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「林道」「湯原ダム」「山の神谷」「深谷」「野田」「古屋不動滝」
① 林道は林業のための道です。たとえ通行止めでなくても、伐採作業をしてたり、木を運び出していたりしたら無理に通るのはやめましょう。もし作業しているおじさんとお話ができて、「気をつけて通ってね! 」と言われたら、にっこり笑って「ありがとう」といいましょう=^^=
② また、公道なので対向車もいます。もちろん左側通行です。ブラインドカーブでは充分スピードを落として安全に通行しましょう。事故やトラブルがあると「通行止め」になってしまいます。
③ それから四駆の車で走る人にお願い。バイクのブレーキは車のサイドブレーキくらいの効きめしかありません。道の真中を走ってくる鋼鉄の塊はバイクにとって命取りです。左側通行でブラインドカーブではゆっくり走ってくださいね。
④ 民家の近くを通るときはスピードを落として静かに。
⑤ 林道でハイカーなど人がいたらスピードを落とすか、狭いときは止まってエンジンを切るくらいの余裕を持ちましょう。
かんたんです。想像してください。
「自分が逆の立場だったら? 」
Garminの足跡🐾 湯原湖周辺
山の神谷アップ。
湯原ダム。入口
米子自動車道。湯原IC。出たら右折。国道313号を北上。湯原温泉を過ぎ、湯原ダムに向かいます。
ICの出口には年中無休のガソリンスタンドもあります。
それから日曜日も稼働しているゆうちょのATMも。
コンビニも。(2018年4月現在)
左折すると道が2つあります。
左折したあとの右側です。
左に鋭角に曲がると湯原温泉に行きます。
ほどなく湯原ダムに出ます。
湯原ダム
ダムカードあります。
ダム湖
混浴露天風呂「砂湯」
湯原温泉街にある露天風呂です。
ダムの直下にあります。
ちょっと怖いですね(^_^;)
「露天風呂番付」で「西の横綱」に選ばれています。
24時間「無料! 」なので林道ツーリングのあとにいかがでしょう?
霧が丘森林公園
湯原ダムのすぐ先にあります。
山菜採りと思われる人がたくさんいました。
小童谷 (ひじや)
湯原湖のまわりは「小童谷 (ひじや) 」という地名です。
由来がわかりません。
由来や意味をご存知の方はコメントください=^^=
小童谷さんという名前の方もいらっしゃるようです。
岡山県の奈義のあたりに多いらしいです。
ダムに流れこむ「日尾谷川 (ひびやがわ) 」
「ひじや」と響きが似てるけど関係があるのでしょうか?
霧立不動尊 (きりたちふどうそん)
kiritathifudouson
発音がむずかしいです(^^)
昭和29年 (1954年) に湯原ダムの建設とともに田和の村はダムの底に。
祠
昭和30年代に彩色。平成2年に再彩色された不動さん。
林道入口まで
湯原湖が途切れて、小さな川 (粟谷川) 沿いに進むと、野田の手前に🐮牛さんがいました。
右に曲がると「桑瀬 (くわぜ) 」だけど、この先の「野田」の十字路を曲がっても同じところに出ます。
湯原の「種」の「野田」十字路。
県道322号。大山、蒜山方面に右折します。
二川こうふく村
旧 二川中学校です。小学校はすぐこの先にあります。
二川保育園前の看板
ここを右に曲がります。
向立石 (むこうたていし)
藤森の十字路。ここを右に曲がり、黒杭・深谷 方面に向かいます。
飯山城跡
曹洞宗露松山大林寺 (そうとうしゅうろしょうざんだいりんじ)
ひげおじさんを探せ!
藤森の十字路
漢字の組み合わせ位置
上の写真を見ると、
「松」の字が「公」の下に「木」になってます。残念ながら活字はありません。
「枩」のように「木」の下に「公」というパターンもあります。
間違いではありません。
もともと漢字の「会意」「形声」などの「合わせ文字」は上下左右関係なく、「近くに並べておく」ことで1つの文字にしました。
だから、木が左にあるもの、上にあるもの、下にあるもの、どれもOKです。
ただ、同じものを表すのにたくさん字があると、おぼえなきゃいけない漢字がふえるので、「どれか1つにしようよ」という圧力で1つの文字が選ばれ、他の文字は「俗字」とか「異体字」などという不名誉なレッテルを貼られてしまいました(T_T)
「島」も「鳥」の下に「山」だけど、「嶋」のように左に山があるパターンもあります。
これは名前ではどちらも使われていますね。
「島」は、「山」が「下」の組み合わせが正字として採用されたわけです。
ちなみに「嶌」のように「山」が「上」のパターンも名前ではあります。
入口
山門
鐘
南無釋迦牟尼佛と書かれています。
「南無」とは「あなたに帰依します (すべてを委ねます) 」という意味です。
「釈迦牟尼 (しゃかむに) 」はブッダのことです。
「佛 (仏) 」ブツも仏陀 (ブッダ) のことです。
ブッダブッダと重複してますね(^^)
本堂
ガラス戸に「九曜 (くよう) 」の紋。
いろんな寺を見てきたけど初めてです。
階段にもこれでもかというくらい九曜の紋が(^^)
九曜は七曜 (日~土) に、羅睺 (らごう) と計都 (けいと) を加えたもので、月の昇交点と降交点を表します。
日食、月食に関係します。
それと曹洞宗とどういう関係が?
おじさんは知りません。
知ってる方はコメントください=^^=
彫り物
狛さんと象さん。
日本にも、中国にも象はいません。
仏教はインドからやってきたんですね。
妙典塚 (みょうてんづか)
山中一揆 (さんちゅういっき) の供養塔
山中一揆 (さんちゅういっき) は岡山県の北部の山間部で起きた一揆です。
津山藩の石高10万石の半分、5万石を幕府 (今でいったら国、政府ですね) が取り上げることになり、津山藩は幕府に取られる前に年貢を自分のものにしようとしたのです。ほんとに悪ですね。
米蔵からこっそり年貢米を運び出すという姑息な手段を取ったけど、事前に嗅ぎつけた農民が阻止しました。
農民はただ殿様や庄屋の言いなりになっていたのかというと、そうでもないようで税金を減らすように直談判もしたようです。
表向きは農民の要求を受け入れたように見せかけといて、一揆の主要人物をふくめ51人をありとあらゆる酷い方法で処刑しました。
このあたりには「首切峠」をはじめ、処刑されたり、さらし首にされた場所がたくさんあります。
首切峠 (トンネル) はこんなところです。林道。作備線 (岡山県)
ここはその犠牲者を祀っているところの一つです。
このような場所は他にもいくつかあります。
幕府の直轄地を「天領 (てんりょう) 」といいます。
今でいったら、岡山県なのに、そこだけ「国有地」といったところです。
久世には「天領」という定食屋さんがあります(^^)
山中一揆 (さんちゅういっき) 。ゆかりの地はこちら
ちなみに岡山県の「真庭市」は、この山中の「真島郡 (ましまぐん) 」と「大庭郡 (おおばぐん) 」から1字ずつ取って作った名前です!
露松閣
深谷川
深谷の入口です。
この奥はお墓があってすぐ行き止まり。
こんな感じです。
歩けばまだ行けます(^^)
支線もいくつかあるけど、あまりいい道ではありません。
黒杭の八重桜
右は湯原湖の北西端です。
山の神谷
お待たせしました。ようやく林道です=^^=
林道入口
写真の右奥に入っていきます。
倒木がなければ左右に道がつながってます。
見晴台
唯一といっていい開けたところ
景色はいいけど日陰がないので夏は暑いです。
西側の米子自動車道が見えます。
見晴台からちょっと入ったところ。
三角の山が印象的です。
雨乞山 (あまごいせん) と思われますが。
東南線
東南線の奥。南側の伐採広場
東南線の起点を北上
支線は無数にあるんだけど横断溝が大きくて入れないところが多いです。
野田橋。蒜山下見
予想外に林道を抜けて、別の里に出ました。
蒜山下見の野田というところなんだけど、湯原湖の野田とは別の野田です(^_^;)
ああややこしや=^^=
アクセスだけ考えたら、湯原湖のまわりをぐるりと回るより、国道313号のここから入ったほうが早そうです。
湯原湖のまわりはそれで趣きがあるので一度は走ってみてください。
田羽根
湯原のほうにもどると田羽根というところがあるんだけど、鎖がかかってました(^_^;)
田羽根から見た「雨乞山 (あまごいせん) 」です。
岡山県北では「山」をほとんど「せん」と読みます。
というより「さん」と読む山を知りません。
「仙」の字を使うことも。
古屋不動滝 (ふるやふどうたき)
雨乞山の麓にあります。
ここから雨乞山に登ることもできるけど整備してないので藪漕ぎのようです。
国道脇の大きな看板
行くつもりはなかったんだけど、1.8kmなら行ってみようかと誘いこまれました。
一瞬、「古屋不動産」かと(^^)
「不動滝」です。
広い駐車場とキャンプ場まであります。
炊事場やトイレも完備。
どこが管理してるのかわかりません。
県立自然公園ということは、岡山県なのでしょう。
滝は歩いて1分あるかないか。
あちこちで見る「旭川源流の碑」
源流はあちこちにあるんでしょう。
アカテヌグイ、コテヌグイ、ヨゴローヤンという妖怪のお話。
水 (滝) には「不動さん」がつきものですね。
岩肌にお不動さんが彫られているんだけど写真ではよくわかりませんね。
この奥にもちょこっと林道があるけどガレ場ですぐ行き止まりです。
おまけ
旧 国道313号の中和トンネルは通れませんでした。物理的には通れるけど生き埋めにはなりたくないのでやめときます(^_^;)
同じく旧 国道313号の熊居峠に行こうとしたら砕石場で行き止まり。その途中の看板(^^)
ギャラリー
林道一覧はこちら。林道あれこれ