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「犬」「ネコ目」
犬はネコ目😺😮
犬は
ネコ目イヌ科イヌ属である😺🐶😮
なんでやねん。
どっちやねん。
ラテン語では
carnivora
ラテン語の発音は、カルニウォラ。
ほとんどローマ字読みだね。
だってラテン語って、イタリアのラティウム地方の方言だから。
cārō (カーロー) 肉
vorō (ウォロー) 食う
なので
学術的には「食肉目」が正しい。
まあ「肉食目」のほうがもっとわかりやすいかな。
英語のcarnival (謝肉祭) も「肉」が語源であることがわかる。
carnivorous 肉食の
スペイン語で「肉」はcarne。
ついでに
イヌ科 Canidae
イヌ属 Canis
種 オオカミ Canis lupus
亜種 イエイヌ Canis lupus familiaris
ラ lupusは、
フランス語 lupin (ルパン)
スペイン語 lobo (ロボ)
に引き継がれている。
familiārisは英語のfamilyにつながるように、「家の」という形容詞。
学術用語として、最初は大文字、その次は小文字という決まりがある。
もともとのラテン語はべつに大文字で書くわけではない。
K9 (ケイナイン)
英語で警察犬をK9と呼ぶ。
これはcanine (犬、イヌ科の) の文字りだ。
ロマンス語 (英語とラテン語の関係)その1~ノルマン・コンクエスト
トンチンカンな文部省の役人
1988年に文部省が「ネコ目」という言い方に決めたそうだ。
ほんとセンスねえ。
みんな「なんで犬がネコ目?」と思うだろう。
子どもならなおさらだ。
あっ、「ねこめ」じゃなくて「ねこもく」ね。
上に書いたとおり、carnivoraに「ネコ」という意味はまったくない。
「肉食」だ。
しいて言うなら、ライオン🦁やトラ🐯をイメージしたつもりか?
国語分科会の常用漢字と読みかたの選択にしても、ほんと「役人」は浮世と乖離している。
「嘘」は常用漢字じゃないからな。
嘘じゃない😄
ニュースのテロップや新聞では「うそ」とひらがなで書くのでとても読みにくいし、前後の他の言葉とくっついて意味がわからないことがある。
おじさんは「とうそ」という言葉は法律用語なのかと何日も調べたが見つからず、「〇〇とうその記述をした」というアホみたいなオチだった。
これも実話。