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モノスキーの滑りかた。トップページ・目次はこちら
モノスキー・グッズ。道具
板とバインディング
全体はこんな感じ
バインディング。
ミニスキーなんかにもついてる簡単なものです。
ちょっと頼りない感じがしますが、モノスキーは1枚の板に両足が固定されるので、片足に大きな力がかかることがありません。
なので、バインディングもギチギチにしめる必要はなく、ブーツもギチギチの物をはかなくていいし、しめつけなくていいので2本足スキーより楽です。
2本足スキーは片足に全体重が乗ることがあるのと、板が雪に取られて左右に振られるので、バインディングに大きな力がかかり、外れることもあります。
おじさんは昔、スポーツ用品店で安いスキーセットを買って滑っていたらコブ斜面でバインディングがもげたことがあります。
はずれたのではなく、バインディングを板にとめてるボルトが板からもげたのです。
ボルトをとめてる板のほうはめくれてました。
おじさんはこのモノスキーをかれこれ20年くらい使ってるけどいまだ健在です。
Lunar Board co. ルナー・ボード社。まだあるのか不明です。
176cm Rocket
Made in U.S. Space
3.1cm progressive MONO
東京の神田にはスキー専門店が多く海和俊宏さんの店もありました。
今あるのかはわかりません。
海和俊宏さん。google日本語入力でも出てこないので知ってる人はいないだろうな。
歩きまわって片っぱしから店にはいったけど、モノスキーを置いてあるところはありませんでした。
今、考えると電話してあるかどうか聞いてから行けばよかった(^^)
行けばあるもんだと思ってたんですね。
まだADSLがなくダイアルアップの環境で、日本の代理店を探して購入しました。
たしかバインディングをつけて、輸入費用、送料もふくめて7万円くらいだったと思います。
今みたいにamazonもなかったので。
どんなものかもわからず、ほんとに届くのかどうかもわからず、賭けでした。
結果的にはとてもいいものが手にはいりました。
検索したら「rare (希少) 」と題しておじさんとまったく同じものが中古として掲載されてました!
化石に近いってことですかね(^_^;)
う~ん。そろそろ買いかえたほうがいいのかな?
流れ止め (リーシュ・コード) はかならずしましょう。
まあ両足が同時にはずれることはまずないですけどね。
ブーツの底に雪がついていて片足がはずれることはたまにあります(^_^;)
ブーツ
ふつうのスキー用のブーツです。
上に書いたようにガチガチのアルペン用ブーツははかなくていいです。
やわらかめで、全体的に足を固定できればOKです!
板を履くとこんな感じです。
HEAD next edge GP
23000円を18000円で。
ストック (ポール)
おじさんがモノスキーをするのに使いはじめたのが「テレスコピック」といい、「伸縮式」のストックです。
はじめは2本足スキーのとき使ってたストックをそのまま使ってたんだけど、なんか滑りづらい。
それはモノスキーのほうが腰を落とし、極端な場合はしゃがむことも多いからだとわかって、もっと短めのものに換えようと思ったんだけど、買ってから短すぎた! というのも困る。
そしたら、「長さを自由に変えられる」伸縮式というものがあることを知りました。
ストックの上下を持って左に回すとゆるむので好きな長さに調節して、右に回すとそこで固定されます。
まあ平たく言えば「突っぱり棒」とおなじ原理です(^^)
上の写真の「STOP」と「×」印は、これ以上伸ばすと抜けてしまうよ! というサインです。
このストックは最長123cmということです。
いろいろ試してみたけど、今では最短の100cmで滑ってます。
ストックが短ければ自然にしゃがむ姿勢になるのでいいです。
ただし、あくまで全体に縮むのであって、上体を前に傾けるいわゆる「へっぴり腰」はダメですよ。
膝が伸び切っていてはターンもできないし、バランスもすぐくずします。
「テレスコピック」という名前で売られていることもあります。
telescope テレスコープは望遠鏡のことです。
望遠鏡のように筒が2重になっていて伸び縮みする構造だからです。
「ストック テレスコピック」で検索すると「銃の部品」が出てきてしまうので、「スキー ストック 伸縮」で検索したほうがいいです(^^)
ストックといいますが、Stock (シュトク) はドイツ語です。英語のstickに相当します。
英語ではpole (ポール。棒) といいます。
ゲレンデもドイツ語です。
Gelände (<Land) 単に「土地、地面」という意味で、「斜面」という意味はありません。
英語では単純にslope (坂、斜面) といいます。またはski slope。
スキーはドイツから伝わってきたのでしょうね。
ほかにも
wedeln ウェーデルン。ドイツ語の発音は「ヴェーデルン」です。うちわで仰ぐ。犬がしっぽをふるとか、左右に交互に動かす仕草から。(<Wedel うちわ)
Bogen ボーゲン (英:bow) 弓。円弧。湾曲しているもの。
parallel パラレル。これは英語もおなじです。
Stemmbogen シュテムボーゲン。(<stemmen 止める。ブレーキをかける) 。片足でブレーキをかけることでターンする。日本では「シュテムターン」といいますが、「シュテム」はドイツ語、「ターン」は英語なので、日本でしか通用しないでしょう(^^)
Pflugbogen。Pflug (すき) +bogenだけど、じつは和製ドイツ語! 英語のsnowplow (イギリスつづりは snowplough) 「雪かき」からつくられた言葉でしょうか?
2本足スキーについての解説、動画は、ちまたにあふれてるのでそちらにおまかせします。
再生回数10万回とか!
スキー人口って意外と多いんですね。
新雪用スノーバスケットに変える
ゴーグル
おじさんは格好とか、ブランドにこだわらないのでスポーツ用品店で安いゴーグルを使っていたのですが、2本足スキーよりハードなモノスキー。
つねに膝の屈伸運動をしているようなものです。
全屈からジャンプのくりかえしです。
汗をかくのですぐ曇ってしまいます。
曇りどめなど効果なし。
前が見えないと滑れたもんではないですね。
仕方がないのでゴーグルをはずすと、雪が降っているときなんかはやっぱり前が見えない。
そこで一大決心をして「ファン付きゴーグル」を買うことにしました。
これがファンです。換気扇みたいなものです。
スイッチ。
EVER。ずっと回りっぱなし。
AUTO。中に湿度センサーがついていて、湿度が上がるとファンがまわる。
そして、うれしい単4電池!
ほんと、専用の電池とか、ボタン電池とかすぐ手に入らないし高価なので困ります。
電池内蔵式のスマホとか何を考えてるのか、電池がダメになったら本体まるごと換えなきゃいけないって。
あっ、そこまで使う人がいなくなったのか…
これなら、予備1本持っとけば安心だし、使ったかぎりでは途中で電池切れになったことはありません。
定価22000円。ネットで13000円くらいで買いました。
買ったかいがありました!
ヘルメット
そして忘れちゃならないのがヘルメット
めんどうだとか、かっこ悪いとか言ってないでかならずかぶってくださいね。
ほんと危ないですから。
海外のスキー場では大人も子どももかぶっている人が多いです。
もう一度いうけど、「両足がしばられてる」んですよ=^^=
メーカー。GIRO
定価18000円を15000円くらいで。
ドライバー
中にはこんなにたくさんの種類のビットがはいってます。
長いドライバーはあぶないです。
転んだときに突き刺さるおそれがあります。
これなら短いし、ビットをぜんぶ中にしまえます。
モノスキーとスキーの違い、魅力を見る。
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