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「トライアルレッスン」「やること」
トライアルレッスンでやること
トライアルレッスンはどんな先生でどんな指導方法なのか見る機会です。
お試し、試供品ですね。
品定めといってもいい。
気に入れば本製品を買ってくれ、その後も定期的に買ってくれるようになります。
だから自分の製品 (日本語を教える能力) をアピールしたいところです。
自分が買う立場だったら?
しかし、これは自分が物を買うときのことを考えればわかります。
いいところを喧伝されてもかえって引いてしまいます。
「売りたい」「買ってくれ」という姿勢が見えるほど後ずさりしてしまいます。
損して得取れ
本製品を買わせようとするな
逆説的ですが、声高に自分の製品 (教授能力) を謳わないほうがいいです。
有益な情報を惜しげもなく与える
30分しかないので自分の能力・教え方のスタイル・人柄などを伝える短い時間で貴重な機会ですが、顧客が望むのは何かを考えます。
なにごとも自分が買う立場だったら、を考えればわかります。
日本語学習者には、日本語を勉強するのに役に立つサイトや本の情報を教えてあげます。
そんなことしたらそっちで勉強して、自分の授業を取ってくれないじゃないか?と思いますね。
じっさいそのほうが多いかもしれません😅
でも「この先生なら役に立つ情報をくれる」と思えばまた来てくれるんです。
トライアルはほとんどの場合1回かぎりでつぎはありません。
だからその1回かぎりの30分で役に立つ情報はすべて教えます。
「トライアルだけで終わりだよな」と思っていたら意外につぎの授業を取ってくれることがあります。
一期一会
人も出来事もこれが最初で最後。
むしろ次はないと思えば一分一秒を大事に全身全霊を尽くして望みます。
30分授業をやってお金がもらえればいい?
そういう人は今すぐ先生をやめてください。
おじさんはいろんな習い事もしてきたので、ほんとにこういうクズみたいな先生もうんざりするほど見てきました。
ただテキストを読むだけみたいな。
それ、先生いなくても自分で読めますから。
質問すれば、ネットで調べてくださいとかいうやつ。
じゃあ先生要らんやんか。
おじさんは30分で与えられる情報をすべて与えます。
一見の客を軽んずるものは常連を失う
おじさんはこの「一見の客」という言葉が大嫌いです。
要するに初めての客は大事にしないというスタンスです。
何度も足を運んだら大事にしてやろうという上から目線の店。
一見の客に精一杯のもてなしをすれば、その客はまたここに来ようと思います。
また他の人にも「あの店はおいしいからぜひ行きなよ」と勧めます。
何度も来たら大事にするんじゃなくて、
大事にしたから何度も来るんですよ。
楽しもうよ
ただ悲愴感を持たないように😅
いろんな国のいろんな文化や価値観の人としゃべれるということを楽しみましょう。
もちろんしっかり授業はやるけどこの短い30分を楽しむことも大事です。
先生が辛そうにしてたり、眉間に皺を寄せてたら生徒も引いてしまいます。
先生が楽しそうにしてたら、生徒も笑顔になり、また先生と話がしたいと思うかもしれません。
ああ、今日この授業を取ってよかったと思うでしょう。
わたしは日本語教師をしています
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