大山寺 (角磐山) ~鳥取県大山

「大山寺 (だいせんじ) 」「角磐山 (かくばんざん) 」「法輪」「地蔵菩薩」「釈迦如来」

所在地

鳥取県の大山 (だいせん) の北側の麓にあります。
神奈川県には「おおやま」がありますが、こちらは「だいせん」と読みます。

参道

牛霊碑 (ぎゅうれいひ)

仁王門

参道をまっすぐ行くと最初に現れる山門。
仁王門とは名ばかりで、仁王の代わりに入場料を取る人がいます(^^)

志納料とか言わないで素直に入場料と言ってもらったほうがいいです。
「施設を維持するために必要です」と言われたほうがよほど払う気がします=^^=

石段を登らずに左に曲がると鳥居があって「大神山神社」への参道になっています。

大神山神社の鳥居

山門を上から見たところ。
おじさんは大山に登って下りてきたので、じっさいにはこちらから下りて山門を出ました。

ちょっとオシャレな手水舎 (ちょうずしゃ)

鐘撞堂

本堂

宝珠 (ほうじゅ)

燃えるハマグリ?

さっちゃん
ハマグリを焼いてるの? (^^)
ひげおじさん
わしもハマグリか栗じゃと思っとった(^^)

「宝珠」についてはこちら。木山寺~岡山県真庭市

線香台

船の舵輪?

法輪 (ダルマ・チャクラ)

さっちゃん
ダルマちゃん!?
ひげおじさん
ダルマさんは達磨大師 (だるまだいし) から来てるんじゃな(^^)

サンスクリット語で、dharma-cakra (ダルマ・チャクラ)
ダルマは「法」とか「教え」
チャクラは「輪」、または「円形の武器」
合わせて「法輪」と訳されます。

とくにブッダの説いた「四諦八正道」をさします。
それで「車輪」に8本の「輻 (や。自転車のスポークみたいなもの) 」がついてるんですね。

人に教えを説くことを「転法輪 (てんぽうりん) 」といい、はじめてブッダが行った説法を「初転法輪 (しょてんぽうりん) 」といいます。

dharmaはパーリ語ではdhamma (ダンマ) になり、ダンマ・パダ (真理の言葉) では「真理」と訳されています。

 (ウィキペディアより抜粋、加筆)

お地蔵さん (地蔵菩薩)

線香の器の下の石にも「法輪」が描かれ、真ん中には「お地蔵さん」の種字 (シンボル) である梵字の「ha (カ) 」が書かれています。

さっちゃん
なんで「ハ」じゃなくて「カ」なの?
ひげおじさん
むかしの日本には「ハ行」がなくて、「パ行」だったんじゃよ(^^)

やまとことば~ハ行転呼音。パピプペポだった!?

お地蔵さんの種字、真言についてはこちらに詳しく書いてます。神楽尾城 (かぐらおじょう) ~岡山県津山市

 

撫牛 (なでうし)

順番は逆になるけど、牛さんは石段を上がったすぐ右手にいます。

撫牛についてはこちらにも書いてます↓

木山神社~里の宮 (岡山県真庭市)

箸立天神 (岡山県真庭市)

畜魂碑

釈迦如来

Śākya-muni, Śākya-buddha

漢字で書くと、「釈迦牟尼 (しゃかむに) 」「釈迦仏陀 (しゃかぶっだ) 」
ゴータマ・シッダッタ。
お釈迦さま、ブッダのことです。

ちなみにお釈迦さま、ブッダはシャカ国の王子さまで、れっきとした人間です!

ブッダについてはこちら。王子から聖人に (ブッダの生涯)~ブッダのつぶやき

こちらは梵字の「bhaḥ (バク) 」

種字「bhaḥ (バク) 」

真言

「ナウマク サマンダ ボダナン バク」

Namaḥ samanta-buddhānāṃ bhaḥ.

あまねき 諸仏に帰命したてまつる。バハ。

 (「梵字必携」児玉義隆 著より抜粋、加筆)

涅槃点 (右の2つの点々) が左右に書かれてます!

ここにも「法輪」があります。

子どもが乗って遊んでました。
撫でるだけにしましょうね✌

不発弾!?

牛さんのすぐ下にこんなものが!
怪しすぎる=^^=

大山寺の奥にあるお宮。大神山神社 (おおがみやまじんじゃ) ~鳥取県大山

大山 (だいせん) 山登りはこちら。伯耆富士 (ほうきふじ) ~鳥取県

神社。寺。建築~一覧はこちら

さっちゃん
行ってみてね!

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