「レンタカー」
レンタカー
booking.com
booking.comで取りました。
日程変更できない
いつでも日程変更、キャンセルできるとの謳い文句ですが、日程変更はできません。
キャンセルして新たに取り直す
だから、キャンセルして新たに別の予約をする必要があります。
二重請求されないか不安だったけど、キャンセルした分はちゃんともどりました。
Jucy レンタカー
まずはじめに。
Jucy レンタカーだけはやめときなさい。
いくら安くても連絡は取れない、段取りどおり行かないで、安物買いの銭失いになります。
話がちがう
クレジットカードで一部を払って、残りは当日カウンターで払うという文面にもかかわらず、さっさと全額引き落とされていました。
まあ、当日請求されたら全額引き落とされていることを言おう。
証明になるものを印刷しといたほうがいいか。
キャンセルは直前までできるけど、引き落としは即日です。
直前にメールが来た
これはbooking.comの問題ではなくレンタカー屋の問題です。
チェックインが必要とのこと。
要するにほんとに来るのかどうか確証がほしいということでしょう。
まあクレジットカードで引き落とされているんだからお金の面では問題ないけど、来るはずの人が来なかったらこの車どうするの?ってことでしょう。
これがめんどう。
うん。行くよ。じゃすまない。
借りるときにすでに登録してあるはずなのにまた住所や電話番号などを全部入れなければならない。
それから免許証番号とか。
クレジットカード番号も入れた。
二重引き落としされないか不安。
今さら日本の免許証の写真をアップロードしてさらにマウスで署名
ペンタブで書いたけど反応が遅くぶよぶよ文字。
これ、ほんとにマウスで書いたらほとんど読めないと思う。
これもまあ手で書きました、ということがわかればいいレベルみたいで、「読めません。書き直してください」とは言われなかった。
営業時間は0830-1600。
早っ!
しかもシャトルバスは1530が最終。
どうやらそのあとの便はないらしい。
問い合わせに返事は来るが質問に答えていない
このJucyはいちおう返事は来るんだけどこちらの質問に答えてくれません。
最近、日本だけでなく世界中でこういうことが横行していますが、PC、スマホ、電波などで頭がおかしくなっているのでしょうか。
できるだけわかりやすく箇条書きにしても、質問とまったく関係ない内容が返ってきます。
電話の問題
このレンタカー屋はoff-site rental carで、空港内にカウンターがありません。
営業所と車庫は空港からすこし離れているのでその分安くなります。
そのことじたいは問題ありません。
段取りとしてはこうです。
クイーンズタウン空港についたら0800ではじまるこの番号に電話する。
15分くらいでシャトルバスがお迎えに上がる。
これもこのとおりなら問題ありません。
電話をかけるにはスマホに海外SIMを入れるか公衆電話
おじさんは現地で電話する予定はないのでレンタルWi-Fiしか考えていませんでした。
ふつうの人でも海外で電話するという状況はないでしょう。
おじさんは1回だけスペインでプリペイドカードを買って電話したことがありますが、当時携帯もスマホもなかったのでレストランの予約を取るためでした。
もちろん公衆電話からです。
現在ならだいたいインターネットとスマホとそのアプリで移動できます。
また海外SIMはつかったことがなくかならずつかえるという保証はありません。
おじさんが持っているスマホはけっこう古いので海外SIMがつかえるかどうかわかりません。
またつかえるとしても、ロック解除が必要な場合もあります。
空港にカウンターはないのか?公衆電話はあるか?クレジットカードはつかえるか?
こんな簡単な3つの質問をしました。
まず最初のカウンターの有無は返答なし😅
公衆電話は大きな空港なのでたぶんあるけどクレジットカードがつかえるかどうかは個々の電話機によってちがうのでわからないという答え。
フリーダイヤル?
もう1つ0800ではじまる番号はフリーダイヤルなのか、公衆電話からでも無料でかけられるのか、無料でも日本の公衆電話みたいに最初に10円玉を入れてもどるタイプなのか?
もしそうなら結果的に無料でもコインが必要になります。
でも日本で080って携帯の頭の番号だよな。
事前にネットでいろいろ調べたけどわかりませんでした。
現金はいっさい不要
ニュージーランドでは現金をつかうことがいっさいなくすべてクレジットカードで支払えると聞いたので現金を用意するつもりもありませんでした。
しかし、もし電話で必要となるとそれだけのために10セントとかを両替しなければなりません。
しかしこれについてもまったく返答なし。
返答がないのでもう1度しつこくメールで問い合わせしたけどやっぱり無回答。
市外局番?
フリーダイヤルとべつにもう1つの番号があるけどこちらは+64ではじまるニュージーランド国内の固定電話の番号。
ただ市外局番がオークランドのようです。
オークランド:09
クイーンズタウン:03
そんなこんなでレンタルWi-Fiを借りているのに、ダメ元で海外SIMも買いました。
レンタカー屋に電話する30秒くらいのためだけに。
現地での実際
さあクイーンズタウン空港に着きました。
さっそくはじめての海外SIMで電話してみました。
この番号でそのままつながるのかどうかもわからない。
つながりました!
だれも電話に出んわ😄
つながったものの自動音声が流れてあとは伝言を残してというだけ。
もう1度かけてみました。
やはりおなじです。
いちおう
“I’m ojisan who booked today. I’ve just arrived Queenstown airport. Please pick me up.”
「予約したおじさんです。今クイーンズタウン空港に着きました。迎えに来てください」のつもりでたどたどしい英語でメッセージを残しました。
おそらくオークランドの番号であろう方はたとえ国内でも電話代がかかるのでやめておきました。
オークランド-クイーンズタウン間は1500kmあります。
岡山-札幌とおなじぐらいです。
transfer シャトルバス乗り場
小さい空港なのであまり迷うこともなくシャトルバス乗り場もすぐわかりました。
いろんなレンタカー屋の送迎バスが来ています。
ここにまちがいない。
Jucyの車はパステルカラーの緑色なのですぐわかるだろう。
もちろんそれが来るとはかぎらないが。
シャトルバス乗り場も小さなところで人や車を見落とすような場所ではありません。
公衆電話
でもそのまわりを大荷物を引きずりながらウロウロしていると公衆電話を発見しました。
あるやんか。公衆電話。
思いっきりシャトルバス乗り場に。
見たら各種クレジットカードのアイコンが貼ってあります。
VISA、Masterはもちろんほかにも。
無料の直通電話😮
これが最大の驚きでした。
なんと公衆電話の横にはいろんなレンタカー屋への直通電話があるじゃないですか!
30社くらいの名前が書いてあり、割り振られた番号を押すとその営業所 (または会社) に電話できます。
こんなにレンタカー屋あるんだ。
Jucyは819でした。
今でもおぼえています。
バイクだから。
ここの営業所の人間は毎日何回もここに来るんだろう。
なんで公衆電話でクレジットカードがつかえるかどうかわからないだよ。
それより何より、無料の直通電話があるのになんで0800…に電話しろの一点張りなんだ!?
ふつうだったら、
「シャトルバス乗り場に無料の直通電話があるので819を押してください」だろう。
無料の直通電話の話は一言もなかった。
これがあるんだったら、公衆電話はクレジットカードがつかえるのか?とか、自分のスマホは海外SIMがつかえるのか?とか、そもそも海外SIMを買う必要もなかった。
だれも電話に出んわ その2😄
さっそく819を押しました。
と、また自動音声が流れてだれも電話に出ません。
そして伝言をどうぞと。
もう1度やってみたけどまたおなじ。
ふざけるな💢
+64のほうはオークランドの会社か事務所だろう。
なんでフリーダイヤル、いや無料直通電話があるのに、遠距離通話をしなければならないんだ。
女神現る😇
時間はすでに午後3時を過ぎている。
営業所は午後4時で閉まり、シャトルバスは3時半までとのこと。
と、そのとき1人のアジア系の女性がおじさんに近づいてきて話しかけました。
最初は客引きかなんかだと思いました。
アジア系だけど話すのは英語。
よくわからない。
ただ、「車に乗っていきませんか?」みたいなセリフだったら客引きだと思ったけど、レンタカー (それもJucyと言った気がする) のシャトルバスを待ってるんですか?というようなことだった。
それから「電話にだれか出ましたか?」と聞いた。
「いや、だれも出なかった」と答えた。
Jucyのスタッフ?空港のスタッフ?
彼女が何者かよくわからなかったんだけど、「それならこっちに来て」というようなことでそのバス停内で移動するともう1人大荷物を持った、こちらはラテンアメリカ系?の男性がいました。
彼もJucyのシャトルバスを待っているらしい。
2人でゴニョゴニョ話しながらスマホをいじっている。
迎えが来るよ
そしてわたしにこう言いました。
もうすぐ迎えが来るよ。
すくなくともそれがJucyのシャトルバスでなかったら乗らなければいいだけのこと。
あなたは誰?
おじさんは彼女に聞きました。
あなたはレンタカー屋のスタッフですか?
否。
あなたは空港のスタッフですか?
否。
なぜわたしを助けてくれたんですか?
あなたが電話しているを見たから。
あなたの仕事は何ですか? (具体的に直接的に聞く)
介護関係の仕事です。
???
ますますわからん。
が、レンタカー屋でも空港のスタッフでもなさそうだ。
とにかくおじさんは今日中に明るいうちにオマラマに辿り着かなくてはならない。
機内の天気予報ではクイーンズタウンの最低気温はマイナス1℃。
高いところでは積雪があるかもしれません。
だったので、もし路上に積雪があって、しかも暗くなったらかなり危ない状況になります。
今どきのレンタカーはスタッドレスタイヤを履いているんだろうか?
一刻も早くここを離れてオマラマに行きたい。
ただそれだけ。
シャトルバス来た!
ほどなくして緑色の車が登場。
彼女の正体は依然不明だがおじさんはレンタカーを借りてオマラマに着ければそれでいい。
インドとか南アジア系の運転手だったがこいつに文句を言ってもはじまらないだろう。
どうせ、わたしはわかりません、知りませんだ。
じっさいそうだろう。
女神はずっとラテン系の男性と話している。
おじさんは英語がよくわからないからだろうと思っていました。
営業所に到着
営業所に着いて店のカウンターに行くとおじさんはさっきの運転手のところ、そしてほかの2人はもう1人べつのスタッフのところに行きました。
何かあったらここに電話してね
手続きを済ませ、最後にそのスタッフが紙を渡して、何か故障とか事故とかトラブルがあったらここに電話してね、と紙を渡しました。
そこに書かれていた番号はおじさんが空港で電話した0800…の番号です。
さすがに言いました。
「空港でここに2回電話したけど誰も出なかったぞ💢」
「それは何時頃ですか?」
「3時頃だ」
「おかしいですねえ」
おかしいのはそっちだ。
でもそんなことはどうでもいい。
雪が積もるかもしれない。
暗くなる前にオマラマに行かねば。
彼らは連れ合い
駐車場で車の説明を受け鍵をもらっていると、彼らもべつの車に。
なんだ。
彼らは連れ合いだったのだ。
だからずっと2人でしゃべっていたんだ。
彼女の正体はレンタカー屋でも空港のスタッフでもなく、ただの旅行者だった😄
そしてJucyレンタカーを借りる客だったのだ。
おじさんが直通電話をして途方に暮れた顔をしてキョロキョロしていたので、おなじ境遇なのだと察したらしい。
それでもよく声をかけてくれた。
彼女がおじさんに声をかけたのは、女神のような無償の愛ではなく、かれらも困っていたのでおじさんが何か情報を持っていないか知りたかったということがあるかもしれない。
かれらがどうやって連絡を取ったのかわからないが、おじさんはとにかくオマラマに行ければいいので聞かなかった。
おそらくオークランドの本社?に電話したのだと思う。
タクシー
もちろん連絡がつかなければ最悪タクシーで行くしかない。
でもシャトルバスがあるのになんで自腹でタクシーで行かなきゃならないんだ。
Jucyはタクシー代は払ってくれないだろう。
便名と到着時間は事前に知らせてある
さらに言うと、便名と到着時間は事前に知らせてあります。
それも向こうから聞いてきたことです。
電話するまでもなく迎えに来いよ。
遅延があればそんな情報は向こうでもわかるはず。
来るはずの客から連絡がなければそっちから電話しろよ。
もう1度言います。
Jucyだけはやめとけ!
ドライブ
レンタカー屋からオマラマまでは170km、車で2時間強かかります。
制限速度は100km/h
170kmで2時間?
そう。
ニュージーランドでは町を出ると制限速度は100km/hです。
高速道路並みです。
ただ路面は荒れているし、首都高速みたいに曲がりくねっているところもあるのでそこは自分の判断で速度を調節します。
日本みたいに30km/h制限の標識とか出てきません。
途中の景色
レンタカー屋から出たあたりは空港の近くで車も多く交差点もあり、最大の難関、2車線のラウンドアバウトもあり戦々恐々でしたが、1本道になるとあとは快適なドライブ。
100km/hで走っていてもそのうち車が後ろについてきますが日本みたいに車間を詰めたりしません。
またせいぜい110km/hくらいで、あまり飛ばしている車はいませんでした。
Lake Dustan
空港からオマラマに行く途中の景色です。
これを見ただけでここまで来た甲斐があったと思いました。
むすび
booking.comでさがして予約することじたいは問題ありません。
日程は変更できません。
キャンセルして取り直しましょう。
すくなくともおじさんは二重請求はありませんでした。
それはクレジットカードの明細をよく確認してもしあれば訴えましょう。
off-site rental car 空港外のレンタカー屋には注意
すべてがJucyのようなレンタカー屋ではないと思います。
そう祈ります。
またJucyもいつでもどこでもこの体たらくではなくたまたまおじさんが運が悪かっただけかもしれません。
おじさんは日常でも旅の前後でもかぎりなく不運に見舞われています。
ただ、おじさんのような状況はだれにでも起こりうることにはちがいありません。
あなたが旅慣れた人でなければ多少高くても空港内にカウンターがあるレンタカー屋を選びましょう。
人がいれば文句を言うことはできるけど、電話でだれも出なかったら喧嘩にもなりません。
もしおじさんとおなじ状況になったら腹立たしいけどタクシーでレンタカー屋に向かいましょう。
そしてお金は払ってくれないかもしれないけどいちおう文句は言ってやりましょう。
英語だとなかなかむずかしいけど。
電話にだれも出なかったからタクシーで来た、くらいは言えるでしょう。
保険はフルではいる
日本でもおなじだけど海外ではとくに右も左もわからなくて言葉も通じないので車の保険にはフルカバーのものにはいりましょう。
契約内容はすべて印刷する
そしてその証明や連絡先などが書いてあるものはかならず印刷して携帯します。
紙は場所も取らないし重くもないので荷物にはなりません。
レンタカーの契約 (いつからいつまで借りるとか、予約番号など) も印刷しておきます。
そうすれば窓口で「聞いてねえよ」と言われずにすみます。
海外SIMは買ったほうがいいかも
おじさんは今までの海外旅行でも電話はほとんどつかったことがなく、公衆電話があるところならそれをつかえばいいです。
ただ町中の観光ならそれでぜんぜん問題ないけど、100km、1時間も民家も人工物も何もないところを走るとなると何かあったときの連絡手段としてはLINEのようなアプリでは相手もLINEをやっていないとできないので助けを呼ぶために電話はできるようにしておいたほうがいいです。
車はちょこちょこ通るけどあなたが手を振っても止まってくれるかどうかはわかりません。
そんな辺鄙なところには行かないという人は必要ありません。