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「運転」「ラウンドアバウト」
はじめに
ニュージーランドは日本とおなじ左側通行です。
また基本的に日本とおなじ交通ルールなのであまり戸惑うことはありません。
ただ1つ怖いのはラウンドアバウトでしょう。
roundabout ラウンドアバウト
円は時計回り↻
かならず左折してはいる
ラウンドアバウトの円にいる車が優先
右から来る車を睨みます。
そして来ないか、充分距離があると判断したらすっとはいります。
ここは躊躇しないで加速します。
円内でもたもたしてるとかえって危ないです。
ウィンカーの出しかた
いろんなサイトでいろんなことを書いているので紛らわしいのですが、じつは簡単です。
ふつうの十字路とおなじ😮
直進
ウィンカーを出さないではいる。
左折
左にウィンカーを出してはいる。
右折
右にウィンカーを出してはいる。
これだけです。
簡単でしょ。
ただ右折のときだけは右にウィンカーを出すけどハンドルは左に切って左に曲がるので違和感がありますが。
気持ち悪いのは右折だけです。
まちがっても右に曲がらないように。
右にウィンカーを出しつつ、左に曲がります😅
出口
出口の手前ではすべて左にウィンカーを出します。
これはほかの車に「ここで出るぞ」という合図です。
止まるべきか?
手前にSTOP (止まれ) の標識があれば止まります。
GIVE WAY (道を譲れ) は日本の「徐行」で、止まる必要はありません。
右から車が来てなければそのままはいってよし。
来てれば止まります。
2車線
1車線なら問題ありません。
問題は2車線です。
さらに入口は2車線なのに出口は1車線という交差点もあります。
こうなるとカオスですね😅
いろいろ能書きが書いてありますがはっきり言って、他の車にぶつからないように走るのが大前提です。
手前の矢印にしたがう
日本とおなじように手前の車線に直進・右左折の矢印が書いてあるのでそれにしたがいます。
基本的に左折は左車線。
右折は右車線。
直進は左だったり、右だったり、両方だったりします。
右車線で直進して右車線のまま出る
直進
これがいちばん怖いです。
ただこのパターンはだいたい国道などの大通りに左右から路地がくっついているもので、車線の白線もそのように引かれています。
つまりラウンドアバウトの円に沿って丸くではなく、直進の方向に引かれています。
もし左車線が直進可なら左車線を走ったほうが無難です。
右折
右折の場合は270°回るわけですが、取付道路が1車線だと出口は1車線なのでなあなあで出ることになります😅
入口は右車線ではいって180°までは右車線だけど、それを過ぎたらすぐ左にウィンカーを出して左に寄りましょう。
でないと左車線の車がそのまま円を周回する可能性があります。
このへんは法律云々よりお互いの安全のためです。
絶対やってはいけないこと
左車線のまま円を周回すること。
ダメです。
上に書いたように右車線のまま直進で出る車とぶつかってしまいます。
左車線は左折か直進。
右折の場合はかならず右車線を走ります。
ニュージーランド人もよくわかっていない
ルールを守らないというより、ルールがわかってない人が多いです。
おじさんは行く前にかなりネットで調べたり、オンラインの英語の先生でニュージーランド人を探して聞いたけど、言うことがまちまちです。
人によってちがいます😅
最終的には他車を睨んでぶつからないように走る
これです。
もちろんあなたはルールを守りつつ、ほかの車の動きをよく見ます。
ウィンカーなんか当てにしてはいけません。
もしあなたが直進で出ようとしても左から車が来ていたら、その出口で出るのを諦めてもう一回りするくらいの余裕を持ちましょう。
円の内側なら何周回ってもOKです😄
あるていどのスピードが必要
逆説的ですがこれは安全のためです。
あなたが右車線ではいって直進するときスピードが出ていれば左から抜かれることはありません。
そうすればかりに左車線の車が直進せずにその出口から出ずに周回を続けてもあなたにぶつかることはありません。
怖いからといってもたもたしてると、左車線の車があなたより前に出てあなたの進路を塞いだり、進路が交差する可能性があります。
あくまでほかの車とおなじ速さで。
ラウンドアバウトは大縄跳び
あるいはエスカレータといってもいいか。
はいるタイミングを計って、今だと判断したらためらわずにすっとはいる。
ためらうとかえって縄に当たってしまいます。
郊外の制限速度は100km/h
市内は50km/hや70km/hという制限がありますが町の外に出るとすぐ100km/hになります。
100km/h制限でも路面が荒れていたり、首都高速並みに曲がりくねっているところもあるのでそれは自分の判断で速度を調節します。
急カーブにはいちおう安全速度の標識がありますが。
たぶん110km/hぐらいで走っている
これは法律的にどうこうではなく現実です。
もちろんあなたが110km/hで走る必要はありません。
ただ100km/hで走っているとかならず車が追いついてきます。
適当なところで抜かせる
道幅が広いところや待避所があったら左にウィンカーを出して道路脇に寄って減速または停止して、後ろの車を先に行かせてあげましょう。
狭いところで無理に止まるのは危ないので、広いところがあったら。
後ろに車がくっつかれるより、だれもいないところを走るほうが気持ちがいいし安全です。
日本みたいに煽る車はいない
ぜったいいないとは言わないけど、おじさんが走ったかぎりでは追いついてきても車間は充分に空けて走ります。
また追い越すときもすっと追い越してくれるので安心です。
日本人はとにかく車の運転が下手なので追い越すときに加速しないで横、つまり対向車線をずっと走りつづける車がいて怖いです。
抜くのか抜かないのかどっちなんだよ。
後ろに張り付くのもそうです。
本人は煽ってるつもりはないのかもしれないけど、抜くつもりも勇気もない。
だったら離れて走れ。
左に寄って走っている
チョー当たりまえなんだけど、日本ではセンターラインをはみ出して走る車が多いのでとても怖いです。
怖いだけでなくじっさい危ないです。
正面衝突なんてどうしたら起きるんだよ、と思ってたけど、これならあり得る。
ニュージーランドでは100km/hで走ってるけどセンターラインをはみ出す車なんかいないどころか、車線の真ん中より左に寄って走ってる車のほうが多いですね。
昼間でもライトを点けてる
わりと昼間でもライトを点けて走ってる車が多いです。
あっ、おじさんは田舎しか走っていないので町中はどうか知りません。
ただ、クイーンズタウン空港の近くも走ったけど怖い思いはしませんでした。