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「ワイパー」「ゴム」「ブレード」「アーム」「塗装」
ワイパーゴム
H7 (1995) . 3
PIAAの規格 H4.10~H11.9 SW20
運転席側 10 (500mm) IWS50
助手席側 8C(8+SH-1) (475mm) IWS48C
MR2のワイパーゴムの断面
純正は台形でした。
オートバックスに行って、ワイパーゴムだけ換えるつもりだったけど、ブレードもくたびれてたのと店員さんがとても親切な方だったのでブレードごと交換することにしました。
MR2に乗りはじめて17年。
はじめてです。
交換したものは長方形です。
ブレードごと換えたのにはもう1つ理由があって、1995年製のMR2のワイパーゴムが店頭で手にはいらなくなってきたからです。
PIAAの公式サイトでは物がありましたが、めったに売れないものは店も扱いませせん。
カタログにはあるのに店頭にはない😅
ブレードを新しいタイプに換えておけば、つぎはワイパーゴムが手にはいりやすくなります。
助手席側の規格は475mmで、交換したものは480mmだけど、5mm長くても問題ありません。
幅は6mmです。
各部名称
ワイパーアームの取り外し
作業をする前にワイパーとフロントガラスの間にはウエスなど置いておきましょう。
立てて作業をしていて何かの拍子にバネでもどってフロントガラスを傷つける恐れがあります。
とくにワイパーゴムを外したあとは金属部分が露出するので要注意です。
取付ナットカバーを外す
プラスチックのカバーが嵌ってるだけなのでマイナスドライバーなどでこじって外します。
ただこれはあくまでおじさんが乗っている車の話なので、カバーと相談しながらやってください。
運転席側はエンジンフードの下に隠れているのでフードを上げて作業します。
取付ナットを外す
12mmのレンチで外します。
まわりが干渉するのでエクステンションで伸ばしたボックスレンチがいいですね。
ボルトの外径より、アームの穴の内径のほうが大きいのでカンタンに外れるはずですが引っかかって外れません。
ワイパーブレード (ゴム) がバネでフロントガラスに押しつけられているので穴が斜めになっているんですね。
アームを立てればカンタンに抜けます。
助手席側のボルトはけっこう錆びていました。
取り付け前に潤滑剤をスプレーしました。
ワイパーアーム
運転席側 Driver
助手席側 passenger
pilotと紛らわしいですね。
おじさんなら、
運転席側 Pilot
助手席側 Co-pilot
にするんだけど。
刻印がないものはかならずビニテなどで印をつけましょう。
取り付けるときどちらかわからなくなってしまいます。
まったくおなじ長さと形ならいいけど、たいてい左右で長さも形も曲がり具合もちがいます。
ブレードとアームの組み合わせ
アームにはこのように刻印がありますが、ブレードにはないので運転席側か助手席側かわかるように印をつけるなり、寸法をメモするなりしておきましょう。
元にもどすときにわからなくなります。
おじさんのMR2は運転席側のほうが長いです。
ワイパーブレードの取り外し
プラスチックのフックを写真の上に押します。
押しながらワイパーブレードを左下に押します。
フックを押しながらなのでちょっとやりにくいです。
車にワイパーアームがついた状態なら両手がつかえるのでもうすこしやりやすいです。
ただ、ワイパーブレードを外すとワイパーアームの金属部分が露出するのでフロントガラスを傷つけないように気をつけましょう。
自分でその気でなくてもバネがついてるのでガラスを叩いてしまうことがあります。
フロントガラスには厚めのウエスなどを置いておきましょう。
ナットを緩めるときはワイパーを立てずに、ウエスの上にそっと置いといたほうがいいです。
嵌めるときは、ただ引っ張ればいいのでカンタンです。
フックを触る必要はありません。
磨く
磨く前
荒い紙やすりでゴシゴシこすります。
今までもなんどか塗り直してるんだけど、やはり凹凸がある場所が剥げて錆びてきますね。
この場所はきれいに錆が取り切れないので、塗装もうまく乗らず剥がれやすくなってしまうけど仕方ありません。
磨いた後
見事に出っ張りのあるところばかりです。
水で洗ってよく乾かします。
錆や油を取る液など使えば長持ちするんでしょうけど、おじさんはこれで良しとします。
塗装
技術は要りません。
スプレーで吹くだけです。
気をつけるのはまわりを汚さないこと。
自分の服などにつけないこと。
スプレーから噴出した霧状の塗料を吸いこまないことくらいでしょうか。
ほどよく暖かくてやさしい太陽の光があるときがいいですね🌞
気温が低くて、湿度が高くて、日当たりが悪いといつまで経っても乾きません☁☂
あとは風の強い日にやると埃がついてしまうので気をつけましょう🌬️
それからそのへんに野良猫🐈が歩いていると足跡をつけられる可能性があります🐾
薄く吹いて乾いたら裏返しにして吹く。
これを気の済むまで、まあ2~3回くらいやります。
塗装完了
取り付け
これは外したのと逆の順番にやればいいので書くまでもないでしょう。
ただ、注意点がいくつかあります。
外すときより取り付けるほうが気をつけなければならないことがあります。
ブレードとアームの組み合わせ
上に書いたように外したときにわかるようにしておかないと、いざ取りつけるときにどちらかわからなくなります💦
最悪、わからなくなったらアームの取付部にブレードをあてがって、フロントガラスの端からはみ出なければOKです。
はみ出るようなら左右、入れかえます。
おじさんは475mmのところに480mmのものをつけたのですこし (5mmほど) はみ出ているけど致し方ありません。
ゴムの部分がはみ出てるくらいならさほど問題ないけど金属部分がはみ出るようならフロントガラスやそのまわりを傷つけるのでいけません。
アームの角度
これも外すときは何も考えずに抜くだけですが、取りつけるときはフロントガラスの下端に合わせます。
隙間があればその部分が拭けないし、下すぎるとフロントガラスの外にワイパーがはみ出てしまいます。
またボルトとアームにはスプライン (ギザギザ) が刻んであるのではいるように入れます。
ムリに入れたり、入れたあとでねじったりするとスプラインがなめてワイパーが空回りしてしまいます。
アームを寝かした状態だとボルトにアームの穴がはいらないので角度を決めたらずらさないようにアームを立てます。
ナットを仮止めしたらいったんアームを寝かせて角度がずれていないか確認してから本締めします。
緩まない程度に、締めすぎないように、ナットと相談しながら。
終わったら試運転して問題なければOK!
車はちがっても基本的にはおなじなので参考にしてください✌