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「イワナガヒメ」「返品された女神」「人はなぜ寿命があるのか」「月水石神社」
イワナガヒメ
コノハナサクヤヒメのお姉さんです!
コノハナサクヤヒメの名前を知らない人はいないでしょう。
昔むかし、ニニギノミコトがコノハナサクヤヒメを見て一目惚れし、「ぜひ、お嫁にください」とおとうさんのオオヤマツミ (大山祇神) に言いました。
オオヤマツミは「それはそれは是非どうぞ」「ついでに姉のイワナガヒメもおつけします」とこころよく応じました。
ところがニニギノミコトはイワナガヒメを見てびっくり!
とてもブサイクだったからです。
ニニギノミコトは「姉のほうは、いりません」とオオヤマツミに「返品」しました。
イワナガヒメ=ブサイクだけど、永遠の命
コノハナサクヤヒメ=きれいだけど、花のごとく散る運命にある
オオヤマツミはたいそう怒りました。
せっかく嫁にやったのに突き返してくるとは!
イワナガヒメは「磐長姫」と書くように見てくれは悪いけど、「永遠の命」を持っていたのです。
それを「返品」してしまったので、人は「死ぬ」ようになってしまいました。
こうして人は「美しさ」を手に入れた代わりに「永遠の命」「不老不死」を失い、「寿命」というものが生まれたのですね。
ん…美しさを手に入れたかどうかはなんとも言えんが(^_^;)
ブサイクだから返品なんてひどいわね😡
そりゃ女の子だって、ブ男だとか、キモいとか言うだろう。お互いさまだね(^^)
もう1つの人が死ぬわけ ~ 黄泉帰る (よみがえる) → 見るな! 3枚のお札
月水石神社 (がっすいせきじんじゃ)
イワナガヒメが祀られています。
茨城県つくば市。筑波山の中腹にあります。
ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメのその後
コノハナサクヤヒメ ~ 炎の中の出産!
古事記。日本書紀 ~ 最初の入口。超かいつまんだお話