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「フライト」「到着時刻」
フライト (便) の選びかた
自分の休みや旅の目的に合わせて取ればいいだけのことですが、今回おじさんは乗り継ぎや現地に何時に着くかや食事のことを考えて選びました。
便を分けた
以前、ベルリンに行ったときに遅延と確信犯的な経路変更でどこぞのわからない空港で放置されたことがあります。
岡山→羽田→ミュンヘン→ベルリンの予定だったんだけど、まず岡山→羽田が遅れて、さらに羽田発も遅れて最終的に予定外のニュルンベルクに回され放置されました。
ルフトハンザに、もはやブランド価値はない! ニュルンベルクでまさかの置き去り! 徹底的な責任放棄!
東京で1クッション
空港と国内線
おじさんは岡山のド田舎に住んでいるので、まず自宅からOKJ (岡山空港) までが1つの旅です。
距離的にはKIX (関空) のほうが近いんだけど関空までのアクセスが悪いです。
まずOKJ-KIXの飛行機は飛んでいないということ。
陸路で行くしかないけど、そうすると新幹線、高速バス、あるいは自家用車をつかっても時間も労力もお金もかかります。
自家用車で行ったら駐車場の問題もあります。
HND (羽田) ならOKJから1時間ちょっとで行けます。
それからマイルが貯まっていたので無料で行けました。
往復10000マイル+空港使用税740円。
またニュージーランドへの便も東京からのほうが選択肢が多く安い航空券も手にはいりやすいです。
世界一役に立たないおじさんのニュージーランド旅行記 ~ 航空券の取りかた
車と道路事情
自宅からOKJまでは車で1時間半ぐらい。
田舎の空港のいいところは渋滞がないことと、何日停めても駐車場がタダだということです。
渋滞はないんですが、田舎の怖いところはとつぜん崖崩れなどで通行止めや迂回を余儀なくされることです。
迂回と言ってもちょこっとではなく何十キロも遠回りになることもあります。
それからオンボロ車🚗
ダイハツのタント。
とつぜん朝エンジンがかからないなんてことがあります。
ピカピカの新車でなくていいから、もちっと信頼性のある車に買い替えたいわ。
でも車にお金をかけると海外旅行なんか行けないからね。
ふつうなら東京まで待ち時間も入れて4時間ぐらいで行けるんだけど何が起きるかわからないので東京で1泊することにしました。
こうすれば車や道路、はたまた悪天候で飛行機が飛ばないというようなことがあっても次の便やべつの手段で東京に行ける確率が高くなります。
国内での移動はキャンセルや路線変更があっても大きな負担にはならないけど、国際線が乗れないとン十万円の損失ですからね。
そしてお金の問題より、ニュージーランドでグライダーに乗るという大きな目的が果たせなくなる。
ふつうの観光旅行ではありません。
ふつうの観光旅行なら2、3日遅れてもいいし、また行けばいいじゃんと言えるけど、山岳滑翔はそうは行きません。
えっ?
山岳滑翔だってまた行けるんじゃないの、って?
おじさんも60を越えて体中トラブルを抱えているしまた新たなトラブルが発生するかもしれません。
明日死なないかもしれないけど、明日動けなくなるかもしれない。
それから、グライダー界も不安定で、今回行くところも諸々の事情でやめたり再開したりという具合で来年もやっているかどうかわかりません。
東京への移動はお昼前後の便にした
OKJの始発は朝7時です。
家を7時に出るのならぜんぜん問題ないけど、自家用車で空港の駐車場に停めてから空港の建物までシャトルバスか歩いて移動しなければなりません。
本数はあまり出てないので、場合によっては1時間シャトルバスがないこともあります。
それからいくら国内線だからと言っても20分前なんてのは一か八かみたいなもんで最低でも1時間ぐらいの余裕は見ておきたいです。
すると朝4時には家を出なければならない。
朝4時に出るということは、朝ごはんを食べないにしても3時半には起きなければならない。
おじさんは何時でも起きられるんだけど、朝一車が動かなかったらアウト。
昼間ならべつの交通手段もなきにしもあらず。
予定の便には乗れないかもしれないけど夕方までの便に乗るか、それとも次の日にするか、新幹線を使うかなどいくつか手立てはあります。
ついでに親戚の家に
東京に出ることなんて何年に1回しかありません。
だって用ないもん。
東京に出るついでに親戚の家に寄るというか泊まらせてもらいました。
ホテル代を浮かせるためではないですよ。
HNDからNRT (成田空港) に移動するのに、わざわざ親戚の家に行くのだから電車賃がかかるし慣れない都会の電車で乗り換えするのも大冒険です😄
世界一役に立たないおじさんのニュージーランド旅行記 ~ 東京の交通事情 (番外篇)
国際線は夜行便 red-eye
夜行便のことを英語で red-eye といいます。
寝不足で目が赤く腫れてるということです😄
それは置いといてなぜ夜行便にしたか?
到着時刻
日本を出るのは朝でも夜でもかまいません。
大事なのは何時に現地に着くか?です。
今回はニュージーランドの最終目的空港のZQN (クイーンズタウン空港) からレンタカーでオマラマまで移動しなければなりません。
オマラマまでは170km、車で2時間走ります。
となると必然的に昼間、それも夕方になる前にはクイーンズタウンに到着しないとレンタカーが借りられません。
またあまり早すぎて早朝でもレンタカー屋が開いてません。
夜中は論外ですね。
すると必然的にZQNに朝から夕方の早い時間に絞られます。
逆算すると、いや逆算しなくても目的地の時間で決めると、NRT発が午後7時ごろになりました。
世界一役に立たないおじさんのニュージーランド旅行記 ~ オマラマってどんなとこ?
機内で寝ていられる💤
夜行便の利点は機内で寝ていられることです。
宿泊費を節約とかいう話ではなく、日中だと時間を持て余すからです。
NRT-AKLが11時間ぐらい。
恋人や楽しい仲間といっしょなら話もできるけど、たまたま隣り合った人と話はしてもそんなに気楽に長話はできません。
機内で見る映画もつまらないし、だいたい聞きづらいです。
じっさいには首から背中、腰が痛くなって熟睡はできないんだけど、明かりも暗くして基本的にみんな大人しくしているので、大声でしゃべる人や、通路を我が家のように走り回るガキもいません。
客室乗務員も夜勤はつらいけど、あまり乗客の相手をしなくていいので楽なんじゃないんでしょうか。
乗り継ぎがあってもおなじ航空会社
ベルリンに行ったときもほんとはルフトハンザ1本だったんだけど、遅延で経路と航空会社を変えられたせいでニュルンベルクで置き去りにされた可能性が高いです。
もしルフトハンザ1本なら、乗継便も遅らせるか、ホテルの1つも用意するなどの対応があったかもしれません。
なくて空港に放置プレイになることもありますが、おなじ航空会社のほうが安全率が高いです。
今回はAKLがお昼ごろの到着なので遅延などのトラブルがあってもなんらかの対処がしやすいです。
夜中に空港についてカウンターも閉まってて係員もいないとなす術がありませんから。
こうして乗り継ぎのAKLがお昼ごろ、ZQNが午後2時ぐらいでレンタカーを借りて2時間のドライブでオマラマに夕方に着くという理想の計画が立てられました。
乗り継ぎ、入国審査は最低5時間見る
車の移動でもわかると思いますが、距離と時間がかかるほど到着時刻は大きく変わります。
道中の様々な不確定要素があるからです。
いきなり道路からドラゴンが火を吹いて出てきたり、空から隕石が降ってくるかもしれないからです。
乗り継ぎ2時間というのは過去のことです。
今回たまたま三連休なので混んでいるのかと思ったけど、日本人ではなく外人が多かったので世間で言われているオーバーツーリズムのせいですね。
2時間なんてカスカスです。
まず国際線の遅延を考慮する。
それから入国審査の列は当たりまえに2時間以上並びます。
NZeTAやVisit Japan Webやパスポート認証など電子機器は整っているのにそれ以上に旅行者が多いです。
予想以上にスムーズに進んで空港で待つのが退屈?
あなたはとても恵まれた人です。
大は小を兼ねるみたいに、早すぎて待つのは問題ないけど、遅れたら取り戻せません。
山手線のごとく頻繁に飛行機が飛んでいて、遅れたら次の便に乗ればいいという環境ならいいけど、これだけ旅行者が多いと次の便があっても空席があるかどうかわかりません。
じっさい行きも帰りもすべての便でほぼ満席でした。
航空会社としては大歓迎の状況です。
むすび
国内線と国際線は分けて取る。
地方から出てくるおじさんみたいなお上りさんは東京で1泊するくらいの時間的余裕を持つ。
そのまま乗り継ぎは危ないです。
関空は経由地としてはいいけどアクセスが悪い。
現地到着時刻を最優先に旅の計画を組み立てる。
夜中に着いてしまうとべつにトラブルがなくても身動きが取れなくなる。
とくに知らない土地ではタクシーに乗ってホテルに移動するのも危ないことがあるので、高くても空港近くのホテルを予約しておく。
女の人はとくに注意。
おじさんでもぼられることがあるので、もしタクシーをつかうときは移動時間と相場を把握しておく。
夜行便はおすすめ。