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「トークン」「ゆうちょダイレクト」「ワンタイムパスワード生成機」「ゆうちょ認証アプリ」
はじめに
わたしはゆうちょ銀行とは一切関係ありません。
一介の利用者です。
トークン
ゆうちょダイレクト (インターネットバンキング) をつかうときのワンタイムパスワード生成機です。
ふだんログインするときももちろんパスワードを入力しますが、出金するときはさらにこのトークンによるパスワードが必要になります。
どういう構造になっているのかランダムな数字が手元のトークンとネットバンキングのほうで同期しているんですね。
時計が狂っていると同期しないようなので時間で数字が変わるようです。
電池はどれくらい持つの?
気がかりなのは電池です。
かならず寿命が来ます。
ボタン電池などで交換できればいいのですが、昨今のスマホなどがそうであるように自分で交換できません。
セキュリティの問題もあるかもしれません。
ゆうちょによると5年ほどと言われています。
そろそろおじさんのも寿命が来るころです💦
おじさん自身の寿命が先に来れば心配ないんですが😄
電池切れ警告
ちなみに電池はとつぜん切れるのではなく残り少ないという表示がされるそうなので安心してください。
「LASt 2」 3ヵ月から1ヵ月半
「LASt 1」 1ヵ月半から電池切れ直前
「LASt」 電池切れ直前
切れてしまうとインターネットバンキングがつかえなくなってしまうので、早めに再発行してもらいましょう。
値段
自分で無くそうが、壊そうが、単に電池の寿命だろうが、動かなくなったら「再発行」してもらわなければなりません。
1650円
高いですね。
インターネットバンキングはそれ自体は無料で、銀行や郵便局に行かなくてすむので、交通費・時間が節約できるだけでなく、現金をやり取りしなくていいので安全です。
でも、それを利用するのに1650円かかるのはなんか癪です。
5年もったとして330円/年なので手数料その他を考えれば安いんですが。
今のところ新規発行は半額の825円です。
2023年5月からは1650円になります。
メールによるワンタイムパスワード
そこで登場したのがメールによるワンタイムパスワード。
しかし、これも廃止の方向です。
2022年1月4日 (もう過ぎています) 以降に新規登録する人はメールによるワンタイムパスワードがつかえません。
また、それ以前に登録していた人も上記の値上げと同様、2023年5月からはつかえなくなります。
つまり実質つかえません。
ゆうちょ認証アプリ
そこで登場したのが「ゆうちょ認証アプリ」
これをつかえばトークンの電池が切れても再発行の必要はなくなります。
ただしスマホは必要ですが💦
注意点
このアプリをインストールして登録するとトークンには2度ともどれなくなります。
エラー
スマホを手放すことは生涯ないと思うので登録しようとしたらしょっぱなからエラーが!
F028
Debugモードを検知しました。
本アプリではセキュリティ上の理由から使用できません。
デバッグモードとは?
デフォルトでは隠れています。
ふつうの人はつかう必要がないからです。
おじさんはWi-Fi環境がないのでスマホで撮った写真をUSBケーブルでPCにつないで写真を移動しなければなりません。
これはデフォルトではできません。
デベロッパー (開発者) モード
そのためにはまずデベロッパーモードの設定をしなければなりません。
それからデバッグモードをONにします。
こうするとUSB接続でスマホからPCに写真などのデータを送ることができます。
もちろん接続しているときはPCからスマホに送ることもできます。
Wi-Fi環境がある人や、スマホしかつかわない人には必要ないシステムです。
これがONになっていたため拒否されたようです。
下の記事はおじさんがつかってるmotorolaの機種のシステムとやりかたですが参考にしてください。
ここまでやって、まだトークンはつかえるのだからムリにアプリにしなくてもいいかなと、思いとどまりました。
生体認証が必要
もう1つやめた理由は生体認証が必要なことです。
指紋を取られるのが怖い?
いえいえ、今のスマホを買ってロック解除にPINの代わりに指紋認証をつかおうとしたらいきなりロック解除できなくなってしまった経緯があるからです。
買ってすぐで、しかも店頭ではなくインターネットでmotorolaの機種なので、電話もつかえずPCからメールだけでサポートとやり取りしてなんとか解除できましたが、それ以来、生体認証に対する恐怖感・不信感があります。
生体認証はほんとに安全なのか?
指紋は変わらないというけどおじさんは手荒れがひどくて指の腹もひび割れするほどなので指紋が読み取れなくなる可能性があります。
縦に裂けて血が止まらなくなりますからね。
また、顔認証もアレルギー性の結膜炎などでまぶたが腫れ上がったりするのでほんとにそれでも「おじさん」だと認識してくれるのか不安です。
AIとちがって人間はもっと高度な認識能力があるので、
「おじさん、顔どうしたの?」
と心配されるだけで本人と認識してくれますが。
ロックを破られるおそれではなく、自分がロック解除できなくなるおそれですね。
家に厳重に鍵をかけて、鍵をなくしたら、自分が家にはいれなくなるパターンです😅
おそらくロック解除できなかった理由はPINを入れたあとに✔を押さなかったからだと思うんだけど今となってはわからないし、また試すつもりもありません。
つづく
ということで今日はここまで。
トークンの寿命が尽きて、アプリに切り替えたら続きを書きます。
それまでおじさんの寿命があればの話ですが😄
くわしくはゆうちょ銀行の公式サイトで確認してください。
2022年2月13日
とても参考になりました。ありがとうございます。
ATMで送金がゆうちょ銀行同士でも有料になり、ゆうちょダイレクトで、メールトークンを利用してます。2023年5月には廃止になるとの事、認識アプリは不具合になったらストレスなので、迷ってました。
有料のトークンが機器とは分からず、サイトにも写真もないのでなんのこっちゃと思ってました。
生体認証は、私も不安です。iPhoneも疲れた夜になると認識してくれません(笑)
手元の機器で操作する方が安心なのは、私もおばさんだからでしょうか。
トークンの電池が切れる頃には状況も変わると思うので、
年内にはトークンを申し込もうと決めました。
丁寧な優しい説明ありがとうございました。
いろいろ便利な世の中になりましたが、機械というのは人が造って人が操作していることが忘れられがちに思います。
ひげおじさんの視点に、久しぶりにほっとしました。
頑張ってください。
長々とすみません。
tamagoさん
コメントありがとうございます。
現時点 (2022年10月) で来年の5月にはメールによるワンタイムパスワードが使えなくなるんですね。
たとえば新生銀行などはスマホに通知 (メールではない) を送り、それで認証できるようになっています。
ゆうちょ銀行はやはりお役所仕事という感じがします。
わたしが唯一引っかかっているのは生体認証です。
トークンはまちがいがないけど、有料なのと電池の寿命が問題です。
まあ記事にも書いたとおり、月割にしてみれば大した額ではありませんが。
まだ認証アプリを試していない段階の尻切れトンボの記事に、このようなコメントをいただきありがたく思います。