目次をご覧になりたい方はクリックしてください→
「風呂」「蛇口」「シャワー」「交換」
古いものなので美しくありませんがご了承ください。
温度調節ハンドルがもげた
浴槽を洗っていたら後ろでカランコロンカランと音が。
振り返ると温調ハンドルがもげていました😅
お尻がちょっと当たっただけです。
サーモスタット・カートリッジ
thermostat サーモスタット。温度を一定に保つ装置。
もげるまで知りませんでしたがこれで温度を一定に保つことができるんですね。
そうでないとシャワーを出したときに「熱い!」とか「冷たい!」とかいうことが起こります。
それにしてもなんと貧弱な構造。
プラスチックの細い首でつながっているだけです。
経年劣化してなくてもちょっと力を入れただけでももげそうです。
せめて軸は金属にしましょうよ。
それともお尻が当たったときに人がケガしないように?
いえいえそういう理由ではないでしょ。
高い!
この部品だけで9000円くらいします😱
温調ハンドルが2000円くらい。
おじさんの場合、これは再利用できそうです。
それからやはりプラスチックの固定ナットも欠けているようです。
部品代だけで10000円くらい。
ところがサーモスタットはもちろん、蛇口、シャワー揃った新品でも12000円くらい。
おかしくないですか。
1980円で買った電気カミソリの替え刃が3000円とか訳のわからない日本。
新品買ったほうが安いじゃんか!
おなじメーカーのおなじ商品。
500ccのケチャップが200円で、300ccのケチャップが300円とか😄
中古のアセンブリ
その方面にくわしい知り合いに聞いたら
「中古で良ければタダであげる」と。
持つべきものは友。
家を解体したり、改築したりしてるので外したものがたくさん出るんですね。
2ハンドルの混合栓
ただし、サーモスタット付きではないので、温度調節は自分でします。
有り体に言えば、水のハンドルとお湯のハンドルがついてるやつです。
便利=壊れやすい ⇔ 構造がカンタン=壊れにくい
温度調節がめんどうかもしれないけど、複雑なサーモスタットがないぶん壊れにくいです。
便利なものは部品の数が多くて構造が複雑なので、壊れる場所と確率が増えます。
たとえば部品1コだけの製品と、10000コからできている製品。
10000コからできている製品は、10000コのどれか1つでも壊れれば動かなくなります。
そして、故障箇所の特定がむずかしくなります。
1カ所断線しているだけとか、半田が取れているだけとか、100円くらいの抵抗1コが焼けているだけでもプリント基板ごと換えます。
電子レンジだと輸送、点検、部品代、基板交換費用で30000円とか。
う~ん。
ぜったい新品買ったほうがいい。
交換方法
水とガスを止める
給湯器
外から順番に
ガスは水が流れないと点火しないはずですが閉めとけばぜったい出ることはないので安心です。
また浴室の蛇口に止水栓がない場合は、大元の止水栓を閉めます。
メーターがついているところです。
家中の水が止まるのでご注意ください。
その間、トイレも使えません🚽
大元の止水栓を止める場合↓
浴室側 (蛇口)
マイナスドライバーで右に回すと水が止まります。
要するに蛇口を閉めるのとおなじことです。
サーモスタットなしの場合はあまり関係ないけど、サーモスタット式の場合は何回転したかメモを取っておきます。
開度によって水の出方が変わるので温度も変わるからです。
おじさんの家では両方とも3と1/4回転くらいでした。
もちろん温度設定は別途できますが。
まあ、開度は面位置だと思っていればいいでしょう。
左に回しつづけるとどこかで止まるのか、ネジが抜けてしまうのかわかりません。
暇な人はやってみてください。
もちろん元栓を締めた状態で。
水が出ないか確認する
止水栓を閉めたあと、ゆっくり蛇口を開けて水が出ないことを確認します。
完全に止まってないのに外すとマンガやアニメのように水が吹き出して顔面で受け止めることになります😄
水が出ないことを確認したら、いちおう閉めておきます。
なにごとも安全に、保険をかけて。
ナットを緩める
外す前にやっておくこと
すぐ外したいところですが、浴室にはいろんな穴があります。
ポロッと落ちないように浴槽には栓をして、洗い場の排水口にも洗面器などをかぶせておきましょう。
なぜか落とした部品は一直線に排水口に行きます😄
マーフィーの法則ですね。
水が出ないことを確認したら、ウォーターポンププライヤーでナットを緩めます。
回す方向がトリッキーなので気をつけてください。
ネジ山をよく見てゆっくり力を入れます。
緩めるつもりで締めつけているとネジ山を破壊してしまいます。
人間は浴室の内側にいますが、給水側 (浴室の外) から見て反時計回りです。
規格はおなじだと思うけど各自よくみてネジと相談しながら回してください。
ちなみに蛇口側のネジの外径は約26.0mm、
給水側のネジの外径は約20.5mmでした。
順番は前後しますが、これも交換するものの径を測っておいたほうがいいです。
取り付けようとしたら合わなかったということにならないように。
給水側のパイプを外すとシールテープを巻き直さなければならないし、そこから水が漏れることもあるのでおじさんはそこは触らずに手前の蛇口側だけ外して交換することにしました。
シールテープ持ってないから買いに行かなきゃいけないし😅
外れました
パッキン
もし気になるようならパッキンを新しいものに換えるのもいいでしょう。
取りつけるときにパッキンを落とさないように注意。
幅を合わせる
まったくおなじ製品なら問題ないけど、べつの製品なら幅がちがうので合わせます。
この部分は力づくで動かします。
ハンマーなどで叩いたり、大きなプライヤーではさんだりするのは、壊れるおそれがあるのでできるだけ手でやりましょう。
ああ、ケガしないように手袋してくださいね。
軍手はダメです。
おじさんの家では、給水側が幅18センチくらい。
蛇口側が9センチくらいでした。
取りつけ完了
ナットを締めつけて取りつけ完了です🙌
出湯確認♨
出口は閉めておく
念のため蛇口・シャワー切り替えのノブ、左右のハンドル (ここでは水色とピンク) を閉めておきます。
外の止水栓を開ける
外の給湯器 (または大元) の止水栓を開けます。
ガスはまだ閉めておきましょう。
浴室の止水栓を開ける
浴室の止水栓をゆっくり開けていきます。
メモしてあった回転数だけ。
漏れがないか確認
このとき、蛇口やシャワーその他パイプなどから水漏れがあれば、閉めて漏れているところを調べましょう。
漏れがなければ元の位置まで開けます。
水を出してみる
水を蛇口とシャワーから出してみましょう。
ガスの元栓を開ける
問題なければガスの元栓を開けます。
そして、お湯を出してみます。
ちゃんと点火してお湯が出てくればOKです。
このときお湯だけだと、熱湯が出てくるので水もすこし出しておきます。
あとはお湯と水の量を調節してください。