節約できます。
しかし、回転すると歯が浮き上がってあまり刈れません。
切れ味も悪いです。
だからこの研ぎ方はやめました。
刃の形状についてはこちらも↓
草刈り ~ 注意事項・メンテナンスその他 (上級編)
研磨機 (グラインダー)
一般的なグラインダー (サンダーともいう) を台に備えつけたものです。
草刈り機の歯を乗せる台もついています。
高価なものになると、送りがついていてレバーを動かすだけで1つずつ隣の歯に移動してくれます。
ただ、この場合「千鳥」にはつかえません。
歯の外径と穴の径
歯の外径は大きいのが 255mm、小さいのが 230mm。
取付部の穴の径は 25.4mm。
なんでこんな中途半端なんでしょうか?
どうもアメリカの匂いがしますね。
25.4mm は 1インチです。
すると外径もほんとは 10インチで、254mm なんだけど中途半端だから 255 にしたんでしょう。
いや 255 でも中途半端だけど😄
じゃあ 230mm は?
約 9インチです。
これも 228.6mm なので 230 にしたようですね。
エンジンサイズと歯の大きさ
23ccなら230mm、
25ccなら255mmがいいです。
小さいエンジンのものに大きい歯をつけてもつかえるけど、ちょっとした負荷ですぐ回転が止まってしまいます。
また大きいエンジンに小さい歯をつけてもいいけど、ムダに草刈り機が重いだけです。
F1マシンに自転車のタイヤをつけるようなもんでしょうか。