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「ホットケーキ・ミックス」「オーブン」
ホットケーキ・ミックス。オーブンで焼こう!


材料と使うもの

バニラエッセンスまたはバニラオイル
バニラエッセンス。バニラをアルコールに溶かしたもの。
バニラオイル。バニラを油に溶かしたもの。バニラエッセンスはアルコールなので熱で香りが飛びやすい。
加熱調理するものにはバニラオイルのほうがいい。
でも、バニラオイルのほうが値段が高いです。2倍くらいします(^^)どちらでもかまいません。
100gにつき3~5振り。もちろんお好みに合わせて。決まりはありません。
クックパッドから引用
https://cookpad.com/cooking_basics/17297

アーモンド。クルミなど

チョコ・チップ。焼き菓子用とアイストッピング用があります。どっちでもいいけど、あれば焼き菓子用がいいです。加熱して形を保つかどうかのちがいです。

rum dark ラムダーク

bourbon バーボン
お好みでこんなのを入れてもいいです=^^=
いいえ。わざわざ買う必要はありません。
甘すぎて飲めずに残ってるんです(^_^;)

材料
- ホットケーキ・ミックス。1袋200g (グラム)
- 卵。1コ
- バター (マーガリンでもOK! ) 。
- 牛乳 (なければ水でもぜんぜん問題なし! )
- 砂糖 (好みに応じて)
- 塩
- バニラ・エッセンス (バニラ・オイルでもOK! )
- 好みで、アーモンド・スライス、クルミなど
- ラムダーク (お好みで(^^))
ホットケーキ・ミックス200gと書いたけど、それはたまたまおじさんが買ったものがその量だったからです。何gでもかまいません。
卵。市販のホットケーキ・ミックスだけだと「粉っぽく」なります。なくてもいいけどあったほうがいいです。
バター。なくてもいいけど、あったほうが、できあがりが「しっとり」します。ちなみに「バターケーキ」は粉と同じ量のバターを入れます!
塩。あくまで、かくし味です。最初は入れなくもいいです。味がぼやけてるなと思ったら次に作るときは少し入れてみましょう!
牛乳はなくてもいいです。
バニラ・エッセンスをちょっと入れるだけで香りがぜんぜんちがいます!
だいたい200gごとに袋に小分けされてるんだけど、600gがまるまる1つの袋にはいっていたことがあります。
うちには秤がありません。
重さと容積はちがいます。
1カップ200ccの容器はあるんだけど、200gではありません。
ものすごく大雑把な目安で、1カップ100gです。
秤がないときは、2カップで約200gです。
使うもの
- ボウル (ステンレスかオーブンOK! の入れもの)
- さいばし
- ゴムへら
つくってみよう!


混ぜる

バターを溶かします。鍋をちょっとだけ温めると溶けやすくなります。煙が出るほど加熱してはダメですよ(^^)
鍋を洗うのもめんどうだという人は、いきなりボウルに入れてもいいです。
テフロン鍋をつかうときは傷がつかないように木の箸や、ゴムへらを使いましょう!

ホットケーキ・ミックスを1袋 (200g) 入れ、卵は混ぜないでそのまま鍋におとします。砂糖、塩、バニラ・エッセンスなどを入れます。

卵を箸でつぶして混ぜます。かき混ぜながら、牛乳を少しずつ足していきます。


「おっと・ケーキ・ミス」なんてね(^^)


混ぜます。

混ざりました。
料理は実験だ!
牛乳を入れる量はどれくらいがいいのでしょうか?
料理本に書いてあるレシピどおりに正確に量を計ってもその通りにはなりません。
粉の性質とか、鍋の火力とか、加熱時間とか、いろんなことが影響するからです。
これはもう科学実験と一緒ですね。
ホットケーキ・ミックスには「ベーキングパウダー」というものがはいっていて、これがふくらむんだけど、
牛乳が少なくて生地が固いと「ふくらみたくても、ふくらめません」。
反対に、牛乳が多すぎてシャバシャバだと、ふくらんだ空気がどんどん抜けていってしまうので、やっぱり「ぺちゃんこケーキ」になってしまいます(^^)
これは何度もやってみて覚えるしかありません。
実験結果をまとめたものが「レシピ」だ!
鍋は実験器具で、入れる材料は化学薬品、そしてできあがった手順が「レシピ」です!

ホットケーキ・ミックスでかんたんドーナツ!
やっぱり炊飯器でケーキ! という人はこちら!
とりあえず成功例を見る
焼いてみよう!
実験 1
- オーブンの温度。180℃で予熱
- 18分焼く。
- 中が少し生だったので、5分再加熱。
180℃の設定で「予熱」します。
15分で予熱完了!
まぜたホットケーキ・ミックスをボウルに入れて、オーブンに入れます。


oven オーブン
10分くらいで早くも香ばしい匂いが。
18分後。
表面がきつね色になってきたので加熱をやめます。

180℃ 18分
おーっ! いい色ではないですか!
箸を刺してみると、中はまだ少し「生」…
あまりよろしくないけど、しかたがないので「再加熱」します。
しかし、また予熱から始まります。
予熱のあいだも「加熱」されてる(^_^;)
外に出しといたら冷めてしまうし…
とにかく、予熱が終わり、加熱が始まってから5分。
表面がかなり焦げてきたので止めました。

180℃ 18+5分。穴が空いてるのは箸で刺した跡です。
中はこんな感じ。

180℃ 18+5分 中身

実験 2 180℃。アルミホイル。20分
- オーブンの温度。180℃で予熱
- アルミホイルをかぶせる。
- 20分焼く。
- 追加でもう20分。生焼けだったので。
前回、直接ボウルてこねて焼いたら、こびりついたので今回はボウルに溶かしたバターをまぶしました。

今回は、ボウルの上にアルミホイルをかぶせて焼いてみます。

温度設定は実験1と同じ、180℃
予熱している間に材料を混ぜます。
部屋の気温が高かったのか、10分で予熱は終わりました。
今回は、アルミホイルをかぶせたので外から焼け具合を見られません。
20分後 (生焼け)
アルミホイルをかぶせると直接、熱が表面に伝わらないので表面はまだ「生」でした(^^)

さらに20分 (合計40分)加熱
表面が見えないので賭けでしたが焼けました。
見えないので「香ばしい匂い」が決め手です!


ボウルの内側はこんな感じ。チャーハンにも見えます(^^) 黒っぽいのはクルミです。

中もしっとり焼けています。



2018-01-07
実験 3 170℃。25分。バター多め。生地かため
180℃だと表面だけ焦げるので少し温度を下げて、170℃でアルミホイルのカバーをかけずに焼きました。
表面が焦げてきても、香ばしい匂いがしてきても、心を鬼にして時間が来るのを待ちます。
表面はかなり焦げてます。

表
でも、中はそうでもない。

裏
中身はこんな感じ!
表面はカリカリ。中はしっとり

中身
至福のひととき

ビールと
2018-01-21
実験 4 180℃。25分。バター多め。生地やわらかめ
180℃で焼いてみました。
意外にも、表面はあまり焦げませんでした。
生地がやわらかめ (水分が多い) だったからかもしれません。
う~ん。なんかケーキっぽい!

表

裏

中身はこんな感じ
2018-02-11
実験 5 180℃。25分。バターさらに多め。中はすこし生焼け
今度は30分にしよう。
2018-03-21
実験 6 180℃。25分。バター多め。大きめのボウルに平べったく伸ばす。予熱で焼く。止めてから10分扉を開けない。Good! 
30分の設定でスタートしたが、かなり早い時間から芳ばしい香りが…
窓からのぞくとけっこう黒い。
う~む。でも、早く止めると中が生焼けだからな…
そこで閃いた!
いつも焼けたらすぐ取り出してたけど、今回はしばらくオーブンの中に放置しておこう。
冷却はすぐはじまるが、すぐには冷えない。
きっと180℃より下がりながらも予熱で焼けるのではないか?
そのほうが外側が焦げずに中が焼けるのではないか?
正解でした!
表面はけっこう焦げた感じだけど、

裏はさほどでもない。

切ったら中もうまい具合に焼けてました。

表はカリカリ。中はしっとり!

次回からはこれで行こう!
2018-05-03

チョコチップ+アーモンド入り
2019-10-15
オーブンに入れる容器について
おじさんはわざわざケーキ用の容器を買うつもりもなくたまたま家にあったステンレスのボウルをつかいました。
四角い容器はやめたほうがいい
焼いたあとのケーキが取り出しにくく角にかならず残ります。
洗うのもめんどうです。
食器洗い用のスポンジなんかじゃ取れなくて針のようなものでつつかないと取れないですね。
丸くて角がない。平べったいのがいい
たまたま丸いボウルをつかったけど、焼いたあとにケーキを取り出すのが楽です。
四角い容器だとくっついて離れないでしょう。
そんなにたくさん作らないので小さいボウルでいいんじゃないの?
と思ってさいしょは小さいボウルで焼いたんだけど、横幅がない分、生地が高くなります。
すると火が通りにくいので、外は焦げて、中は生焼けになってしまいます。
これは揚げ物でもそうですね。
大きな玉にすると中まで火が通りにくく、中まで火を通そうとするとまわりは焦げてしまいます。
なるべく平べったく薄い生地のほうが外と中の温度差が少なく、外が焦げることもなく中もちゃんと焼けます。
なので、平べったくて薄く生地が広がる容器がいいです。
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