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「吉祥経」「いいことが起こる! 」「朱に交われば赤くなる」「鳶飛魚躍」
愚かな人と一緒にいないこと
ブッダは、「吉祥経」という「いいことが起こる」「幸せになるための」お経でこう言っています。
「愚かな人」というのは、算数の計算ができないとか、漢字が書けない人ではありません(^^)
「愚かな人」というのは、いつも「足りない」と言っている人、いくらあっても満足しない人、いつも「欲しい欲しい」と言っている人、人の物を欲しがる人、人の物を盗む人、怠け者、努力もせずに不平不満ばかり言っている人、嘘つきなどをさします。
簡単にいえば、「悪人」ですね。
「愚かな人」というのは「ブッダのつぶやき」にしばしば出てきます。
今もし、「愚かな人」と一緒にいるならできるだけ早く離れましょう。
朱に交われば赤くなる
人間の本質は「怠け者」です(^_^;)
おじさんもできれば「楽」したいです(^_^;)
欲望の奴隷になっている人、人の物を盗む人、怠け者、嘘つきなどと一緒にいると、人間は弱いもので、自分もそれでいいと思うようになってしまいます。
あるいは、この人に比べればまだ自分はいい方だと思い、悪いことをしたり、怠けたりするようになります。
一人でいるのは何となくさびしいからとか、友だちがいないのは世間的にカッコ悪いとかいう理由で、「良からぬ」連中とつるむのはやめましょう。
ブッダは、まわりにふさわしい相手がいないなら「一人でいなさい」と言っています。
一人でいることは恥ずかしいことではありません。
「一人でいなさい」というのもブッダのつぶやきによく出てきます。
誰ともつきあうなということではないですよ。
あくまで「良からぬ」連中とつきあうなと言っているのです。
誠実で嘘をつかない正直な人、真面目にコツコツと努力する人、足りること、満足することを知る人、人を羨まない、妬まない、聡明な人とできるだけ一緒にいるようにしましょう。
そうすればあなたもそのようになりたいと思うでしょう。
ブッダは「利他」を説いています。誰とでも分け隔てなく平等につきあう。これに反しているようですが、凡人は低俗悪辣な人と一緒にいるとどうしても同化してしまいます。怠けます。見てくれが良くないからとか、学校のテストの成績が良くないからとか、運動能力が他の人より低いとかいう理由で見下すのはよくありません。外見や能力で人を判断する人のほうが「レベルの低い」人です。
鳶飛魚躍 (えんぴぎょやく) ～ふさわしい場所に住む。
鳶は空を飛び、魚は水中で躍る。
一言で「人間」といっても千差万別です。
自分にふさわしい場所に住みましょう。
鳶が魚に憧れて水中で暮らそうとしても苦しいだけです。
魚が鳶に憧れて空を舞おうとしても無理です。
自分が生まれる場所、時代、親などは選べないけど、これから自分がどこへ行って何をするかはあなた次第です。
自分にふさわしい場所を探しましょう。
そして、自分にふさわしいことをしましょう。
それを見つければ幸せ。
混乱のない仕事をする
これも理想ですがなかなか難しいのが現実ですね(^_^;)
ブッダが仕事について言っているのもちょっと驚きです。
自分の望む仕事、自分の能力を活かせる仕事をしている人は一握りだと思いますが、人生のほとんどの時間は仕事に費やされていることを考えると、やはり仕事選びは重要です。
今すぐ仕事をやめても収入がなければ食べていけないので、これを読んだからと言って明日仕事をやめないでね(^^)
おじさんは責任を負えません。
収入がなくても食べていけるなら仕事をやめてもいいと思いますよ。
ただ、誰かに依存しなければならないならそれはやめましょう。
考えもなく、なんとなく惰性で会社に行っている人はすこし考えてみてください。
他にもいくつか「幸せ」になるヒントが書かれていますが、いずれもごく当たり前のことです。
が、その当たり前のことができてないのがわれわれ凡人ですね(^_^;)
今、お経がおもしろい! (一覧)～ブッダのつぶやきはこちら
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