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「食洗機」「食器洗い」
水道栓の取り外しなどを行うので、くれぐれも「自己責任」でお願いします。
水漏れ、感電などしないように充分、気をつけてください。
自信のない方は、専門の業者さんに依頼してください=^^=
設置場所や条件によっては、電気工事士などの資格と、必要な工事もあります。
その場合は、絶対、無資格の方は行わないでください。
食洗機 (食器洗い機)
食洗機を自分で取りつけてみましょう。
必要なもの
分岐水栓 (別売りです)
まず、食洗機そのものが必要ですが、当然、蛇口は1つなので食洗機をつけたら台所で水が使えなくなってしまいます。
そこで、食洗機と今までどおり水道を使うための「分岐水栓」が必要になります。
工具
大きめのモンキーレンチとその名もウォーターポンプ・プライヤー
水道管や蛇口をとめているナットは大きいので、ふつうのモンキーでは入りません。
取りつけよう! ①
水道を止める。
集合住宅では階段の玄関の脇にこんな扉があります。
鍵が閉まってるときは無理に開けないでくださいね。
開けるとこんな感じ。
他に、電気やガスなどの配管、光ファイバーも通っているので充分、注意してください。
バルブを閉めます。
基本的には「常時開」で「全開」になっていますが、念のために印をつけておいて、何回まわしたかメモしておきましょう。
まちがって隣の家のバルブを閉めないように部屋番号を確認してください。
部屋にもどって台所の蛇口をひねって水が出なければOKです。
分岐水栓の取りつけ
もともとついていた蛇口の把手 (とって)をはずします。
持ち家でない場合は、かならずもとに戻せるように部品をなくさないように保管しましょう。
分岐水栓を取りつけます。
分岐水栓を「増し締め」します。
買ったときはユルユルなのでかならず締めてください。
回す方向はふつうのネジとちがうので、添付されている説明書をよく読んでやってくださいね。
共回り (ともまわり。一緒にネジが回って締まらないこと) するので、写真のようにレンチが2本必要になります。
これを確実に行わないと、水漏れの原因になります。
給水、排水ホースの取りつけ
排水のホースを取りつけ、ホースバンドで固定します。
給水のホースを接続します。
星型のナットを手で締めます。
アース線の取りつけ
ちなみにearth (アース) は「地球」「地面」という意味で、地面につながっている線なので触っても感電することはありませんよ(^^)
まちがって、コンセントに線を差しこんだりしないように。
その場合は感電したり、ショートしたりすることもあります。
コンセントに電源コードを差しこんで終了。
取りつけ完了!
こんな感じでおさまりました。
開栓する
最後に、水道の元栓を開けます。
くれぐれも、すべての栓が締まってるのを確認してから開けてください。
念のため、少し開けたら台所にもどって水漏れがないか確認しましょう。
水漏れがなければ「全開」にします。
バルブの全開
バルブは全開にしても抜けることはありません。
かならず止まります。
バルブが固くなって動かなくなったら、そこから少しだけ締める方向にもどします。
鬼のように、全開のバルブを動かなくなるまで回す人がいますが、そうすると他の人がバルブを触ったときに、全開で動かないのか、全閉で動かないのかわからなくて無理に回して、バルブを破損してしまうこともあるので、かならず「全開から、少しもどす」です✌
つかってみよう!
入れないほうがいいもの
炊飯器のフタ (アルミ製)
この写真にははいっているけど、炊飯器の内ブタ (アルミ製) は入れないほうがいいです。
何回か、食洗機で洗ったら、黒ずんできました。
それからプラスチック製の軽い容器は、つよい水流でひっくり返って中に水がたまってしまうことがあるのでやめたほうがいいです(^^)
別に傷みはしませんが、水がたまった状態ではきれいにならないので。
絵柄のあるコップ、皿
2017年10月はまだこんな感じだったスヌーピーのマグカップが…
なんと、たった半年でこのありさま!
食洗機で洗うのをやめました(^_^;)
やっぱり、食洗機の洗剤は「砂粒」のようなもので、食洗機はスポンジなどで直接こすらない代わりに、「砂粒て」を浴びせて汚れを落としているようです。
汚れといっしょに、「色」も落ちてしまいます=^^=
庫内は70℃!
プラスチック製品には耐熱温度が記載されていますが、耐熱温度が70℃以上あっても変形することがあります。
おじさんは弁当箱の箸が曲がってしまいました。少しだけど。
耐熱温度は80℃でした。
ちなみに材質はメタクリル樹脂というものです。
取扱説明書には「耐熱温度90℃未満のものは入れない」と書いてあります。
一般的に、PP (ポリプロピレン。固くて変形しない入れものなど) は丈夫ですが、PE (ポリエチレン。やわらかくて曲がるフタなど) は弱いです。
食洗機で洗うべきもの
せともの、陶磁器の器。
マグカップや湯呑みなど。
コーヒーや茶渋など、今までスポンジで洗ってたら落ちなかった汚れが「まっ白」に!
食洗機用洗剤について
直接、スポンジやたわしでこするのでなく、水の力だけで洗います。
なので、食洗機用洗剤には、研磨剤がふくまれているようです。
絵柄のついた皿は表面にこまかい傷がつくことがあります。
いわば砂粒をぶつけて洗ってるとでもいいましょうか。
そんなの気にしないか、気になる方は手洗いしましょう。
使うコツ
ごはん粒や、食べものの大きなカスはざっと取ってから入れましょう。
そのまま入れると、食洗機の中のカスを取りのぞく手間が増えてしまいます。
カスは残滓 (残菜? ざんさい) トレイに残りますが、ごはん粒は乾くと固まって取りにくくなります。
洗い終わったらすぐ扉を開ける (ただし、やけどに注意! )
おじさんが使っているのは、乾燥機能がついていないけど、70℃のお湯で洗うので洗い終わってすぐ扉を開けると、すぐ乾いてしまいます。
取扱説明書には、
「30分は開けるな」
と書いてあります。
標準の運転で「70℃」になるので当然です。
扉を開けると、高温の水蒸気が一気に吹き出してくるので、もし開けるときは扉を開けるとともにうしろに逃げるように!
また、食器にたまったお湯や、庫内についてる水滴も熱いです。
食器を取り出したり、残滓トレイを掃除するのは30分くらいして中が冷えてからにしましょう。
使用機種:パナソニック。NP-TCB4
参考価格:通販で26000円 (2017年現在)
戸建て住宅の場合 2019年2月2日
賃貸から、戸建て住宅に引っ越しました。
止水栓。場所と止めかた
量水器 (水道のメーター)
だいたい玄関の近くにあります。
このように「量水器」と書いてないものもあります。
フタを開けるとこんな感じ。
この家は古いので戸惑いました。
ふつうは水道メーターの隣にバルブかレバーがついていて、それを回せば止められます。
工具は要りません。
左がメーターで、水道局の人が定期的に見に来て使用量を確認します。
なので、この上に物を置かないでくださいね✌
バルブがない!?
右に6角の袋ナットの頭が見えるけどこれがバルブでしょうか?
ただの分岐の栓なら、外したら水が噴き出す。
水道管からの水圧だったらとても手で止めることはできないでしょう。
ネットでさんざん調べたけどこのタイプは1つも出てきませんでした。
ただの保護キャップだった!
意を決して外してみました。
ただ、外すときに高い水圧がかかっていれば簡単に回らないだろうと予測しました。
そして、ナットと相談しながらゆっくり回し、硬さを感じたり、水がにじみ出てくるようならやめようと思いました。
何のことはない。
中に「ご本尊さま」がいらっしゃいました(^^)
上の6角のフタはゴミがはいったり、止水栓のボルトが傷ついたりするのを防ぐための保護キャップでした。
これを回せば水が止められます。
たぶん=^^=
止水栓だけど、4角でなく6角!
このタイプのものもあるんだけど、ふつうは「4角」です!
ホームセンターやネットでも4角の頭を回す道具は手にはいります。
でも、6角はありません。
いや6角だからこそ、家にあるソケットレンチで回せるではないか!
短い!
6mmのボルトであることを確認して、家にある工具でさっそく回そうとしたら早くも問題が…
右が家にあったソケット。
ふつうはこのサイズです。
ところが、これを使って回しはじめたら途中で頭が外れてしまいました。
完全に締めるまではかなり回さないといけないので、写真の首が太くなってるところで引っかかってそれより下は届かなかったんですね。
あやうく元に戻すこともできなくなるところでした(^_^;)
左がこのためにネットでわざわざ注文した「ディープソケット」とか「ロングソケット」とか言われているものです。
ホームセンターでは売ってませんでした。
値段としては1000円以下で買えるのでそう高いものではないけど、二度と使うこともないだろうなという代物です。
外径が大事!
買うときは内径 (この場合は6mm) はもちろんですが、外径と長さをよく調べてから注文しましょう。
外径が太いと上の写真で見たとおり、まわりの隙間がほとんどないので差し込むことができません。
また、首が充分に長くないとけっきょく届かないという結末になります。
ちなみにおじさんの家では6角のまわりの隙間は、9.5mmしかなかったので、外径10mmのソケットだと入りません。
値段が安いからと買わずに、寸法を細かく載せているところ、あるいは問い合わせたらきちんと教えてくれるところで買いましょう。
ちなみにおじさんはTONEのものを買いました。
有名どころでもう一つKTCがありましたが、こちらは外径が10mmあったので残念ながら候補から外れました。
このようなハンドルをつけて使います。
柄はレンチタイプのものでも回せれば何でもいいです。
ただし、締めすぎは注意です。
差込角 (さしこみかく)
レンチのハンドルや上の写真のようなT型ハンドルを差し込む4角いところがありますね。
これは、6.35mm、9.5mm、12.7mmと3種類あります。
これも気をつけて買いましょう。
ソケットを買ったら、家のハンドルに入らなかった! ということにならないように。
sq (square 4角) という表記をしているところもあるので、なかなか寸法選びはむずかしいですね。
閉める
あとは閉めるだけ。
これで水が止まります。
閉める前に最初の止水栓の高さをだいたい覚えておきましょう。
おそらくそれが全開の位置です。
水が止まったかどうかわかるように、台所の食洗機をつける蛇口の水を少しだけ出しっぱなしにしておきます。
メーターのフタを開けると風車のようなものがゆっくり回っているので水が流れていることがわかります。
止水栓を右に回していくと栓が硬くなり、風車が止まるので、水が止まったことがわかります。
あとは台所に行って蛇口からほんとに水が出ていないか確認しましょう。
水が止まっていればOKです!
あとは上の手順と同じように取りつけてください。
開栓するときは
蛇口を閉めてから、外の止水栓を少しだけ開けます (左に回します) 。
このときもメーターを見ながら、風車が回らないことを確認しましょう。
水道管に空気が入っているので回した瞬間はすこし回るけど、すぐ止まります。
すぐ台所に行って、蛇口や取りつけ部分から水漏れしてないか確認しましょう。
水漏れがなければ他の蛇口をひねって水が出るのを確認しましょう。
止水栓を少ししか開けてないので、少ししか出ませんが。
水漏れがないのを確認したら蛇口をぜんぶ締めてから、ふたたび外に出て止水栓を全開にします。
バルブ全開にしたときは
バルブを開けていくときもメーターを睨みながら、急に風車が元気よく回ったりしないか見ながら開けていきます。
急に回りはじめたら水が漏れているので、栓を締めて台所に急行します。
何もなければ全開にします。
バルブは水道でもガスでも全開にしてネジやハンドルが抜けることはありません。
全開の位置で止まるように作られています。
ただ、古いものだと破壊してバルブが抜けてしまう恐れはあるので力任せに回してはいけません。
だいたい最初の高さまで開けていくと硬くなって回らなくなるのでそこが全開の位置です。
無理に回したらダメですよ=^^=
そしてここが大事
全開にしたら「すこしだけ左にもどす」
バルブを全開にして動かなくなるまで鬼のように回す人がいます。
その人が全開にしたことを覚えていて、またその人が閉めるならいいけど、他の人が作業するときにバルブが硬いと、「全閉で硬いのか」「全開で硬いのか」知る方法はありません。
それこそ全開で硬いのに、全閉だと思って、工具など使ってこじ開けようとするとバルブが壊れます(^_^;)
その逆もまた然り。
全開にしたら少しだけバルブをもどして「ゆるんでいるよ」ということをわかるようにしておきましょう✌
全閉にするときは目一杯閉めてくださいね。
それもあくまで「人の力」で回るレベルで=^^=
取りつけよう! ② 2020年3月13日
取り付け部分は家によって変わります。
給湯器がついていてメクラ蓋がついてるパターン
引っ越したのでつけようとしたら上部のノブがついてる部分の内径がすこしだけ小さくて分岐水栓がはいりませんでした💦
蛇口の写真を撮ってメーカーに送ると「適合品はないので水道屋さんに見てもらってください」という冷たい返事。
分岐水栓は高い!
市販の分岐水栓は3000円から上は8000円もするものまであります。
あまりにも高いです。
引っ越すたびに合う分岐水栓を買わなければならないのもバカらしいです。
水道に詳しい知り合いに見てもらうと横の使っていない分岐に直接つなげばいいとのこと。
自分では部品をどうやって探せばいいのかわからないので頼んだら次の日には部品が調達できました!
部品代は1000円弱でした。
直結
これで新居でも使えるようになりました!
2020-03-13
風呂の混合栓 (蛇口・シャワー) 交換