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シャンプーが水っぽくなるのはなぜ? (実験編。あたためるとシャンプーが外にもれる)

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「シャンプー」「水っぽくなる」

膨張 (ぼうちょう) 。加圧 (かあつ)

空気などの気体 (きたい) は、
あたたまると膨張します (ふくらみます) 。

ふくらんで、中の空気や水が外に押しだされます。

出口がないときは
中の「圧力が高く」なります。

やってみよう!

実験② お湯をかけると中の水 (シャンプー) がでてくる!

=シャンプーボトルにお湯をかけないほうがいい理由=

実験①でつくったボトルにお湯をかけてみよう!
中の水がでてくるよ!

お湯をかけると中の空気がふくらみます。空気は外に出られないので、かわりに水をおして、ストローから水が出てきます。

動画はこちら↓ (25秒)


ポイント
温度の差が大きいほど、大きく空気がふくらむので、中の水は氷水などできるだけ冷たいほうがうまくいきます!
もちろんかけるお湯は熱いほうがいいけど、熱湯をかけるとボトルが変形するのでおフロのお湯くらいの温度にしておきましょう!
クマ
やけどにはじゅうぶん気をつけてね!

シャンプーボトルにお湯をかけないほうがいい理由

はじめに、ボトルに水 (お湯) をかけても中に水 (お湯) は、はいらないよね! と書いたけど、かけないほうがいい理由はわかりましたね=^^=

ボトルにお湯がかかって、あたたまると

「中のシャンプーが出てきます!」

オフロにはいると床がヌルヌルしていること、ありませんか?

おフロにおいてあるボトルからシャンプーやボディソープがもれて床にながれてるんです!

スプレータイプのものはかならず口をしめておきましょう!

口をしめておきましょう。「止」の表示があるものは「止」の位置にしておきましょう。入れ物はふくらんだり、凹んだりするけど、中身は出てきません。

カビ取りスプレーや、おフロを洗う洗剤などはなるべくおフロ場に置かずに外に出しておきましょう!

カビ取りスプレー、漂白剤などは「アルカリ性」なので「タンパク質 (体) 」を溶かします!


ヌルヌルするのは、洗剤ではなく、自分の体が溶けているからなんです!
目にはいると最悪、失明することがあります。

こんなものはおフロ場の外に出しておきましょうね!
つかうときは必ずゴム手袋をして、保護メガネもしたほうがより安全です!

 

 

買ってきたときには、このようにフタがしまっています。頭を反時計回りにまわすとバネの力でフタが持ち上がります。

醤油 (しょうゆ) さしの鼻ちょうちん

ポンプタイプの醤油さし
冷蔵庫の中や、食卓に醤油がたれませんか?

これも冷蔵庫の中で冷えていた入れ物を外に出すと、
へやの温度や、人の体温であたためられて、中の空気がふくらみます。
出口にしょうゆがついているので、それが押しだされてきて、
鼻ちょうちんになったり、たれたりします。

動画では時間短縮のために手で握りしめていますが、
ほっといても時間がたつと出てきます。

動画はこちら↓ (19秒)

だからやっぱり「昔ながらの入れ物」のほうがいいんですね(^^)

穴が2つあるのは

「どちらからでも注げる」
「しょうゆが出ているのと反対がわが空気取り入れ口になる」

という2つの理由ですが、

あたたまって中の空気がふくらんでも、
しょうゆがついてない方から「空気が外に、にげられる」ので、
鼻ちょうちんになりにくいという利点があります。

シャンプーボトルにお湯をかける動画はこちら↓ (54秒)

シャンプーやボディソープの入れものにお湯をかけるとこんなことがおきています!

おフロ場にあっても、なるべくお湯はかけないようにしましょう!

ひげおじさん
だから、使うたびにフタをしめておけばシャンプーももれてこないし、ボトルが息をすることもないんだけど、めんどうだよね(^^)

実験⑤にもどるときはクリック↓ (実験⑤から来た方)

実験⑤「つめたい水をかけると外の空気が中にはいってくる! 」にもどる

実験③ ドライヤーで温風 (おんぷう) をあてると、
中の水 (シャンプー) がでてくる!

ドライヤーの温風 (あたたかい風) をボトルにあてると、水が出てきます。

実験②のお湯をかけるのとおなじ理由で、中の空気があたためられるとふくらんで、水が押されてストローから出てきます。

動画はこちら↓ (19秒。音が出ます)

ひげおじさん
あまり近づけすぎるとペットボトルが変形したり、とけたりするよ!
おじさんはもう少しで穴をあけてしまうところじゃった(^^)

実験④ つぶれたペットボトルにお湯をかけると「ふくらむ」!

フタをしたペットボトルにお湯をかけるとふくらみます。

こんどは、すこしつぶしたペットボトルに、
穴のあいてないフタをしてお湯をかけてみましょう。

中の空気がふくらむけど、ストローの出口がないので、ボトルがふくらんでいくのがわかります。


ポイント
中にできるだけ冷たい水をいれて、すこしだけつぶして、フタをしてからよく振ります。
はじめから中があたたかいと、あまりふくらみません。
なかみをよく冷やしておくのがコツです!

動画はこちら↓ (28秒。音が出ます)

つぎは、収縮 (しゅうしゅく) 。減圧 (げんあつ)の実験です!

さっちゃん
つぎは、「さめると外の空気を吸いこむ」実験だよ!
つづけて親子でやってみてね!

実験の続きはこちら↓

つづけて「さめると外の空気を吸いこむ」の実験をやる!

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シャンプーが水っぽくなるのはなぜ? (実験編。トップ)

絵で解説しているページに行く↓

シャンプーが水っぽくなるのはなぜ? (わかりやすい絵で解説)

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これも温度と圧力の関係です!

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