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「fake」「make」
Fake it till you make it.
できるまでは、できるふりをしろ
うまく行くまでは、うまく行ってるふりをしろ。
が、いちばん近い訳でしょう。
この場合の make it は「うまく行く」「成功する」です。
make it には「間に合う」という意味もあります。
辞書のいちばん上だけ見て「それを作る」と訳してもまったく意味がわかりません😅
日本語でも「うまく行く」という平たい言葉と、「成功する」という固い言葉があります。
英語でも「成功する」には succeed, prosper などがありますが、会話では make it をつかいます。
英語の文は fake と make の音をかけていますね。
とくに仕事をもらう上では、自分は「できる」人間であるとアピールすることが必要です。
日本人はとかく自分を低く評価し、よく言えば謙遜、悪く言えば卑下する傾向がありますが、
「わたし何もできないんだけど雇ってくれますか?」と言ったら、
「何もできないのに雇うわけがなかろう」と言われてしまいます😄
できなくてもできるふりをすることも必要です。
ただし、何事もほどほどに。
まったくできないのにできるといえば嘘になります。
また、まちがって会社に潜り込んでもできないことがすぐバレてしまうし、何より自分が辛くなります。
ああ、世の中にはそれで平気な人もいるようですが…
誇大広告もダメだけど、過小評価もダメです。
80点くらいのレベルを、90点くらいに宣伝するなら嘘とは言えないでしょう。
大事なことは、嘘ではなく、じっさいに自分のレベルを90点から100点、またそれ以上に磨き上げる努力と成果です。
「できます」といって会社に潜り込んでそのままではいけません。
会社にはいる前も、はいったあとも精進してじっさいに「できるように」なればそれは嘘ではないんです。
自信
ただ、ほんとに実力が伴うまでは、自信がなくてもそんな素振りは見せず、「できるふり」をすることも必要です。
繰りかえしますが、0なのに100といってはいけません。
そして、つねに精進して努力して自分の能力を磨き上げて成果を出すことが大事です。
有言不実行ではなく有言実行です。
じっさいにできれば自信はあります。
できる人が自身有りげなのは当たりまえです。
でも、自信とは「自分を信じること」なので、できなくても「自分を信じること」が大事です。
ほんとにできるようになるまでは、「できるふり」も必要です。
わたしは日本語教師をしています
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