「化繊」「臭い」はじめのはじめに
「臭い」と書いてなんて読みますか?
「くさい」「におい」
そうです。
2通り読みかたがあります。
漢字の濫用ですね。
漢字が便利だからと何にでもつかった結果、日本人でも
「この場合どっち?」ということがよくあります。
なのでこの記事では「におい」は「匂い」と書くことにします。
ちなみに「匂」は国字です😮
さらに「嗅」は本場中国の漢字ですが、本字は「齅」です。
見にくい?
鼻+臭 です。
さらに「臭」はもともと「自 (鼻の形) 」+「犬🐶」です。
「大きい」では何のことかわかりませんね。
国語分科会は「臭」のほうは「大」にしてしまって「嗅」のほうは「犬」のままにしました。
統一してほしいですね。
いや、統一すべし。
「臭」に「、」を打つと間違いとされ、「嗅」に「、」がないと間違いとされる。
こんなのを嬉々として漢字のテストに出す国語教師を軽蔑します。
前置き長っ!
はじめに
体臭?
大学生になったあるとき、自分が匂うのを感じました。
大人になれば体も変わるし、分泌物も変わる。
そういうこともあるかもしれない。
そもそも自分の匂いというのはいつも嗅いでいて麻痺しているのでふつうはわかりません。
いつもおなじ香水をつけている人は鼻が麻痺してしまって、どんどんつける量が多くなってまわりの人は吐き気を催します😄
気をつけましょうね。
日によってちがう
体臭ならいつもおなじ匂いがするはずなのに、匂うときと匂わないときがある。
それから匂いの種類もちがう。
食べもののせいだろうか?
それとも体のホルモンとかそういう影響だろうか?
気にしはじめてからあるとき、決まったシャツだけ匂うことに気づきました。
何がちがうんだろう?
化学繊維
いつもおなじシャツだけ臭い、匂わないシャツは匂わない。
もちろん汗臭さとかはあるけど、それはただ汗の匂い。
まあ他人からしたらいい匂いではないかもしれないけど自分ではひどく嫌な匂いではない。
でもシャツの匂いは自分でも耐え難いぐらい臭いんです。
シャツの素材をチェックしはじめてわかりました。
臭くなるのは化繊だけ。
綿のシャツは臭くならない。
臭さのランク😄
- ポリアクリロニトリル
- ナイロン
- ポリエステル
ポリアクリロニトリル
堂々の1位はポリアクリロニトリルです。
最近ではあまり見なくなりました。
やはり臭いからでしょうか。
モコモコした繊維で断熱性もよく冬用のシャツによくつかわれていました。
だから汗をかく夏は体臭を感じず、冬場だけ匂いを感じたのです。
この繊維の匂いはいわゆる汗とか体臭ではなく、理科の実験でつかう塩酸や硫酸のような刺激臭です。
自分でも耐えられません。
単純に汗の成分とか、細菌🦠が繁殖して匂うとかいうのではなく、化学反応を起こして有毒ガスが発生しているのでは?と勘繰りたくなるような匂いです。
静電気
もう1つこの繊維の重大な欠点はめちゃくちゃ静電気が起きるということです⚡️
1度着たら脱げない😄
呪縛霊のようにあなたに貼りつきます。
ボタンを全部外してもあなたから離れようとはしません。
ナイロン
むかしはワイシャツや靴下によくつかわれていたけど最近では見なくなりました。
やはり臭くなるからでしょうか。
ナイロンはポリアクリロニトリルほど強烈ではなく、いわゆる雑巾臭さみたいな匂いです。
ポリエステル
近年では化繊といえばほぼこれですね。
そしてポリエステル65%、綿35%という混紡がとても多いです。
これも臭くなります。
残念ながら化繊に優等生はいないんです。
すぐ臭くなる
そして化繊は着て、1~2時間ですぐ臭くなります。
もちろん洗濯して乾いた状態では臭くありません。
でも着るとあっという間に臭くなります。
いわゆる雑巾臭さとか生乾きの匂いともちがいます。
化学薬品の臭さです。
それでもこの世が化繊に牛耳られているのは、安くて丈夫だからです。
天然素材
綿や麻のシャツは臭くなりません。
それなりに汗臭くはなるけど化繊のような理科の実験室的、殺人的臭さにはなりません。
綿は水分を吸ってなかなか乾かないのでおじさんは嫌いです。
だから綿のTシャツはあまり着なくなりました。
麻
最高の素材は麻です。
ところがなぜか日本には麻のシャツがあまりない。
あっても5000円から、という感じで高いです。
で、輸入費用を入れても安い中華製のダシキシャツなるものをamazonで買って愛用しています。
1枚2000円ぐらい。
気に入ったので7枚買いました。
夏はほとんど毎日これを着ています。
1週間着ても臭くなりません。
ただ天然素材は擦り切れて破れやすいという弱点があります。
欠点とまでは言えない。
自然の素材なんだから当たりまえです。
いっぽう化繊はやたら丈夫で、40年前のシャツでも破れません。
ふつうの人は40年前のシャツは着ないですよね😄
おじさんはこの世に生まれてきたものは最後まで使い切ってあげるのが礼儀であり、供養だと思っているので、何年でも着ます。
完膚なきまで破れてくれればさらにウエスとしてつかって成仏させてあげるのですが化繊は破れません。
ふつうの人は飽きて捨てるようです😂
あとから買った天然素材のものはどんどん破れていくんだけど、化繊は何十年でもしぶとく生き残ります。
混紡
綿はたしかに肌触りはいいけど、濡れたらいつまでも乾かない。
破れやすいという弱点を持ちます。
それから皺になりやすいですね。
いっぽう化繊は丈夫で何十年でも持つし、洗濯してもすぐ乾くし、皺にならないんだけど肌触りがよくない。
それから絶対、臭くなる問題で、天然素材と化繊の混紡が主流です。
でもじっさいには混紡は臭くなるのでおじさんは嫌いです。
すぐ破れてもいいから天然素材が着たい。
山登り
1つ付け加えておくと、山登りする人は化繊を着ます。
綿は汗かくと乾かないので風邪引く程度ならいいけど、靴下なんかだと凍傷になるおそれがあるからです。
着心地はよくないし臭くなるけど、化繊は濡れてもすぐ乾くので背に腹はかえられません。
おじさんの母は「綿は汗を吸うからいいのよ」などと申しておりましたがとんでもない勘違いです。
綿が好まれるのはただ肌触りがいいからでしかありません。
染料
もうひとつ臭くなる原因に染料があります。
これは汗をかくどころか、ただ濡れただけで即効で臭くなります。
厚木基地の航空祭のときに買った赤いTシャツ。
もちろん飛行機の絵がプリントしてあるやつ。
ところが乾いているときは臭くないんだけど濡れるとすぐ臭くなる。
もちろん汗や雑巾臭さともちがいます。
化学薬品の臭さです。
なんど洗い直しても、色落ち覚悟で漂白してもけっきょく匂いが取れず最後には捨てました。
自分でも耐えられない悪臭を身に纏って1日生活できないですからね。
生乾き
もちろん水のあるところには細菌🦠も黴もありで、濡れたら、洗濯したらできるかぎり早く乾かして細菌が繁殖するのを防ぐのがいちばんです。
洗濯機が止まったのに洗濯機に入れっぱなしなんて論外です。
いくらきれいに洗濯しても水さえあれば細菌は繁殖します。
部屋干しするときはとにかく風を当てるのがいちばんいいです。
温度より、風を送って水分を飛ばすのが乾かすのにいちばん効果的です。
もちろん冬場ならファンヒーターの風を当てるのがいい。
火事にならないように適切な距離感を持って。
部屋干しのコツ
でも、生乾きや雑巾臭さ、汗臭さともちがうのなら、それは繊維と染料のせいです。
