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「語学」「上達」「死活問題」「動機」「目的」
そもそも、あなたはなぜ外国語を勉強するのですか?
- なんか役に立ちそうだから。
- 英語ができれば就職や昇進にも役立ちそうだから。
- 外国語ができればなんとなくカッコよさそうだから
- 外国語ができれば人に褒めてもらえそうだから。
- 外国語ができれば外国人の恋人ができそうだから。
あなたはけっして語学が上達しません。
いや、それどころか1カ月もたたずに勉強をやめてしまうでしょう。
残念ですがあなたには上達の方法などありません。
ムダな時間と労力です。
その時間と労力をかけるならギターを習うとか、裁縫教室に通うとか、ほんとうに自分がやりたいことにつかったほうがいいです。
死活問題
あなたが日本人は誰もいないアフリカの奥地の、英語やその他のヨーロッパの言葉も通じないところに、1人で放置されたらどうでしょうか?
もちろん日本語がわかる人はいないし、現地の人はあなたがいてもいなくても関係ないのであなたが野垂れ死にしようが意に介しません。
誰もあなたを助けてくれはしません。
誰も向こうからあなたに歩み寄ってはきません。
あなたは辞書も、通訳もないけど、必死で現地の言葉をおぼえるでしょう。
そして、生活に必要な言葉はすぐおぼえます。
文法的には不完全であってもコミュニケーションが取れればいいのです。
もし海外留学するなら日本人がいないところへ
語学留学とかいって、けっきょく日本人でつるんでいたら外国語はおぼえません。
だって必要ないし、つかわないんだから。
人間は楽したい動物です。
なんでむずかしいわからない言葉をつかうのか?
日本語で通じるなら日本語のほうがいいに決まってる。
まわりに日本人がいなければ否が応でも現地の言葉を話さなければなりません。
ただおじさんは、日本人を毛嫌いする日本人も嫌いですが😄
「おまえも日本人じゃろ!」
強い、はっきりとした動機や目的が必要
おじさんはアメリカで飛行機のアクロバットをやるために英語を勉強しました。
日本ではアクロバットができる飛行機とパイロットは皆無といっていいので、アメリカでやることにしました。
それにはまず飛行機の免許を取らなければなりません。
もちろん体験するだけなら免許は要らないけど、自分で操縦するなら免許は取ったほうがいい。
飛行機の免許だけなら日本でも取れるけど、そのあとアクロバットをやるなら最初からアメリカで免許を取ったほうがいい。
教官は現地のアメリカ人で、管制塔があるところを選びました。
勉強する方法はいくらでもある
英会話の学校に行かなければ勉強できないと思っていますか?
とんでもないです。
時間とお金がありあまってる人は行ってもいいですが。
おじさんは時間もお金もありませんでした。
おじさんがやったこと
NHKの英会話の番組はもちろん、英語をつかっているすべての番組を録画して見ました。
子ども向けの「英語であそぼ」や「セサミストリート」なども。
中学生や高校生向けの英語番組も。
それから、ラジオの英語講座も。
録画、録音するだけでなくちゃんとぜんぶ見ました。
それから英語の雑誌や新聞も読みました。
インターネットはなかったので、Sports Aerobaticsという飛行機のアクロバットの雑誌を購読しました。
自分に興味があるものを読めばいいです。
というか興味がなければ長続きしません。
アメリカでの飛行機の訓練や試験はぜんぶ英語です。
筆記試験も実地試験も。
なので、試験の過去問題や、飛行機の操縦や無線のテキストもぜんぶ英語です。
否が応でも英語をおぼえます。
航空無線の受信機を買って、航空無線やATISなどを聞きました。
英語を勉強しているのではなく、飛行機に乗るための勉強をしているのです。
目的はなにか?
もういちど自分はなんのためにその国の言葉を勉強しようとしているのか問うてください。
はっきりとした理由がないならやめましょう。
わたしは日本語教師をしています
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表示名はToshiです。