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「年寄り」「老人」「ほんとの人格者」
みすぼらしい老人にならないように
髪が白くなったからといって、知恵のある老人とはかぎらない。
<ダンマパダ19章260>
勘違いしないでください。
見てくれのことではありません。
顔や肌のシワのことでもありません。
もちろん身なりでもありません。
年取るだけで立派な人になるのではない
人が立派かどうかは一重にその人の「行い」にあります。
あなたのまわりにいる年取っただけの老人を見ればわかります。
みすぼらしい老人とは?
たとえば高そうな車から高そうなスーツを来た老人が降りてきました。
その年寄りは車から降りるなり、吸ってたタバコを投げ捨てました。
どう思いますか?
説明するまでもないですね。
かりに社会的な地位があっても、小ぎれいな身なりをしていても、財産があっても
「タバコを投げ捨てる」
というたった一つの行動でこの人の人格が見えてしまいます。
高そうな車も、小ぎれいな身なりも、かりに人々が一目置きそうな肩書や経歴を持っていても、それらは一気に色あせて、「みすぼらしい老人」に成り下がってしまいます。
美しい老人とは?
ボロボロの服をまとっている。
社会的地位も、名声も、財産もない。
家族もない。
でも、通りかかった子どもが転んだとき「大丈夫? 」といって手を差し伸べる。
その瞬間、この年寄りは光り輝くのです。
肩書や身なりではなく、「行い」が大事なんじゃ!
年上 (自分) を敬えという人に人格者はおらんな(^^)
ただ行いを見よ! ~ ブッダのつぶやき
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