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「スペイン」「英語」「通じない」
観光立国なのに英語が通じない!
スペインは観光で大きな収入を得ています。
なのに国鉄の駅員が英語を話せない!
国としては観光の収入があっても、個人としてはべつに外国人に来てもらわなくてもかまわない。
いや、来てほしくないと思っているようです。
ユーレイルパス
特急に乗るには主要駅で予約が必要
ユーレイルパスは普通車ならいつでも乗り降り自由です。
でも、特急に乗るには予約が必要です。
別途、特急料金も払わなければなりません。
しかも、めんどくさいことに「主要な」駅でしかできません。
日本でいったらさしずめ東京駅とか、大阪駅とか、名古屋駅など。
地方の小さな駅ではできません。
まあカンタンにいえば特急が停まる駅ですね。
たらい回し
駅に窓口が3つありました。
空いてるところに行くと、窓口に座ってる駅員はなにやらお札を数えていて無言で「あっちに行け」とばかり追い払います。
はじめはおじさんが日本人だから、アジア人だからナメられてるのか?と思いましましたが、しばらく窓口を観察していると、ほかの白人もみな困った顔をして窓口を離れていきます。
ほかの窓口に行き特急の予約をしたい旨を告げると、「ここではできないので中でやってください」とのこと。
そんなはずはないと思いながらも、事務所に通され、「特急を予約したい」というと、「それは窓口でやれ」と。
「いや、窓口に行ったら、ここでやれと言われたので」というと、やはり「窓口でやれ」といわれます。
けっきょく窓口にもどってやったんだけど、窓口の駅員はたんに仕事したくなかっただけなんでしょうかね。
こんなことが毎回つづき、おじさんはだんだんスペインが嫌いになっていきました。
1カ月、ずっとスペインにいてもいいと思って行ったんだけど、3週間くらいでそそくさと、ポルトガルからフランスに移動することにしました。
町の人は道を聞くと親切に教えてくれるんですけどね。
とにかく国鉄の駅員がひどい!