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ヘルメットの分解・洗濯 ~ Tour Cross-3 アライ

「ヘルメット」「分解」「洗濯」「ツアークロス」

ひげおじさん
アライだけにきれいに洗いましょう!
さっちゃん
ほっといてつぎ行こう!

ヘルメットの分解 ~ Tour Cross-3

取扱説明書と各部名称がとてもわかりにくいので自分のメモ代わりに書きました。

ヘルメットやバイクはもちろん、機械を分解するときは写真を撮りながらメモを取りながらやりましょう。
元にもどらないことがあります💦

上下左右がわからなくなったり、ネジがあまることも。

サンバイザーとシールドを外す

硬貨をつかってTXネジを外します。

TXネジってなんぞや!?と突っこまない。

ぜんぶ緩めなくても外れます。

Uリング (熱帯魚みたいな形の黒いプラスチック🐠) はくっついてるけど洗ってるときになくすといけないので外しておきましょう。
向きがわかるように白いベースプレートにマジックで絵を書いてます。

TXネジはバイザーに金具でついているのでそのままにしておきます。

システムパッドを外す

このシステムパッドが何のことやらわからなかったんだけど、何のことはない。

「耳あて」です。

さっちゃん
ちぇっ!耳あてかよ!
ひげおじさん
ほんとにわかりにくいんじゃ!
クマ
カタカナ言葉つかえばカッコイイと思ってるんだろうな!

せめて「イヤー・パッド」くらいにしてくれればなんとなくわかるんですが。

前のほうを後ろに引っ張るとフックが外れます。

前に引き出します。

外したシステムパッド (耳あて)

パッドカバーを外す

発泡スチロールの本体を覆っている布です。

外すのはカンタンだけど取りつけるときに左右と向きがわからなくなるのでしっかり写真やメモを取っておきましょう。

ETポイントの位置を確認しておく

また訳のわからない言葉が出てきました。

ETはEmergency Tabの略で、緊急時に首に負担をかけないようにヘルメットを脱がすためのものですが、救助者がそれを知らなければ意味がありません。

オレンジ色の「タグ」です。

オレンジ色の紐のほうが「エマージェンシー・タブ」です。

オレンジのタグとタブが前です。
留め具のプラスチック板は長いほうが後ろです。
発泡スチロールのほうに小さい四角のつまみが出ています。

これだけ書いても洗濯して組み立てるときにわからなくなる💦

まわりをめくって

真ん中の四角い部分を引き出せば外れます。

本体にもカバーにもL, Rのラベルがついていますがカバーの上下左右の向きがわかるように覚えておきましょう。

E.T.

Extra-Terrestrial
地球外生命体です👽

システム内装

頭頂部のクッションです。

ヘルメット本体と4カ所、黄色いスナップで留っているので外します。
引っ張れば外れます。

ヘルメット本体のスナップ取付位置

ストラップカバーを外す

ストラップ

あご紐のことです。

カバーハンガー

ストラップカバーについてる黄色いプラスチックの取り付け具です。

スナップとおなじように上にめくれば外れます。

ストラップがついてるほうは金属製アンカーといいます。

おじさんは左右と裏表がわからなくなるといけないので、マジックで書いてます。
どうせ見えないところなので書いておいたほうがいいです。

ストラップから抜き取ります。

外れません

これは首の後ろのクッションにつながっている部分なんですが、前は抜けても後ろは外れないのでムリに引っ張らないように。

洗濯🧺

内装やカバーは中性の「洗濯用」洗剤でやさしく手洗いします。

水でよくすすいで、水分を取ってから日陰に干します。

ヘルメット本体 (帽体) は中性の「台所用」洗剤で洗い、やはりよくすすいで、水分を取ってから日陰に逆さに吊るして干します。

どうせ屋外の日向で使うものですが、内装部分を長時間太陽にさらすのは良くないようです。

この「洗濯用」と「台所用」を使い分ける意味はわかりません😅
しいて挙げられるとすれば、粉洗剤は中に残りやすいということでしょうか?
それなら液体洗剤をつかえば問題ないと思いますが。

できるだけ乾燥して天気のいい日に

当たりまえだけどヘルメット本体はとくに乾きにくいので、せっかく洗濯しても乾きが遅いと「生乾き」の匂いになってしまいます。
頭にかぶるものなのでとくに匂いは気になりますよね。

梅雨時などはむしろ洗わないほうがいいです。
よけい臭くなります💦

せめてカビが生えないように風通しのいいところに保管しておきましょう。
梅雨時はバイクに乗らないからと押し入れにしまったりするとほんとにカビが生えますよ。

おでこと顎紐

汗をかくシーズン。
というよりも、やはり梅雨時が問題で、汗をかくことよりも脱いだあともずっと湿度が高く乾かないことが臭くなる原因です。
といっても上に書いたように梅雨時は洗っても乾かないので、洗うとよけい臭くなるというジレンマに悩まされます。

だからどうしても気になるときは、おでこ、つまりインナーの中央部分と、帽体の顎紐だけ洗います。
顎紐はできるだけ帽体を濡らさないように紐だけ洗います。

そして、サーキュレータなど全開にしてできるだけ短い時間で乾かします。
雨や曇りの日に外に吊るしといても雑巾臭くなるだけです。

この部分は皮脂が出るので雑菌が繁殖しやすいんです。

全部洗うとめんどうなのと、乾かないのでよけい臭くなるのと、部品や繊維が傷むので気になるところだけ部分的に洗うほうがいいです。

場合によっては天日に曝す

直射日光に当てると当然どんなものでも劣化が進みます。
でもけっきょく乾かなくて臭くなったら何のために洗ったのかわかりません。
それこそ骨折り損のくたびれ儲け。
湿度が高くて風もないような日なら、直射日光に曝しましょう。
とくに帽体⛑

組み立て

外したときと逆にすればいいだけです。

さっちゃん
えっとお…どおだったけなあ?
ひげおじさん
もう忘れとる😄

耳あてとあごひもに注意!

あごひもを真ん中の穴に通すのを忘れずに!
そのままつけたら頭がはいらなくて焦りました💦

各部名称

まったく意味のわからない名前ばかりなので書いておきます。
いやほんと、名前をつけた人のセンスを疑います。

ブローシャッター

シールド上部のシャッターです。

おじさんなら「シールド・シャッター」にします。
これもシャッターというより扉を開けたり閉めたりするような動きなので、「風防蔀 (しとみ) 」とか。

さっちゃん
よけいわからん😅

手動で「下」にすると開きます。

これもナンセンスで、ふつうは「上」で「開」、「下」で「閉」です。

電気のブレーカー、水道栓などを見ればわかるとおり、可動部は重力で下に行こうとし、手や何かが当たると下に動く可能性があるので、「下」で電気を「切ったり」水道を「止めたり」するように設計します。

これが逆だと、知らずに蛇口に手があたって、水が出っぱなしということになります。
古い蛇口ではそれがあり、おじさんも半日くらい台所の水が出っぱなしということがありました。

TX-3シャッター

まったく何のことかわかりません。

口の部分の空気取入口です。
どうしてもカタカナにしたいなら「マウス・ベンチレーション」とか。
「口部空気取入口」がいちばんわかりやすいですけどね。

TX-3シャッターは論外です。

これも「下」が「開」なので、おじさんはいつも迷います。
ふつうは「上」が「開」、「下」が「閉」です。
「このヘルメットは逆だ」と意識しないと開けたつもりが閉めてる。

インナーシャッター

TX-3シャッターの内側のシャッターです。

これも「下」が「開」です。

induction mode

さあ、みなさん英語の辞書を用意しましょう。

両方開けると、直接口に空気が当たります。

defrost mode

外側を開けて、内側を閉じると風は上に上がって、シールドの曇りを取るそうです。

frostは「霜」
defrostは「霜取り」
いえいえシールドに霜がつくようなら、温風を当てないと溶けません🍧

それをいうなら defog (曇り取り) でしょう。

F・F・Sスリット

何ですか?

顎の横あたりにある換気口です。
「前」が「開」

何の頭文字なのかもわかりません。

TDF3ダクト

はいはい。

頭の上についてる換気口です。

「前」が「閉」、「後ろ」が「開」です。
ヘルメットを床に置いたりするとちょうど当たる位置なので、知らない間に切り替わっています。

MD-2シャッター

頭に後ろのほうにあるつまみです。

「外」が「開」です。

排気口らしいです。

さっちゃん
だれもわからないわ!
ひげおじさん
カッコよくもなんともない!

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