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結露 (けつろ)
空気には水がとけています!
飽和水蒸気量 (ほうわすいじょうきりょう)
水にさとうや、塩を溶かしていくと、それいじょう溶けなくなる量があります。
空気にも水蒸気 (すいじょうき) という気体のじょうたいで「水」が溶けています。
さとうや塩とおなじようにこれいじょう溶けなくなる量があって、これを「飽和水蒸気量」といいます。
温度が高いほどたくさん溶けて、温度が低いとあまり溶けられません。
ある温度で「飽和水蒸気量」の水が溶けていると、「湿度 (しつど) 」100%ということになります。
それにたいして、どれくらい溶けているかで、湿度〇〇%といいます。
結露 (けつろ) ①
空気に水が溶けているじょうたいで、温度が下がっていくと、もうこれいじょう水が溶けられない「飽和水蒸気量」になって、溶けられなくなった水が「液体」になってでてきます。
これを「結露」といいます。
また、この温度を「露点温度 (ろてんおんど) 」といいます。
シャンプーが水っぽくなるしくみ
車やバイクのガソリンタンクの中も!
車やバイクのガソリンタンクの中もガソリンがはいってない空間には、空気がはいっています。
シャンプーボトルとおなじように、ガソリンを使って減った分だけ外から空気がはいってきます。
とうぜん、その空気にも水蒸気くんたちがいっぱい!
そのまま気温がかわらなければいいけど、夜になるとかならず気温が下がります。
水蒸気くんたちは、タンクの中で「水」に変身していきます。
水はサビの原因になるし、たまった水がエンジンにはいるのもよくありません。
空気がたくさんあればあるほど、とけている水蒸気くんたちもたくさんいます。
ガソリンタンクはできるだけ「満タン」にしておきましょう。
使わないで、ずっとおいとくと、ガソリンが変質するという別の問題が出てきますが…
ペットボトルをつかってこれを自分の目でたしかめてみよう!
ぜひ、親子でいっしょにやってみてね!
シャンプーが水っぽくなるのはなぜ? 結露とおさらば! 詰め替えそのまま
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