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- 1 案内図
- 2 案内板
- 3 概要
- 4 矢筈山 (やはずやま)
- 5 本丸 (山頂) からの眺め
- 6 千磐神社 (ちいわじんじゃ 310m)
- 7 矢筈神社
- 8 登山道。入口
- 9 矢筈山 (高山)
- 10 大岩 (590m)
- 11 西尾根曲輪 (腰曲輪) 650m
- 12 三重堀切 (670m)
- 13 本丸 (757m)
- 14 美作河井駅に向けて下山
- 15 若宮神社 (わかみやじんじゃ)
- 16 転車台 (てんしゃだい)
- 17 美作河井 (みまさかかわい) 駅
- 18 草苅景継 (くさかりかげつぐ) の お墓
- 19 草苅 (河井) 神社
- 20 知和 (ちわ) 駅
- 21 林道知和・奥津川線
- 22 成興寺 (じょうこうじ)
- 23 おじさんオススメの記事
- 24 注目の記事
- 25 話題の記事
- 26 人気の記事
「矢筈山 (やはずやま) 」「矢筈城 (やはずじょう) 」「高山 (たかやま) 」「千磐神社 (ちいわじんじゃ) 」
案内図
おじさんがじっさいに歩いた時間です。
標高はガーミンで計測したものです。
休憩時間を入れると千磐神社から本丸 (山頂) まで「2時間」です。
千磐神社から大岩までは尾根筋をほぼ直線的に (等高線に垂直に) 登っていくのでかなりしんどいです(^_^;)
林の中で見晴らしもよくありません。
大岩をすぎると少しなだらかになりますが、せっかく登ったのにまた下りがありアップダウンがけっこうあります。
下の絵を見るとわかるように城門のあたりが凹んでます。
案内板
本丸 (山頂) にあります。
パンフレット
概要
比高
およそ450m
所在地
岡山県津山市加茂町知和
矢筈山 (やはずやま)
美作河井駅から見た矢筈山
矢筈 (やはず)
矢のしっぽ。
弓の弦に引っかける部分です。
山頂が矢筈のように切れ込んでいるのでこう呼ばれるようになりました。
なので全国には他にもいくつか矢筈山があります=^^=
本丸 (山頂) からの眺め
千磐神社 (ちいわじんじゃ 310m)
千磐神社の境内に、末社として「矢筈神社」があります。
この辺の地名や駅名は「知和 (ちわ) 」です。
やまとことばありき。
で、漢字はあとから入ってきたのでいろんな漢字が使われ、読み方も変化していきます。
臥龍の藤 (がりゅうのふじ)
龍が横たわっているように見えるのでこう呼ばれます。
参道
千磐神社は県道をはさんで参道があり、町の中に階段や鳥居があります。
というより参道を横切ってバイパスを作ってしまったというほうが正しいです。
矢筈神社
登山道。入口
神社の境内に登山マップを用意してあります。
無料ですが100円置いてきました。
矢筈城について
矢筈山 (高山)
大岩 (590m)
西尾根曲輪 (腰曲輪) 650m
はじめて平らなところに出ます。
いわゆる「曲輪 (くるわ) 」という部分です。
「郭」と書くこともあります。
成興寺丸 (じょうこうじまる)
最初にたどり着いた西尾根曲輪の北側を少し下りたところにあります。
むかしここに「成興寺 (じょうこうじ) 」というお寺がありました。
山城にお寺がくっついてるのはよくあるパターンです。
現在は、津山市加茂の中心地に移動してます。
櫓台
狼煙場跡 (のろしばあと)
西尾根曲輪の東端。
このまま尾根道を進むのかと思いきや眼の前には崖があり、目指す本丸 (矢筈山頂) ははるか彼方。
三重堀切 (670m)
せっかく登ったのにまた急坂を下りなければなりません。
さすが山城!
そう簡単には攻め入ることができません(^^)
こんな岩場もあります。
山頂は見えるけどまだ先です。
もうひと踏ん張り。
本丸 (757m)
千磐神社から「2時間」
やっと着きました。
もともと「高山 (たかやま) 」という名前で、形が「矢筈」に似ていることから「矢筈山」と呼ばれるようになったみたいですね。
四等三角点
本丸からの眺め
大ヶ山 (だいがせん)
大ヶ山が見えます。
山頂が航空母艦のようにまっ平らなのでよくわかります。
こちらは大ヶ山から見た矢筈山です。
美作河井駅のあたり
気持ちのいい広場だけど、お殿様が住むにはあまりにも狭いです=^^=
後ろはすぐ崖で、食料や水はすべて家来が下から運び上げたんでしょうね。
そして、いつ敵が攻めてくるか?
家臣でさえいつ寝返り、自分の寝首をかかれるか?
戦国武将。
かわいそうです(T_T)
この絵のように本丸の後ろはほんとに崖です。
敵は登ってこられないかもしれないけど、地震や大雨で土砂崩れしないか心配です。
おそらく何百年も崩れなかった、しっかりとした岩盤の上なんでしょうけど。
本丸から見た林道因美線 (知和・奥津川線)
鉄道の因美線とはちがいます。
知和線
麓の知和駅、千磐神社の方から上がってくる道です。
残念ながらほぼ全面舗装されてしまいました。
オフロードファンとしてはなるべく舗装してほしくないんだけど(^_^;)
奥津川線と接続して奥津川に抜ける予定です。
奥津川線
おじさんの好きな林道です。
奥津川からこちら知和に向かって工事中です。
オフロードバイク乗りとしてはうれしいけど、これを見ると山に道を付けることがどれだけ大きな影響を与えているかよくわかります。
幅5メートルくらいの道をつけるには、山肌を最低でも20~30メートルは削り取らなければなりません。
当然、そこに立ってた木は全部切られるし、山肌が露出するので雨が降るとすぐ崩れます。
そこで崩れないように法面 (のりめん) にコンクリートを吹いたりするわけですが、けっきょく崩れます。
これはじっさいに本丸から見えてたところです。
なんと大ヶ山からもこの林道の法面が見えてしまいます!
美作河井駅に向けて下山
本丸の北側に馬場があり、こちらから美作河井駅に下りられます。
馬場
山城につきものの「馬場」です。
戦に使うといっても、どうやってこの山を登ったり下りたりするんでしょうか?
馬がじっさいに上り下りするところを見てみたいものです(^^)
美作河井駅は知和駅の隣の駅です。
バイクは神社の駐車場に停めたので、美作河井駅から知和駅に電車でもどり、知和駅から神社までは少し歩きます。
知和からの登りに比べ、美作河井側は薄暗い林の中で見通しが利きません。
若宮神社 (わかみやじんじゃ)
この神社は山道をほとんど下りきって、美作河井駅に出る直前にあります。
転車台 (てんしゃだい)
駅の手前に転車台があります。
ラッセル車が向きを変えるために使われていました。
使われなくなって長年、埋まっていたものをまた掘り出しました。
美作河井 (みまさかかわい) 駅
下山は「1時間20分」
かなり急坂だったので登りはかなりきついと思います。
無人駅です(^^)
恐怖の時刻表
ご覧の通り、乗り遅れたら最大5時間待つこともあります。
車を知和に置いて、美作河井に下りる方は、くれぐれも電車の時刻と下山する時間を考えてくださいね✌
おじさんはだいぶ余裕を見て下りてきたので、このあと歩いて草苅景継のお墓に行きます。
運賃表
草苅景継 (くさかりかげつぐ) の お墓
矢筈城2代目城主、草苅景継のお墓です。
草苅 (河井) 神社
県道6号を東進。
美作河井駅をすぎ県道118号に左折したらすぐ左側にあります。
左が河井神社。
右が草苅神社です。
河井神社
草苅神社
草苅神社は河井神社の末社になっています。
知和 (ちわ) 駅
知和駅から千磐神社までは1キロくらい歩きます。
知和橋
知和駅のすぐ東。
県道6号が因美線を跨ぐ橋です。
大岩から見えていたところです。
その向こうには無残にもえぐられた山が💦
戻ってきました✌
林道知和・奥津川線
まだ工事中💦
奥津川に抜ける予定ですがまだまだ先のようです。
成興寺 (じょうこうじ)
もともと矢筈城にあったお寺が里に降りてきました。
加茂町の中心にあります。
矢筈城には「成興寺丸」というお寺の跡が残されています。
ほぼ幼稚園(^^)
これもありがち。
幼稚園になってます=^^=
秋葉宮
右から「成興禅寺 (じょうこうぜんじ)」と書いてあります。
寺の前に「禅」の文字が入ったり、入らなかったり。
これもよくあります。
山城。一覧はこちら
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