「蟻」「墓」
まずはじめにこれは学術的な記事ではなく戯れ言である。
蟻塚 ~ 蟻の墓?
ときどきこんなもんが地面にある。
自然のものではなくてどう見ても誰かが意図的に集めて盛り上げたものだ。
上の写真は自宅のまわりのコンクリートの上で見つけた。
ちょうどコンクリートの境目なので蟻が隙間から出てきたときにできたものかと思った。
蟻だと思ったのはそのまわりを小さな蟻がウロウロしていたからである。
そのへんにどこにでもいる小さいほうの蟻。
ヒメアリではない。
アブの死骸
じつは家のまわりにはアブが多くてなぜか家の白い壁とこのコンクリートの上にアブが転がっていることがある。
転がっている理由はわからない。
おじさんはアブを見つけたら全身全霊をこめて叩き潰す。
これはアブに切り刻まれた人でないとわからないだろう。
アブとハチの見分けかた
このコンクリートの細かいかけらをどけてみると、おじさんが潰したアブが中にあった。
これは偶然だろうか?
ゲテモノ好きな人はズームアップして見てください
それとも蟻がアブを巣に運ぶためにコンクリートを削ったあとにこのコンクリートの山ができたのだろうか?
おじさんが中を調べたのでコンクリートのかけらは散らばった。
そしてコンクリートの継ぎ目にはとくに隙間はなく蟻も出入りしていなかった。
再び蟻塚が😮
そのときはあまり深く考えず放置していたのだが、つぎの日にまた同じ場所、つまりアブの死骸が転がっているところに蟻塚ができていた。
きのう広げたのに。
これは偶然ではない。
意図的にそこに盛っている。
ほかの場所でも
下の写真はほかの場所だが、こちらはコンクリートのかけらではなく細かい枯葉、おもにヒノキのかけらで蟻塚ができている。
ここでもおじさんはアブを潰している😄
そしてやはり小さい蟻がウロウロしている。
どう考えてもこの蟻がコンクリートのかけらや葉っぱのかけらを集めてきてそこに盛ったとしか考えられない。
これは何?
さてここからはおじさんのまったくの想像だ。
- 蟻がアブを悼んで埋葬してあげている。
- 夏場、高温と強い陽射しでアブが腐る、あるいは乾燥するのを防いでいる。
- ほかの蟻に見つからないように隠している。
まあ1はないだろう。
2はちょっとありそうだ。
おじさん的には3がいちばん濃厚だ。
アブの上に盛り土をすると自分たちもアブをちぎって運ぶのは大変だ。
いちいち山の中に潜り込まなければならない。
でも、この蟻塚のまわりにはそのへんでいちばんよく見るふつうのクロアリもウロウロしている。
獲物を取られないように隠していると考えるのがいちばん理屈に合っている気がする。
むすび
ということで何も結論もないまま結びだ。
だからこれは戯れ言である。
ただ不思議といえばおじさん60年生きてきてこれを見たのは今年がはじめてだ。
猛暑と関係があるのだろうか?
2つともコンクリートの上だが、それは土や草の上だとあっても気がつかないからだ。
あるいはコンクリートの上にしか作らないのかもしれない。
こんなものを観察して写真を撮ってブログに書くのは世界広しといえどもこのおじさんぐらいのもんじゃろう。
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