目次をご覧になりたい方はクリックしてください→
「v」と「b」
「th」と「t, d, s, z」
「l」と「r」
Old Folks at Home (故郷の人々~スワニー河)
Old Folks at Home (故郷の人々~スワニー河)
Foster (フォスター) 作詞・作曲
Way down upon de Swanee ribber,
Far, far away,
Dere’s wha my heart is turning ebber,
Dere’s wha de old folks stay.
All de world am sad and dreary,
Ebrywhere I roam,
Oh! darkeys how my heart grows weary,
Far from de old folks at home.
All up and down de whole creation,
Sadly I roam,
Still longing for de old plantation,
And for de old folks at home.
vがbb、thがdになってます!
じつはこれ、アメリカ南部の方言 (訛り) なんです。
訛ってるけど「英語」です!
de=the
ribber=river
Dere’s=There’s
ebber=ever
Ebrywhere=Everywhere
wha=where
am=is, are
まさにわれわれJapanese English (日本人英語) と言われる英語です!
be動詞の使い方も「間違って」ますね(^_^;)
ちなみにFosterさん。
アメリカ北部に住んでいて、南部にはほとんど行ったことがないんだと(^^)
それからSwaneeもほんとはSuwanneeなんだけど3音節になるからuとnも取ったそうです。
さらに「スワニー河」も語調がいいから選んだだけなんだって(^^)
こんな歌です。たぶん、題名は知らなくてもみなさん聞いたことがあると思います。
歌詞の内容はともかく、一度聞いたら忘れられない、馴染みやすいメロディです。
おじさんが歌ってます。
ちゃんとした歌が聞きたいかたは、ネットで検索してください(^^)
Cockney コクニー
イギリスの労働者階級が話す英語。
「マイ・フェア・レディ」でオードリー・ヘップバーン演じるイライザが話していたことばです。
コクニーではなんと
th→f, v
になってしまいます。
外人もvとthは苦手!
わたしたちは、最初に習う外国語が「英語」で、ほとんどの人はそれが「唯一の外国語」なので、「英語=外国語」と無意識に決めつけてしまいます。
しかし、じっさいには
「英語」は世界に数ある言葉の「一つにすぎない」のです。
ラテン語にはvもthもない!
「v」
厳密にいうと、ラテン文字に「v」はあるけど、発音は「ウ」です。
ラテン語では「v」は「u」が子音化したものです。
英語の「w」に相当します。
ラテン語の現代語、スペイン語やフランス語には「w」はありません。
外来語に使われるだけです。
whisky (ウィスキー) など。
ゲルマン系の言葉の英語やドイツ語にはありますね。
ドイツ語では「w」は「ヴ」と発音しますが…ああ、ややこしや~(^_^;)
このへんは覚えなくていいです。
そもそも、英語の「w」って「ダブリュー」っていいますよね。
これは「double u (ダブル・ユー) 」
つまり、「二重のユー」という意味です。
「th」
ラテン語ではこのまま「t」「h」 (トゥフ) と発音します。
英語なら、at home (アットゥホウム) のように。
スペイン語ではvはbと発音する。
たとえばvariable。
えっ? それ英語じゃないの?
もちろん英語にもあるし意味も同じだけど「バリアブレ」と発音します。
しかも最初の「v」は「ヴ」ではなく「ブ」です。
お~っ! なんと日本人にやさしい言葉。
いわゆるローマ字読みではないですか!
そりゃラテン語はイタリア語の方言の一つだからね。
ローマ字読みというとよくバカにされるけど、くりかえします。
英語のほうが「特別」なんです。
ちなみに英語では「ヴェアリアボー」です。
めちゃくちゃ訛ってますね(^^)
ローマ字読みのほうが「普通」です。
他にもvapor「バポル (蒸気) 」、visión「ビション (見ること) 」などなど。
フランス語でもvとbは混同する。
フランス語で「本」は「livre (リーヴル) 」といいます。
語源はラテン語の「liber (リベル) 」だけど、「v」になってますね。
ちなみに、スペイン語では「libro (リブロ) 」です。
おなじくラテン語「liber」から派生した「librārium (リブラーリウム 本箱) 」は、フランス語では「librairie (リブレリー) 本屋さん」で、「b」のままです。
ん? なんか見たことあるぞ。
そうです。英語の「library」の語源です。英語では「図書館」という意味に変わっています。
スペイン語はわりとラテン語に近いですが、フランス語はちょっと「訛り」が強いですね(^^)
スペイン語には英語のthに相当する[ θ (す) ]の発音はあるんだけど[ ð (ず) ]のほうはありません。
za, zi(ci), zu, ze(ce), zoが英語の濁らないほうのtha, thi, thu, the, tho (さしすせそ) と同じ発音です。
「ざじずぜぞ」のほうはありません。
例:)
azúcar アスーカル。砂糖。英語のsugarです。ドイツ語ではZucker ツカー。
cien(to) シエン (ト) 。100。英語のcentと同語源です。
ただし! スペイン人もsで発音する傾向にあります。
だって[ θ (す) ]の発音めんどくさいし、むずかしいんだもん(^^)
とくにもともとのスペイン語を話していた人ではなく、植民地の南米ではth→sになります。
これを「seismo (セイズモ) 」と呼びます。
むりやり日本語にすると「エス化」といったところでしょうか=^^=
スペイン語にはthのつづりがありません。
もともとラテン語ではthだったものがスペイン語ではtになってます。
だってhは発音しないんだもん。
例:)
ラtheātrum→スteatro (テアトロ) 。劇場。英語のtheaterですね。
ラthermae→スterma (テルマ) 。温泉。英語でもthermo-は「熱」に関係する接頭辞になってます。
これはギリシャ語が元になっていて、ラテン語ではcalorといいます。
英語のcalorie (カロリー) はこちらから来てますね。
フランス語にもthの発音はありません。
なので、フランス人は
that isをzat eez (ザット イーズ) と発音します。
théâtre (劇場) は「テアートル」と発音します。英語のtheaterに相当します。ていうか、そもそもフランス語のthéâtreが英語のtheaterになったんだけど。
イギリスではtheatreとつづるようです。
centerもcentreです。
これらはフランス語のつづりをそのまま使っています。
でも、「発音からしたら正しい書き方はerだよね~」ということから、アメリカではtheater, centerとつづります。
正書法についてはこちらにも。
黙字 (もくじ) ~ “night” ~ なんで”gh”は読まないの?
AshiGirl 「アシガール」の考察~「未来少年コナン」との共通点~時間旅行~ひげおじさんのつぶやき
英語の単語の45%がじつはフランス語!
1066年。ノルマン人はイギリスを征服し、ノルマンディー公「ギョーム2世」は「ウィリアム1世」としてイギリスを支配することになりました。
ノルマン・コンクエストについてはこちらをご覧ください↓
ロマンス語 (英語とラテン語の関係)その1~ノルマン・コンクエスト
ドイツ語にもthの発音はありません。
おなじくTheaterは「テアータ」と発音します。
(※ ドイツ語では名詞の頭は大文字で書きます)
Was ist das? (ヴァス イスト ダス? ) は、英語のWhat is that?に相当します。
そっくりですね!
それもそのはず英語のもとはゲルマン語だからです。
ドイツ語ではwは「ヴ」。
英語のthの部分はdになることが多いです。
たとえば
think (考える。シンク) ⇔ドdenken (デンクン)
thank (感謝する。サンク) ⇔ドdanken (ダンクン)
three (3。スリー) ⇔ドdrei (ドライ)
勘違いしないでほしいんだけど、英語がドイツ語になったのでも、ドイツ語が英語になったのでもなく、共通のゲルマン語の古語がそれぞれ現代英語ではthに、現代ドイツ語ではdの発音になったのです。
ドイツ語と英語の関係についてはこちらをご覧ください↓
おなじく「3」をあらわす、スtres (トレス) 、フtrois (トロワ) 、ラtrēsのようにラテン系の言葉にはhがついてません。
hが取れたのではなく、むしろ英語がhをくっつけてthと発音するようになったのです。
まあ、はっきり言うと「英語訛り」です(^^)
ラテン語のt→英語ではth (す)
ドイツ語のd→英語ではth (す、ず)
といったところでしょうか。
むかしの英語にはþ (thorn ソーン) という文字があり、現在のthをあらわしました。
機種によっては表示されないかもしれません。
pの頭が突き出たような文字です。
印刷するようになって活字がなかったので「y」の上に点をつけたりして代用したけど、その結果 [j (ユ) ]の発音と混同することもありました。
むかしは「あなた」を「þou(thou) ザウ」と言ってました。
thouについてはこちら↓
thの発音はむずかしいし、めんどう
なので、たとえばElizabethの愛称BethはさらにBettyになってしまいます。
lとr
これもわれわれ日本人が英語を習うときに苦労するものです。
日本語には「l」はないですからね。
しかし、これはもっと根が深くて、じつは英語の「r」は日本語の「ら行」の音ではないんです。
日本語の「ら行」は「弾き音」ですが、英語の「r」は舌を口の天井につけないのでどちらかと言うと、「う~」に近い音です。
ただし! スペイン語の「r」は日本語の「ら行」と同じ弾き音!
おじさんは、スペイン語が好きです(^^)
むしろ英語の「r」がおかしいんです(^^)
英語の「star (星) 」、「constellation (星座) 」はどちらも同じ印欧語根「ster-」から派生した言葉ですが、「l」と「r」にわかれていますね。
英語でも「l」と「r」はこのように混在します。
だって似てるんだもん(^^)
だから、発音を気にすることはありません。
おなじゲルマン系のドイツ語では「Stern (シュテアン、シュテルン) 」
ラテン語では「stēlla (ステーラ 星) 」と「l」になってます。
ラテン語の現代語であるロマンス語系統では、スペイン語が「estrella (エストレージャ) 」、フランス語が「etoile (エトワール) 」
スペイン語のestrellaはもともとエストレーリャと発音していましたが現在ではエストレージャと発音します。
RobertはBob
ロバートの愛称が、ボブってあまりにもちがいすぎ!と思ってたけど、やはりrの発音はむずかしいのでbになってしまったんですね。
whでhw (ホワ) なんて(^^)
これも英語を習いはじめたときに「What (ほわっ? ) 」と思いましたよね(^^)
「うはっ」じゃないの? って(^^)
もともとは「hw」と書いていたようです。
だから発音記号は「hw」です(^^)
そのうちかならずセットで「ホワ」って言うんで「wh」と書くようになったようです。
それから「ch」「gh」「ph」「sh」「th」というつづりに影響されたのかもしれないですね。
おじさんが少しでもかじった言葉
スペイン語、イタリア語、フランス語、ラテン語、ドイツ語、モンゴル語、ロシア語には「hw」はないですね。
多分、中国語、韓国語にも。
ローマ字読みが当たり前。むしろ英語の発音がおかしいんです(^^)
日本人は自信を持っていい!
日本人は発音を気にしすぎ!
この記事でいちばん言いたかったことはこれです!
ネイティブ (母語話者) のアメリカ人でさえvをbと発音するんです。
thをdと発音するんです。
われわれ日本人はまったく気にすることはありません。
通じます。
考えてみてください。
日本語の標準語のアクセントと発音でしゃべる外人がどれだけいますか?
NHKのアナウンサー並みにしゃべれる外人がどれだけいますか?
発音もおかしい。文法もおかしい。
でも、あなたが「聞く気があれば」訛ってても、文法がまちがってても「理解できます」よね。
もっと言ったら、おなじネイティブの日本人で標準語を話す人でも、一人ひとりみんな発音もアクセントも違いますね。
地域による方言、訛りはさまざまです。
でも、あなたが「聞く気があれば」わかりますよね。
さらに言ったら、かなり「濃い」方言や訛りだとおなじ日本人でも「まったくわからない」ことさえあります(^^)
vとb、thとdが同じ発音になったり、入れかわったりするのは、口の形が似ていたり、舌の位置が近いところにあるので、そこから出てくる音も「似ている」からに他なりません。
音が「似ている」ということは当然「同じ音」として「聞きとれる」ということです!
英語のネイティブ (母語話者) といっても…
英語ってもちろんもともとは「イギリスの言葉」という意味だけど、イギリス人が世界中を「侵略」しまくったおかげで世界中に「英語」が広がってしまったんですね。
今、英語の標準といえば、やはり日本人にとっては「アメリカ英語」であることは否めないと思います。
おじさんはあまりヒアリングは得意でないんだけど、英語の歌を聞いたとき、「あっこの歌、聞きとりやすいな」と思うと、イギリス人の歌手であることが多いです。
Elton John (エルトン・ジョン) とか、Dido (ダイド) とか。コーヒーの会社ではないですよ。昔、NHKで放映してた「ロズウェル – 星の恋人たち」の主題歌を歌ってた人です。
たとえばletter
アメリカ英語では「レラー」のようになりますが、イギリス英語のほうがわりとはっきり「レター」と発音する傾向にあります。
だから、日本人には聞き取りやすいんです。
ていうかアメリカ人が訛ってるんだけど。
人によって発音もアクセントもイントネーションもちがう!
上にも書いたけど、日本人も、どこの国の人も同じです。
一人ひとり、発音がちがいます。
はじめての海外旅行。はじめてのアメリカ。
インストラクターは全員、現地のアメリカ人。
はじめは聞きとれなくて苦労しました。
何日か経つと少しずつ聞きとれるようになりました。
ところが、飛行機の訓練が進むと、インストラクターが別の人に代わりました。
すると、ぜんぜん聞きとれなかったんです!
発音もアクセントもイントネーションもちがう。
使う単語もちがいます。
最初の先生はマイケル。
マイケル・イングリッシュをマスターしたけど、つぎのフィルになったらさっぱりわからなかった。
また、あらたにフィル・イングリッシュを耳に覚えさせなければなりませんでした。
ほかのインストラクターが言うには、マイケルの英語はイギリス英語だとのこと。
そして、やっとフィル・イングリッシュをマスターしたころに、最終実地試験を受けることになりました。
すると…
試験官の英語がまたちがう!
今でも忘れられないのはnormal landing (ノーマル・ランディング。普通の着陸) が、なんど聞いてもno more landing (ノーモア・ランディング) にしか聴こえなかったんです(^^)
「二度と降りてはいけない? 」
えっ!? それじゃ永遠に降りられないじゃないか!
そこで、聞き返すんだけど…
“No more landing?”
“Yes. Normal.”
“No more?”
“Ya! Normal!”
“???”
と、ずっと降りられずに飛んでました(^^)
なんとか試験には通ったんだけど、最後に試験官に言われたことは
「もっと英語を勉強しなさい! 」だった(^_^;)
english limitationがつかなくてよかった。
これがつくと、英語がわかる人が一緒じゃないと飛べなくなる=^^=
最近は、パソコンが発音してくれるけど…
便利な世の中になりました。
おじさんも最大限、活用してます。
そこでわかったことは、ネイティブの発音らしいけど、「人によって発音もアクセントもちがう! 」ということ。
発音記号が書いてあるけど、あきらかにアクセントの位置がちがう。
発音記号は「ア」と書いてあるけど、この人は「エイ」と発音している、などなど。
インド英語も、フィリピン英語もりっぱな英語
インド人に英語を教わったことがあるんだけど、アメリカ英語と「かなり」ちがいます(^_^;)
この人だけの癖かもしれないけど、しきりに「レック、レック」というので、「レック」って何? と聞いても、「レックだ」というので、紙に書いてもらったら「like」だった。
しかも、「たとえば」という意味で使っていた。
そういやあアメリカで飛行機の訓練を受けているときも、マイケルはしょっちゅう「セイア~ム…」というので、「セイア~ム」って何? と聞くと、「俺はそんなことは言ってない! 」という。
「もし言ったら、そのときに教えてくれ」と言った2~3分後に「セイア~ム…」と言ったので、「ほら今言った! 」と言うと、「ああ、これか」
「Say umm…」
これも「たとえば…そうだなあ」という意味でした(^^)
それからフィリピン人が「エルポル」と言うので、「エルポル」って何? と聞くと、「エルポル」だよと。
なんど聞いてもわからないので紙に書いてもらうと、「airport (エアポート) 」でした。
スペイン人が英語を話すときもこの傾向があります。
ちなみにスペイン語では、aeropuerto (アエロプウェルト) といいます。
ああ、フィリピン人 (この人だけかもしれないけど) は「r」を「ル」と発音するのねと理解したのでした。
ドイツ人の英語はドイツ語に、ロシア人の英語はロシア語に聞こえます。
それは発音がドイツ風、ロシア風だからです。
上に書いたように、国によってはない発音があったり、同じ文字でもちがうように発音するからです。
日本人とスペイン人の「r」は同じだけど、英語の「r」はちがいます。
もう一度言うけど、英語が「特別」なんです(^^)
英語は世界の共通語ということになっているけど、むずかしいのは一人ひとり発音がちがうことです。
使う単語も人によってちがいます。
むずかしいのは流暢にしゃべることではなくて、いろんな「お国訛り」の英語を聞きとるほうですね✌
これはもう数こなすしかありません。
アメリカのABCや、イギリスのBBC、いわゆるネイティブがしゃべっているといわれる英語の教材。
これらが悪いとは言わないけど、これだけ聞いて聞きとれるようになっても、じっさいの英語は聞きとれません。
いろんな国の、いろんな人の発音になれることが必要です!
視点を変えると、外人が教材やNHKの放送などを聞いて日本語を勉強してきても、ほとんどの日本人はNHKのアナウンサーのようにはしゃべっていないので聞きとれないと思います。
東日本はまだいいけど、西日本に来たら、勉強してきた日本語はまったく役に立たないことに気がつくでしょう(^^)
もちろん標準語を話せば、だいたい標準語で返事してくれるでしょう。
でも、現地の人たち (日本人) がしゃべってることは何一つわからなくて途方に暮れるでしょう(^^)
英語を話せない外人はたくさんいる!
英語は世界の共通語ということになっているけど、世界中の人が誰でも英語をしゃべれるわけではありません!
いや、しゃべれない人のほうが多いです。
おじさんの英語が下手くそなのか!?
はたまた、おじさんがアジア人だからなめられてるのか? などと勘ぐったけど、ほかの白人の観光客らしき人たちも窓口に行っては途方に暮れたような顔でもどってくるので「うん。やっぱり言葉が通じないんだ! 」と思いました。
町の人たちは言葉が通じなくても身振り手振りで親切に道を教えてくれるんだけど、とにかく「国鉄」の駅員にはうんざりしたね。
せっかく夢にまで見たスペインだったのに、国鉄のせいで、早くスペインを出たいと思うようになってしまいました(T_T)
スペインだけじゃありません。
フランスでも英語がわからない人のほうが多かった。
でも、フランスでは「ねえ、この人英語しゃべってるみたいだから〇〇さん呼んできて」なんていう対応がありました。
よく「フランス人はプライドが高いから英語を話さない」なんて言われるけど、ちがいます。
「英語が話せない」だけです(^^)
それから上にも書いたように、わりと親切です✌
よく日本人は言葉がわからないと、顔の前で手を振ったりして「逃げる」または「追い払う」ようで不愉快だ、なんていうことを言われますが、なに、外人の反応もまったく一緒です(^^)
英語がわからないと、怖い顔をしたり、手で追い払うような仕草をしたり、なにも言わずに足早に去ったり…
いっしょです!
はじめは「日本人だから? 」「アンチ日本なのかな? 」なんて思ったりしたけど、そのうち「ああ、ただ言葉がわからないだけなんだ」と思うようになりました。
とにかく言葉が通じる人に会うまで「聞きまくる」ことが大事です。
それから「聞く気があれば」が重要です。
聞く気がある人なら、言葉がわからなくても身振り手振りでなんとか意思疎通しようとします。
あと、日本ではあまりないけど、外国では「物乞い」や「物売り」「客引き」が多いので逃げてくことも多いようです。
う~ん。物乞いと思われたのかな(^^)
英語がわからないからと卑屈になることはありません。
とくにあなたが今、日本にいるなら堂々と日本語を話しなさい。
標準語でなく地域の言葉を話しなさい。
ただ、旅人には親切にしてあげてね=^^=
英語がわからなくてもまったく問題ないけど、身振り手振り、紙に書くとか、もし時間があったらしてあげてもいいと思います。
今度、あなたが外国に行ったときの「貯金」と思って。
出川哲朗の「はじめてのおつかい」
おじさんはこれが好きです。
バカにする人もいるけど、彼はスゴイとおじさんは思うんです。
笑っている人、あなたはできるんですか?
語学力より必要なのは、「コミュニケーション能力」です。
そのむかし、おじさんは横浜駅のホームで背の高い白人女性に「イッカシカナカーワ」とものすごく怖い顔で言われ、逃げたことがあります(^^)
あとで冷静になって考えたら「東神奈川 (ひがしかながわ) 」と言ってたようですが、怖い顔をしたらみんな逃げていきます(^^)
不安でも「笑顔」は大事です✌
おじさんはヨーロッパにひとりで行ったとき、スペイン、ポルトガル、フランス、ドイツを回ったんだけど、この4カ国語をマスターするのは無理だし、辞書を4カ国分持ってくのも大変なのでやめました。
はじめは英語や現地の言葉を一所懸命に話そうとしてたんだけど、あるとき、店で買い物するだけなら指さして「これちょうだい」と日本語で言えばいいことに気がついたんです。