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- 1 英語の歌を歌おう!好きな歌があったら歌いましょう。歌を歌うメリット 音のつながりが自然になる。 文法でなく、フレーズで覚えてしまう。 ① 普通に文章を読むのと違い、歌を歌うには「子音」を一気に発音したり、「子音」を次の「母音」に繋げたりしないとスムーズに歌えないからです。たとえば、こんな歌詞があります。nobody else could ever know (Paul Slade”Friend”の一節 )普通に読めば、 「ノーバディーエルスクッドエバーノウ」で 会話するならこれで全然、問題ないです。でも、歌うときにはこれだと歌えないし、音を伸ばしたり、反対に早口で言わなければならないところがあります。 この歌の場合、こんな感じになります。「ノーバディエーール スクデバー ノウ」「子音」は瞬間的に発せられる音なので伸ばすことができません。 そこで伸ばすときは、つなぎの「母音」を伸ばし、単語の最後の子音は、次の単語の頭とくっついてしまいます。教材の例文を覚えようと思っても面白くなければ覚えられないので、お気に入りの歌を覚えましょう。こんな歌です。 おじさんが歌ってます(^^)② 語順、前置詞、時制、倒置法など文法ではむずかしいものや、決まり文句もフレーズで覚えてしまう。英作文するときや、しゃべろうとするとき、使う単語は思い浮かぶけど、 悩むのは、「語順」「前置詞」「時制」だと思います。英語は日本語と違い、「語順」がとても重要です。A cat takes a rat. 猫がネズミを捕まえる。 A rat takes a cat. ネズミが猫を捕まえる。このように、英語は語順が変わると意味も変わってしまいます。 言いかえると、単語の形は変わらず、文の「どこにあるか」だけで主語なのか、目的語なのか決まってしまいます。※ このような言語を「孤立語」といいます。 (英語は屈折語に含まれますが、孤立語に近いです)日本語は「てにをは」がついているので、語順を入れ替えても意味が通じます。ぎごちない日本語だけど意味は通じます。※ 日本語は「膠着語」に分類されます。 「孤立語」単語の形が変わらず、文のどの場所にあるかで主語、目的語などの役割が決まってしまうもの。 英語は屈折語に分類されていますが、語形変化が少なく、孤立語に近い性格を持ちます。 「屈折語」単語が大きく「活用変化」する言語。 「膠着語」日本語のように語幹がはっきりしていて、うしろに活用語尾をつけたり、「てにをは」をつけて単語の役割を決める言語。ぺたぺた貼りつけていくので、この名前がつきました。 猫がネズミを捕まえる。 =ネズミを猫が捕まえる。 =ネズミを捕まえる。猫が =捕まえる。猫がネズミを。次に、悩むのが「前置詞」 前置詞が要るのか、要らないのか。 要るなら、atなのか、toなのか、inなのか…そして、「時制」 (現在形なの? 過去形なの? 未来形なの? )さらに、「倒置法」あまり使われないし、日常会話では使うことはないと思うけど、文法的に語順を覚えようとしてもまず覚えられません。ところが、歌の歌詞として覚えてしまうと、文法抜きに、これらを覚えてしまいます。例えばこんな歌:)Wherever you go, I’ll be with you 君がどこへ行こうと、一緒にいるよ Whatever you want, I’ll give it to you 君が何を望もうと、君にあげるよ (Cheap trick “The flame”の一節)前は現在形で、後ろは未来形なんだ。 give it to youなんだ。Where seldom is heard a discouraging words そこではめったに聞かれない。がっかりさせられる言葉は… (Home on the range「峠の我が家」の一節)歌で覚えてると、文法うんぬんではなく、単語を置き換えるだけで文章が作れます。こんなフレーズも、教科書の文例で覚えようとしたら、なかなか覚えられるものではありません。また、歌にはよく出てくる言い回しがあります。 決まり文句。決めゼリフですね。よく出てくる単語の組み合わせや、フレーズの例:)nobody else 他の誰でもない (あなただよ) someone else 他の誰か you can count on me. 私を頼りにしていいよ It’s not too late. 遅すぎることはない。 (今からでも間に合うよ)それから、nobody, somebodyはイギリス人。 no one, someoneはアメリカ人。なんてこともわかってきます。この記事のメインページはこちらです↓英語の単語は丸暗記しなければいけないから覚えるのが大変? そんなことはないよ!さっちゃんぜひ見てね! 英語 ~ 一覧おじさんオススメの記事
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英語の歌を歌おう!好きな歌があったら歌いましょう。
歌を歌うメリット
- 音のつながりが自然になる。
- 文法でなく、フレーズで覚えてしまう。
① 普通に文章を読むのと違い、歌を歌うには「子音」を一気に発音したり、「子音」を次の「母音」に繋げたりしないとスムーズに歌えないからです。
たとえば、こんな歌詞があります。
nobody else could ever know
(Paul Slade”Friend”の一節 )
普通に読めば、
「ノーバディーエルスクッドエバーノウ」で
会話するならこれで全然、問題ないです。
でも、歌うときにはこれだと歌えないし、音を伸ばしたり、反対に早口で言わなければならないところがあります。
この歌の場合、こんな感じになります。
「ノーバディエーール スクデバー ノウ」
「子音」は瞬間的に発せられる音なので伸ばすことができません。
そこで伸ばすときは、つなぎの「母音」を伸ばし、単語の最後の子音は、次の単語の頭とくっついてしまいます。
教材の例文を覚えようと思っても面白くなければ覚えられないので、お気に入りの歌を覚えましょう。
こんな歌です。
おじさんが歌ってます(^^)
② 語順、前置詞、時制、倒置法など文法ではむずかしいものや、決まり文句もフレーズで覚えてしまう。
英作文するときや、しゃべろうとするとき、使う単語は思い浮かぶけど、
悩むのは、「語順」「前置詞」「時制」だと思います。
英語は日本語と違い、「語順」がとても重要です。
A cat takes a rat. 猫がネズミを捕まえる。
A rat takes a cat. ネズミが猫を捕まえる。
このように、英語は語順が変わると意味も変わってしまいます。
言いかえると、単語の形は変わらず、文の「どこにあるか」だけで主語なのか、目的語なのか決まってしまいます。
※ このような言語を「孤立語」といいます。 (英語は屈折語に含まれますが、孤立語に近いです)
日本語は「てにをは」がついているので、語順を入れ替えても意味が通じます。ぎごちない日本語だけど意味は通じます。
※ 日本語は「膠着語」に分類されます。
「孤立語」単語の形が変わらず、文のどの場所にあるかで主語、目的語などの役割が決まってしまうもの。
英語は屈折語に分類されていますが、語形変化が少なく、孤立語に近い性格を持ちます。
「屈折語」単語が大きく「活用変化」する言語。
「膠着語」日本語のように語幹がはっきりしていて、うしろに活用語尾をつけたり、「てにをは」をつけて単語の役割を決める言語。ぺたぺた貼りつけていくので、この名前がつきました。
猫がネズミを捕まえる。
=ネズミを猫が捕まえる。
=ネズミを捕まえる。猫が
=捕まえる。猫がネズミを。
次に、悩むのが「前置詞」
前置詞が要るのか、要らないのか。
要るなら、atなのか、toなのか、inなのか…
そして、「時制」 (現在形なの? 過去形なの? 未来形なの? )
さらに、「倒置法」
あまり使われないし、日常会話では使うことはないと思うけど、文法的に語順を覚えようとしてもまず覚えられません。
ところが、歌の歌詞として覚えてしまうと、文法抜きに、これらを覚えてしまいます。
例えばこんな歌:)
Wherever you go, I’ll be with you 君がどこへ行こうと、一緒にいるよ
Whatever you want, I’ll give it to you 君が何を望もうと、君にあげるよ
(Cheap trick “The flame”の一節)
前は現在形で、後ろは未来形なんだ。
give it to youなんだ。
Where seldom is heard a discouraging words
そこではめったに聞かれない。がっかりさせられる言葉は…
(Home on the range「峠の我が家」の一節)
歌で覚えてると、文法うんぬんではなく、単語を置き換えるだけで文章が作れます。
こんなフレーズも、教科書の文例で覚えようとしたら、なかなか覚えられるものではありません。
また、歌にはよく出てくる言い回しがあります。
決まり文句。決めゼリフですね。
よく出てくる単語の組み合わせや、フレーズの例:)
nobody else 他の誰でもない (あなただよ)
someone else 他の誰か
you can count on me. 私を頼りにしていいよ
It’s not too late. 遅すぎることはない。 (今からでも間に合うよ)
それから、nobody, somebodyはイギリス人。
no one, someoneはアメリカ人。なんてこともわかってきます。
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英語の単語は丸暗記しなければいけないから覚えるのが大変? そんなことはないよ!
さっちゃん ぜひ見てね!
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「ノーバディーエルスクッドエバーノウ」で
会話するならこれで全然、問題ないです。
この歌の場合、こんな感じになります。
そこで伸ばすときは、つなぎの「母音」を伸ばし、単語の最後の子音は、次の単語の頭とくっついてしまいます。
おじさんが歌ってます(^^)
悩むのは、「語順」「前置詞」「時制」だと思います。
A rat takes a cat. ネズミが猫を捕まえる。
言いかえると、単語の形は変わらず、文の「どこにあるか」だけで主語なのか、目的語なのか決まってしまいます。
「孤立語」単語の形が変わらず、文のどの場所にあるかで主語、目的語などの役割が決まってしまうもの。
英語は屈折語に分類されていますが、語形変化が少なく、孤立語に近い性格を持ちます。
「屈折語」単語が大きく「活用変化」する言語。
「膠着語」日本語のように語幹がはっきりしていて、うしろに活用語尾をつけたり、「てにをは」をつけて単語の役割を決める言語。ぺたぺた貼りつけていくので、この名前がつきました。
=ネズミを猫が捕まえる。
=ネズミを捕まえる。猫が
=捕まえる。猫がネズミを。
前置詞が要るのか、要らないのか。
要るなら、atなのか、toなのか、inなのか…
Whatever you want, I’ll give it to you 君が何を望もうと、君にあげるよ
(Cheap trick “The flame”の一節)
give it to youなんだ。
そこではめったに聞かれない。がっかりさせられる言葉は…
(Home on the range「峠の我が家」の一節)
決まり文句。決めゼリフですね。
someone else 他の誰か
you can count on me. 私を頼りにしていいよ
It’s not too late. 遅すぎることはない。 (今からでも間に合うよ)
no one, someoneはアメリカ人。なんてこともわかってきます。
