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「按分」「案分」「比例配分」「選挙」「同名」
おなじ名前はどうやって区別するの?
おじさんはもうすぐ60になりますが今までこんなことはありませんでした。
いや、あったけど気づかなかっただけかもしれない。
投票用紙には政党の本来の名前でも、略称でもいいことになっています。
そりゃあ区別できればね。
ところが今回、略称に民主党が2つあることに気がつきました!
えっ?
どゆこと?
見ると、立憲民主党と国民民主党。
しかもこの2つはリストの上のほうと下のほうに離れていたのではじめは気づきませんでした。
上下に並んでいればすぐ「変」と思ったでしょう。
選挙スタッフに聞く
おじさんはすぐ近くにいた、投票箱の前に座っている人 (役場の人でしょう) に聞きました。
するとその人はすぐ
「それは俺の仕事じゃねえ。ほかの奴に聞け」
とばかりに入口近くにいた人を手招きしました。
ああこの台詞は聞こえたわけじゃないけど、こちらに返事もせずに入口のほうを向き、犬でも呼ぶように手招きしたのはかなり不愉快でした。
その態度から心の声はこのように言ってると思いました。
長電話
入口付近から手招きで呼ばれた人にもう1度おなじ質問をすると長考にはいりました😅
わからないのでどこかに電話しているようです。
いやあ投票所にはいつも「こんなに人が必要なのか?」と思うくらい役所の人と不正がないか睨みを利かす人がいるにもかかわらず、だれも知ってる人がいないんですね😮
それともだれも気づかなかったのか?
だれも不思議に思わないのか?
役人もわかってない
5分くらいしてようやく電話が終わりもどってきて説明がはじまりましたがまったく要領を得ません。
電話で聞いたけど本人もわかってないから、おじさんもわかる訳がありません😄
助っ人現る
おなじ質問と中身のない答えのやり取りに「もういいわ」と言いたくなったころ、横から1人が話にはいってきました。
その人の説明でおじさんはようやく理解しました。
なんだ。
知ってる人がいるんなら最初から教えてよね😄
按分、案分 (あんぶん)
この謎の言葉。
役人はむずかしい言葉をつかって市民をはぐらかすのが得意です。
いや、役人自身もわかってない😄
比例配分
カンタンにいえば比例配分です。
略称ではなく正式名称で立憲民主党が800票、国民民主党が200票あったとしましょう。
比は4:1になるので、どちらかわからない民主党とだけ書いた票は4:1で分けられます。
かりに民主党とだけ書いた票が100票あったとすると、4:1なので、
80票は立憲民主党、20票は国民民主党として数に入れるのです。
統計学的にはどうなんでしょうね。
全部、無効票として捨てられるよりはいいけど、残りの票がほんとに4:1なのか疑問です。
誰も知らない?誰も気にしない?
このような例は初めてではないようです。
おじさんは初めて気づきましたが。
おなじ名字の候補者がいる場合も、名字だけしか書いていない票は按分するそうです。
投票者より選挙管理者 (役人) のほうは気がつかないんでしょうか?
だれも「おかしい」と思わないんでしょうか?
おじさんが質問したとき担当にされた人はもちろん知らなかったし、まわりの人も知らん顔。
1人だけ知ってる人がいて教えてくれたけど。
略称は自分で決める
お役所がめんどうだから略称をつくるのではありません。
略称は政党が自ら決めています。
総務省に届けるだけです。
同名でも許可する!
アホですね。
べつのところでべつの親のもとに生まれてたまたま同姓同名だったらしかたありません。
でも、略称は自分で決められるんです。
自分のところに1票でも多く入れてもらいたいはずなのに、ほかの政党がおなじ名前をつかっていてもそれをつかう。
また、それを認める総務省。
「その略称はすでにつかわれているので、つかえません。ほかの名前にしてください」
というのが常識でしょう。
おじさんの常識は役人の常識ではないか😄
アカウントを取るときにおなじ名前があったらとうぜんつかえません。
それが政治家や役人以外の世間の常識です。
おなじものを誰でもつかえたら世の中は大混乱です。
政治家の悪口を言う前に投票しましょう
どこも似たりよったり。
どこが政権取ってもけっきょくおなじ。
そういう考えがあることはわかります。
ただ、選挙に行かなかった人、投票しなかった人は、ああだこうだいう資格はありません。
今の政治が悪いといいながら与党の自民党に入れた人も然り。
投票しなかった人、自民党に入れた人は
「今の日本の政治でよろしい」
という意思表示をしたことになります。
定期的な選挙とべつに何か問題が起きると
「国民の信を問う」
と決まり文句をいって解散総選挙をしますが、それなら国民ははっきり
「NO!」
という意思表示をすべきです。
野党に目ぼしいところがなくても、票が割れれば与党は
「国民の信を得ていない」
と感じるでしょう。
もちろん国民のためなんか思ってないだろうけど、すこしは気にしてそれが政策や法案にいくらかでも影響します。
政治家は偉そうな顔して国民なんか家畜未満にしか思ってないだろうけど、自分たちの議席が減ることは、自分たちの収入が減ることなのでそれを防ぐための行動は取ります😄
偉そうな顔してられるのは自分たちの席があって安泰だからです。
それが脅かされれば「自分たちの身を守るために」何らかの行動を取ります。
たとえそれが政治家自身のためであっても国政に影響を与えるなら意味のあることです。
投票率は50%
ずっとこれくらいで推移しています。
国民の半分は自分の権利を捨て、いまの政治に「満足してる」わけです😄
たとえ与党が変わらなくても、投票の数字で「認定度」を表すことはできます。
ほかに目ぼしいところがないから仕方なくのギリギリ与党なのか、圧倒的多数の支持を得ての与党なのかははっきりします。
投票率50%で、与党の議席が2/3以上なら「文句なし!」でしょう。
これがみなさん国民の声です。
選挙に行かなかった人、自民党に入れた人は
税金が上がろうが、年金が減ろうが、徴兵制がはじまろうが、原発事故が起きようが、国民の主権が奪われ憲兵に監視されるようになろうが文句を言わないでください。
あなたたちが「選んだ」んだから。
わたしは日本語教師をしています
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