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「大神山神社」「大山 (だいせん) 」「伯耆国 (ほうきのくに) 」「二宮」
神奈川県では「おおやま」ですが、鳥取県では「だいせん」と読みます。
伯耆国の二宮です。
一宮、二宮はその地域 (国府) でのランクであり、国から派遣された役人の「国司」が参拝する順番です。
地域によって三宮、四宮くらいまであって回るのが面倒なので「総社 (または惣社) 」というものを「国庁 (役所) 」の近くに作って、「総社に行けば全部回ったことにする」という制度を作りました!
総社についてはこちらにも。美作総社宮 (みまさかそうじゃぐう) ~岡山県津山市
参道
参道をまっすぐ行くと大山寺の山門があります。
志納料という名の入場料を取られます(^^)
左に曲がると大神山神社の鳥居があります。
鳥居
大山登山道の取っ付き。
大山寺よりまだ下にあります。
ずっと石畳なので滑らないように気をつけてくださいね✌
後向き門
直接、神様が見えないように参道をわざと曲げてあります。
門を抜け、拝殿のほうから見下ろした図。
石段は工事中で水の入ったポリタンクとロープが張られてます。
拝殿
向こうに大山が見えます。
じつはこの日、夏山登山道から大山に登って下りてきたところです。
だからじっさいには上から下りていって、最後に鳥居にたどり着いてます(^^)
🌻ひまわり?
拝殿の門に彫られています。
いわゆる菊の紋とはちがいますね。
知ってる方。コメントくださいm(_ _)m
🐴お馬さん
下山神社から見た大神山神社
案内板
もひとり神事
盌 (もひ)
水を盛る器。転じて飲み水
これがじっさいに登ってきた大山9合目あたりにある石室の向かいにある池です。
ここまで水を汲みに来るのは大変です💦
主水 (もんど)
なんでこの字で「もんど」というのか不思議でした。
主水司 (もひとりのつかさ) という職業があり「水」を扱っていました。
「もひとり (もいとり) 」は文字どおり「水取り」で「主水」は意味上の漢字、いわゆる当て字です。
「もいとり」が「もんどり」→「もんど」と変化していきました。
フランス語のmonde (モンド。世界) とはなんの関係もありません。
大山 (だいせん) の池はこちら。伯耆富士 (ほうきふじ) ~鳥取県
大山への道
大山から下りてきたところ
なので神社の裏から参拝です=^^=
境内にはきれいなトイレがあったので使わせていただきました。
大山には途中、本谷避難小屋と山頂にしかトイレがありません。
山頂のトイレはコミコミで女性は大変ですね。
といっても男性もそのへんでしないように。
緊急時にはしかたないですけどね(^_^;)
下山神社~大神山神社の境内社はこちら
大山 (だいせん) 山登りはこちら。伯耆富士 (ほうきふじ) ~鳥取県
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