目次をご覧になりたい方はクリックしてください→
「休眠口座」「作らされる」「引っ越し」「残高」「回収」
休眠口座の総額6000億円!?
1人1円残っていれば、1億人で1億円もあることになります。
6000億円ということは1人6000円も知らずに持っているということになります。
もちろん赤ちゃんや子どもは預金などないので、もっと高額の預金を持っている人が大勢いるということです。
なんでこんなことになるのでしょうか?
新しい会社で新しい口座を作らされる
とうぜん要らない口座を増やしたくないので、おじさんは「ゆうちょ銀行」に振り込むように頼むのですが、そうすると「めんどくさがったり」「会社のルールに従え。そうするのが当たり前」とか、振り込んでくれる場合でも毎月300~500円の手数料がかかってしまいます。
仕方なしにまた1つ口座を作ります。
ただ給料の振込のためだけに。
退職して引っ越すと
給料がはいるのは1ヵ月後なので口座を解約するわけにいきません。
退職日に現金で払ってもらうのもなかなかむずかしいです。
引っ越し先にはその銀行がない!
都市銀行ならいざしらず地方銀行だとないですね。
反対に自分が地方に引っ越すので都市銀行がないこともあります(^_^;)
ATMで下ろせるけど
ATMで下ろせるのは1000円単位です。
なので1000円未満は残ってしまいます。
休眠ではなく引き出せない
こんな口座が6つあれば6000円、引き出せないお金が残ってしまいます。
眠ってるわけではないんです。
わかっているけど下ろせない。
何年も経てば忘れてしまいますね。
運よく引っ越し先に銀行があってもそこに行くのに車や電車などで往復2000円かかるようなら足が出るので行きません。
その時間ももったいないです。
結果→ほっとくことになります。
口座数は9億!?
単純に1億で割ると1人あたり9口座持っている計算です。
必要で作ったのではなく、上に書いたように「作らされた」ために要らない口座がこんなに増えてしまうのですね。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行なら日本全国どこにでもあります。
土日開いているATMもけっこうあります!
しかも手数料なし!
これは金利なんかよりいちばんありがたい環境です。
楽天銀行など曜日、時間にかかわらず自分の金を入れるにも、引き出すにも手数料がかかるところがあります😡
1000円未満を回収する方法
郵便局、銀行、コンビニなどのATMで引き出せるので、
残高を1000円以上にする
という手があります。
ただし振込にも、引き出しにも手数料がかかります。
新生銀行など振込手数料が0円のところを使えば振込手数料はセーブできます。
手数料がいくらかかるか前もって調べてから1000円+手数料になるように振込をします。
そして、引き出せば残高を0円にすることができます。
新生銀行。手数料0円は月1回だけ。 (2019年4月)
他の銀行でも振込手数料が0円になるところがありますが、残高が1000万円以上なければならないというような厳しい条件があります(^_^;)
電話、郵便だけで解約できる!
どこでもやってくれるかどうかわかりません。
おじさんがじっさいに経験した例を書きます。
常陽銀行
茨城県の銀行です。
おじさんは岡山県に引っ越しました。
とうぜん常陽銀行はありません。
物は試しと電話してみました。
かくかくしかじか、茨城県には行けませんと。
そうしたら郵送で必要書類をやり取りするだけで、解約して残高をこちらの指定する口座に振り込んでくれました!
まあ、電話代や切手代と、時間と手間はかかりましたが。
これらも総合すると○百円のためにやるのは割に合いませんね。
ただ、良心的だと思ったのは向こうからの送料や、振込手数料はいっさい取られなかったことです。
確実に銀行も赤字です。
金額の問題ではなく○百円でも自分の金なので10年後に自然消滅するのはやはり納得いかなかったんです。