目次をご覧になりたい方はクリックしてください→
「ゴミ箱」「デポジット」「回収機」「お買い物券」
ゴミ箱を漁る人!?
ベルリンに行ったら街のそこここにこんなゴミ箱が設置してあります。
“Gib’s mir!”
英語にすると”Give it to me!” (それを私にください! )
ゴミ箱が「ゴミを私にください」と言ってます(^^)
通りかがりの人があちこちでこのゴミ箱に手を突っ込んではペットボトルやアルミ缶などを持っていきます。
いわゆるホームレスがリヤカーを引いて、ゴミ収集業者に持っていて換金するイメージがありますね。
じっさい日本でも見たことがあります。
しかし、ふつうの身なりの人が、1本だけ持ってくんです。
大量に集めている様子はなさそうです。
その理由がこれだ!
Pfand (デポジット)
これはハンバーガーを買ったときのレシートです。
Getränke Fl. 0.5lはdrink、飲み物です。
その下にPfand 0.25 EURと書いてありますね。
これがデポジットです。
もとの意味は「質」「抵当」ですがデポジットといったほうがわかりやすいですね。
見てわかるように、飲み物の値段に含まれているのではなく、飲み物はあくまで1.90ユーロ。
それと別にデポジットとして0.25ユーロが料金に加算されています。
0.25ユーロ。
日本円で33円くらい。
バカになりません。
もちろんアルミ缶もこの対象です。
デポジットの値段は物によって変わります。
ちなみに日本でアルミ缶の買取価格は1kgで100円くらいです。
1kgですよ!
1gで0.1円です。
うちでいつも飲んでるビールの空き缶の重さを計ってみたら、およそ20gでした。
ということはこれを業者に持っていっても2円です(^^)
ガソリン代や時間のほうがもったいないですね=^^=
ペットボトルは1kgで10円という情報があるけど、原油価格によって大きく変わり儲からないので引き取りをやめているところもあるようです。
この0.25ユーロはペットボトルやアルミ缶の値段ではなく、あくまで「デポジット」としてあなたが店に払った (預けた) お金です。
「預けたあなたのお金」なのだから、当然返してもらいましょう。
そのままゴミ箱にポイなんてもったいない。
30円そのままゴミ箱に捨ててるようなもんです。
デポジット・マークが付いたものは、買った店でなくても空容器の受付機がある店に行けば「返金」してもらえます。
ただし現金ではなく、その店の「お買い物券」としてです。
これが回収機!
Leergut-Annahme
Leergutが「空容器」、Annahmeが「受付」という意味です。
EDEKAはスーパーの名前です。
Kiste einstellen
「容器をセットする」という意味です。
ペットボトルを投入すると、クルクル回ってラベルのバーコードを読み取ります。
だからラベルは剥がしちゃダメ(^^)
別の店で買ったペットボトルやアルミ缶でも大丈夫ですよ=^^=
出てきたお買い物券は、同じ系列の他の店舗でも使えます。
まあ、行きつけのスーパーはだいたい決まってると思いますが。
動画はこちら↓
こちらはスーパーEDEKAのレシート
飲み物 (ビール、ジュース) ばかりだったのでことごとくデポジットがついてますね。
物によって、0.25ユーロ、0.08ユーロ、0.15ユーロとデポジットの値段がちがうことがわかります。
どれが何だったかは残念ながら覚えてません(^_^;)
ペットボトルとビンとアルミ缶だったと思います。
よく見ると、このゴミ箱には…
Auch für: (英語でalso for「~もまたOK! 」)
「犬のウ○チ🐕💩」と「タバコの吸い殻🚬」の絵が…
ドイツ旅行。トップページはこちら