目次をご覧になりたい方はクリックしてください→
「横断歩道」「停止」「危険」
横断歩道で車が停まらないわけ
追突の危険、追い越しにより歩行者が轢かれる!
法律上は停まらなければならないことになっています。
しかし、あまりにも表面しか見ていません。
単純に、停まらなかった車を数えて、「マナーが悪い」とか「交通法規を理解していない」「交通法規を守っていない」なんていうのはナンセンスです。
後続車があれば追突される危険があります。
黄色の信号もそうですが、車間距離を空けずに後続車がいる場合、減速したり、停止したりすると追突される危険があります。
実際の経験
おじさんが普通車の免許を取りました。
何十年も前のことです。
単に法律を守るだけでなく、人に気配りできる模範的なドライバーになろうと青雲の志を抱いていました。
そのときは50ccのオフロードバイクに乗っていました。
信号のない横断歩道で渡ろうとして待っている歩行者がいました。
(ここは、停まる瞬間だ!いま停まらずしていつ停まる!)
バックミラーを見て、自分のすぐ後ろに車がいないことも確認して、おじさんは停まりました。
そして、歩行者に渡るように合図しました。
歩行者は軽く会釈をして渡りはじめました。
(模範ドライバーになれた!)
その瞬間、後ろから来た車が停まっているおじさんを追い越し、道路を渡ろうとしていた歩行者が危うく轢かれそうになりました!
おじさんはけっして急ブレーキをかけて停まったわけではありません。
後ろを確認してから停まりました。
ほんのちょっとタイミングがずれてれば、歩行者が轢かれたか、おじさんが追突されていたかもしれません。
法律上どうかは問題ではなく、おじさんの善意が仇となり交通事故が起きるところでした。
もちろん悪いのは追い越した車です。
でも、いい悪いの問題ではなく、歩行者と自分が危険な目にあったのは事実です。
おじさんが停まらなくても、おじさんが通過したあと、この人は渡ることができたでしょう。
このときから、横断歩道で停まるのをやめた!
もっと現実的なことをいえば、バックミラーで後続車がすぐ近くにいないことを確認したのだから、おじさんがそのまま通過すれば、そのあと歩行者は横断できたということです。
まあ、直後に追い越しした車が行ってからのほうがいいですが。
※ リンクにもあるように、「横断歩道の手前では後続車は追い越しをしてはならない」ことになっています。
この手の動画は掃いて捨てるほど出回っているので「横断歩道 轢かれる」などで検索してみてください。
これはYouTubeに投稿されているものです。
横断歩道の歩行者優先を訴えるより、まずこういう車を徹底的に取り締まるべきです。
これははっきりいって殺人未遂です。
しかもよけずにクラクション鳴らしながらわざと小学生に向かって突進しています。
免許の更新のときに警察署でこの動画を見せられたので講習を担当している人に突っ込んだけどスルーされました😄
時と場合による
たとえば、延々と途切れることなく車が繋がり、流れが遅ければ停まっても大丈夫でしょう。
それでも追突される可能性はありますが。
赤信号でも追突されたことがある
現に、おじさんは前の車につづいてふつうに赤信号で停まったら、後ろの車にノーブレーキで追突されたことがあります。
流れが遅かったのでスピードは出てなかったけど、後ろの車はまったく前を見てなくてノーブレーキだったのでかなりの衝撃でした。
携帯いじってたのか、漫画読んでたのかそこまで追求する気にもなりませんでしたが。
まして、ある程度のスピードで流れているときに停まるのは危険です。
後ろの車は、横断者がいるから減速して、停まったなどということはわからず、追突したり、追い越したりするでしょう。
歩行者自身も車に乗ったり、運転したりすることがあると思うので、まわりの状況をみて、たとえ車が停まっても渡るのをためらうことがあります。
また、こちらが停まっても対向車が停まらなければ渡れません。
むしろ、この車はなんでここに停まってるの?と変な目で見られたり、はたまた後続車にクラクションを鳴らされたりすることもあります。
自分の後ろには車が1台もいないのに停まる必要があるか?
自分が通過すればこの人はなんの問題もなく、危険もなく、不安もなく渡ることができます。
ここで停まるべきでしょうか?
法律ではそうかもしれません。
でも、かりに停まったら歩行者はかえって変な顔をするでしょう。
いや、かえって危険な目に合わせるかもしれません。
おじさんが歩行者の立場だったら、わざわざ停まってもらって慌てて渡るよりは、車が1台もいなくなってからゆっくり渡りたいです。
ベストの解決策
それは信号です。
やはり前の車がなにもないところで、なぜ停まったのかわからないのは危険です。
信号なら後ろからも見えます。
それすら見ない車は論外です。
1人しか渡らないのにいちいち信号で車の流れを止めるのも気が引けるけど、安全を考えればそうすべきです。
歩行者、自転車もルールを守ってください!
赤信号でも「歩行者優先」とばかりに堂々と渡る歩行者がいます。
歩行者優先ではない!
あくまで「弱者保護」です。
歩行者も自転車も法律を守らなければなりません。
当たりまえです。
「歩行者は赤信号で渡ってもいい」なんて法律はどこにもありません。
「赤信号みんなで渡ればこわくない」なんて言葉をはやらせたヤツはこの手で首を絞めてやりたいです。
法律云々より、轢かれれば痛い思いするのはあなたです。
いくら保険もらっても割に合いません。
おじさんがドラレコで撮ったじっさいの動画
赤信号で左右も見ずに渡るおばあちゃん
もちろんこちらの信号は青。
まったく左右を見ることもなく当たりまえのごとく横断するおばあちゃん。
信号あります!
これでももしはねたら、こちらの「前方不注意」というおかしな社会。
左右も見ずにとつぜん渡る少女
これも驚きました。
車はノロノロと流れており、左に女の子がいたのでおじさんは渡らせるつもりでいましたが、まったくこちらを見ずにとつぜん、そして「当たりまえのように」渡りました。
最後までこちらを一瞥もせずに。
こちらをまったく見ていないので「渡っていいよ」と合図もしてません。
お礼をいってほしいというのではありません。
おじさんなら、まったく左右を見ずに道路を渡るなんていう芸当は怖くてとてもできません。
権利や法律がどうとかという話ではなくて、轢かれたら痛い思いするのは自分だということです。
左右も見ずに飛び出すやつ!
人間と人間
車と人っていう分けかたするけどちがいます。
人間と人間です。
自転車ももちろんそう。
法律とか、車ではなく、人間と人間としておたがいに相手を尊重して、行動しましょう。
真夜中の小学生!
おじさんが夜、車を運転していたときのことです。
横断歩道にランドセルをしょって手を上げてる子どもがいました。
停まりました!
しかし、この夜中になんでランドセルしょった子どもが?
看板でした!
迷惑おばちゃん
停まったら、渡らないのであれっ?と思ったら、横断歩道脇で立ち話をしてるだけのおばちゃんたちだった。
迷惑です。
こちらをちらっと見て1cmくらい横に移動しました😅
立ち話なら別の場所でやってください。
歩行者も安全に対する意識と義務を!2022-04-14
最近やたらに車だけに対する取り締まりが行われているので追記します。
また、どこの県がいちばん止まらないワーストだとか。
これも統計がわかっていない人のデータです。
かりに無作為に横断歩道を選んで数値は正しいとしても、条件はあまりにもちがいすぎます。
横断歩道の数。信号があるかないか。車の保有台数。じっさいに走行している車の数。運転者の年齢層。交通量。車の混み具合。車の流れる速さ。運転席から横断しようとしている歩行者が見えるか?障害物はないか?などさまざまな条件があります。
単純に止まらなかった車の数だけ挙げて「〇〇県がマナーが悪い」というのはあまりにも考えが浅はかです。
上に書いたように、左右も見ずにとつぜん渡る人たち。赤信号でも渡るおばあちゃん。
渡るつもりはないのに、横断歩道のところで立ち話をしているおばちゃんたち。
歩行者にも義務と努力と責任を
まず何より渡る意志を示すこと
手を挙げるのを法律で義務づけるべきです。
ここまで車を取り締まるなら、手を挙げない歩行者にも罰則を与えるべきです。
左右をキョロキョロしながら見ていればまだわかるけど、ただあさってのほうを見て立っている人は渡りたいのか、ただそこで誰かを待っているのか、はたまたただスマホをいじってるだけなのかほんとにわかりません。
こんなことを書くのもバカバカしいけど、それくらい車を捕まえるだけの取り締まりが行われています。
渡るつもりのない人は横断歩道の前後5m以内には立ち止まってはいけない
バカバカしいですね。
でも、車を悪者にするならそれくらい徹底してください。
左右を確認してから渡ること
当たりまえすぎることですが、まったく左右を見ないで渡る人が多いです。
まあ勇気があること!
おじさんには怖くてできません。
かりにこちらの信号が青になっても、おじさんは車が止まったのを確認してから渡ります。
法律云々、歩行者優先とかいう話ではなくて、自分が痛い思いをしたくないから。
繰りかえしますが、歩行者対車ではなく、人間対人間です。
横断歩道で停止していたバイクのライダーが後続のトラックに轢かれる!
じっさいにこのような事故も起きています。
冒頭に書いたようにおじさんも怖い経験をしています。
後続車はおじさんのバイクと横断中の歩行者をよけていきましたが、対向車がいたら正面衝突するか、おじさんと歩行者を跳ねるか二者択一だったでしょう。