木山寺~岡山県真庭市

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「木山」「木山寺」「木山宮」

所在地

岡山県真庭市木山1212

木山宮

もともとは「木山宮」という1つのお宮だったのが明治の神仏分離令によって「木山寺」と「木山神社」に分けられてしまいました。
その名残として、お寺なのに鳥居があり、本堂にお稲荷さんがいるし、境内にも稲荷神社があります=^^=
道をはさんだ向かいには、木山神社の奥の宮があります。

木山神社の里の宮と木山寺、木山神社の奥の宮をつなぐ広域農道の途中には「木山宮」の鳥居と灯籠があります。

薬師如来と牛頭天王 (ごずてんのう) 

牛頭天王はもともとはインドの祗園精舎の守り神です。

gozu 牛頭天王png80kB色付き(1)

お寺では薬師如来。
神社ではスサノオノミコトと同一視されています。
susa yakusi スサノオ。薬師如来

牛頭天王 (ごずてんのう) についてはこちら

薬師如来 Bhaiṣajya-guru

種字 bhai バイ

中天音がバイ。
南天音がベイ (ベー) 。

vai (多聞天、毘沙門天) もバイ、ベイなので区別するためにbhaiのほうは「バイ」、vaiのほうは「ベイ」と言い慣わしているようです。

さっちゃん
なんか生きものみたい(^^)

真言

Oṃ huru huru caṇḍāli mātaṅgi svāhā.

オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ

オン。取り去りたまえ。取り去りたまえ。チャンダーリーよ。マータンギーよ。スヴァーハー。

チャンダーリー、マータンギーはインドの階級制度の最下層。
シュードラ (隷民) よりさらに下。
「その人たちの願いも叶えてください」という意味です。

梵字についてはこちら

本堂の欄間

十一面観音と善覚稲荷

善覚稲荷は十一面観音と同じとされています。

十一面観音 (じゅういちめんかんのん) Ekādaśa-mukha

種字 ka キャ。カ

中天音が「キャ」
南天音が「カ」

真言

① Oṃ lokeśvara (rāja) hrīḥ.

オン ロケイジンバラ キリク  (ソワカ) 

オン。世自在 (王) 尊よ。フリーヒ。

② Oṃ mahākāruṇika svāhā

オン マカ キャロニキャ ソワカ

オン。大悲を持てるものよ。スヴァーハー。

「オン」は「あなたに帰依します (すべてを委ねます) 」
「マハ」は摩訶不思議とか、マハラジャ (大王) というように、「大きい」という意味です。
「ソワカ」は「成就」「叶えたまえ」という結びの決まり文句です。

梵字についてはこちら

鳥居

木山牛頭天王と木山善覚稲荷

本堂の中

弁才天

山門 (不老門) 

高野山 真言宗 別格本山 木山寺

左三つ巴と五三の桐が並んでるところが面白いですね。

ライトアップのとき

鐘楼堂

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本堂

本堂の中

イベントのときに特別に本堂、大師堂、客殿の中を見せていただきました!

欄間と切り絵

欄間の蓮の中に描かれているのは「薬師如来」の種字「バイ (ベイ) 」です。

切り絵

金剛杵 (こんごうしょ)

お稲荷さん=^^=

手前の右にあるのは梵字の「ア」
阿字観のときに使います。

十二神将

薬師如来を守る神様です=^^=

🐘象らしき動物の背中に乗っています=^^=

  

宝珠 (ほうじゅ) 

さっちゃん
栗を焼いてるのかしら?

ひげおじさん
わしも栗かハマグリを焼いてるんだと思った(^^)

宝珠 (ほうじゅ) 

サンスクリット語では、Cintāmaṇi (チンター・マニ) 。
摩尼 (まに) と書かれることもあります。

チンターは「思考」、マニは「宝」「珠」という意味で「意のままに願いを叶える宝の珠」です。
意味から「如意宝珠」ともいわれます。

これは大山寺にある「燃えるハマグリ」です(^^)

本堂から外の眺め

鎮守殿

33年に一度、開帳するそうです。
平成元年にしたので次は平成34年。
ああ、平成でなくなるんでしたっけ。

大師堂 (旧 本堂)

ライトアップのとき

一字金輪仏頂 (いちじきんりんぶっちょう) ボロン

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客殿

牛頭天王を祀っているところを感神院または祇園社と言いました。
明治の神仏分離令により感神院、祇園社は八坂神社に名前を変えられました。

五瓜に唐花 (ごかにからばな) 

さっちゃん
おせんべい! 桜なの?

ひげおじさん
瓜なんじゃ(^^)

さっちゃん
えーっ!?

八坂神社の神紋で、祇園社、感神院、牛頭天王にかかわるところで見かけます。

木瓜紋 (もっこうもん) とも呼ばれます。
音読みすると「きゅうり」です(^^)

桐巴 (きりともえ) 

弘法大師 (空海) の幼名は「佐伯真魚 (さえきのまお) 」といいます。
佐伯家の紋が「三つ巴」

弘法大師というのは諡 (おくりな) で亡くなってから天皇からいただいた名前です。
そのときに一緒に「五三の桐」の紋もいただきました。

それで2つの紋が重なっているんです。

客殿の中

襖絵

獅子

格子天井

掛け軸

無盡燈 (無尽灯。むじんとう)

御簾掛金具

御簾掛棒

畳の縁。段差

あちらは一段高くなっていて、しかも畳の縁が「赤」です。
赤は高貴なものを表します。
身分の高い人がいる場所です。

武者隠し

中庭

石垣

土間の天井。梁

雷神

欄間

長押 (なげし) の模様合わせ

つなぎ目の模様を合わせています。
あるいは同じ1本の木から取っているか。

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古車稲荷

稲荷神社はみんな正一位になってしまいました。

正一位と稲荷神社についてはこちら

末社 (お稲荷さん) 

日車。若宮。天道。日聖光稲荷大明神

洗心庵

庚申堂

庚申講 (こうしんこう) 

人の体には3匹の虫が住んでいて、その人の悪事を監視しています。
庚申 (かのえさる) の夜、人が寝ている間にその3匹の虫は体を抜け出して、天の神様に悪事を告げ口しに行きます(^^)

なので庚申の夜には寝ずに一晩中起きていて、3匹の虫が体から出ないようにします。

悪い事してない人は心配いりません=^^=

干支は年にも使われるけど、日付にも使われていました。
だから、年が60年で一周りするように、日付も60日で一周りします。

2カ月に一度はこの日がやってくるので大変ですね。
まあ、それにかこつけて飲みたかっただけかも(^^)

ご本尊は「青面金剛 (しょうめんこんごう) 」であることが多いです。

雲海

木山街道の天辺、日野上からの眺め

木山神社~里の宮 (岡山県真庭市)はこちら

神社。寺。建築~一覧はこちら

さっちゃん
行ってみてね!

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