風化させちゃいけないの? ~ 忘れることも必要

風化

「風化」「忘れる」「先に進む」

風化してはいけないの? 

いつのころからかテレビでも、ネットでも判で押したようにみんなおなじことを言うようになりました。

言葉だけでなく、言いまわしまで同じだったりします。
あきらかにテレビで誰かが言ったこと、ネットで書かれていることをそのまま口にしているとしか思えません。

それはあなたの言葉ですか? あなたの考えですか? 

それが自分で感じたこと、考えたことならいいです。
でも、ほとんどの人は考えもなく、「テレビで言ってるから」「ネットに流れてるから」それが「正しいこと」「真実」だとしてしゃべっているでしょう。

いや、もっというとそこまで考えてないでしょう。

耳にしたこと、目にしたことを「自動的に」口にしているにすぎない。
自分はなんかいいことを言ってる気がする。
「風化させない」とコメントしとけば誰も反対する人はいない。
そんな感覚に囚われているだけでしょう。

いろんな災害

戦争はしないほうがいい

戦争のように人為的なものは「同じことを繰りかえさない」ために「覚えておく」ことも必要かもしれません。
しかし、残念ながら人は戦う生き物です。
いや、すべての生き物はむかしから戦いつづけ、これからも戦いつづけるでしょう。

生きるために、生きのびるために必要なのです。

どんな生き物も生きていくためには他の生命を「いただかなければ」なりません。
草食なら殺生をしていないなんてとんでもないかんちがいです。
植物も生きてます。
赤い血を流したり、悲鳴を上げたりしないからわからないだけです。
あるいは胸が痛まない、自分が殺生をしていることに気づいていないだけといってもいいです。

ただ多くの生き物が自分の糧として殺生を行うのに対して、人は生きるのに直接関係ないゴミみたいな「プライド」とか「感情的に好きでない」とか「信じるものがちがうから」という理由で殺生をしてしまいます。
これが集団で行われると「戦争」といいます。

全くなくすことはできないかもしれないけど、その悲惨さは伝えてできるだけしないようにすることは必要だと思います。

戦争を美化しないこと

おじさんは「戦争映画」が嫌いです。
戦うことをカッコよく描いたり、人の死を「感動」にすり替えたりするからです。
人が死ぬのを見て心が震えるのは「感動」しているのではなく、「恐れおののいている」ということに気づいてください。
また自分が大事にしているものが奪われるという「苦しみ」です。

もし作るなら、戦争なんてとにかく馬鹿げてて、醜くて、悲惨で、残酷で、救いの余地まして感動などどこにもない、最後まで見ることができない戦争映画を作ってほしいです。
これが現実ではなく、映画でよかったというような。

自然災害

地震や火山の噴火、台風、水害とさまざまなものがあります。

火山や断層の近くに住んでいれば、噴火、地震に遭う確率は高くなります。
海辺の低い土地に住んでいれば津波や高波を受けることでしょう。
川の近くに住めば洪水が起こる可能性はいつでもあります。
崖下に住めば土砂崩れの危険があります。

あきらかに今にも崩れそうな崖下に住むのはどうかと思います。

おなじ川でも、川の水位より低いところに堤防の力を借りて家を建てるのも疑問です。

そういった目に見える危険であれば「災害の記憶の風化」の前に、「危険の予測」ができるはずです。

ぜったい安全な場所はない

悲観的に思えるかもしれないけどこれが事実です。

とくに日本はプレートの衝突と火山でできた国です。
プレートは今も動きつづけ、これから先も動きつづけます。
地震と火山の噴火からは逃れられません。
東日本大震災、阪神淡路大震災のような大きな地震では震源から離れていても大きな被害が出ました。

海のすぐ近くとか、川の水位より低い土地とか、崖下とか、そういうところはやめましょう。
むかしからそこに住んでいたからなんていうのは言い訳にもなりません。
引っ越せばいいことです。
そんな遠くに行かなくてもいい。
すこしだけ高い土地に移動すればいいこと。

ただ地球上に「ぜったい安全な場所」はありません。

大規模な自然災害だけでなく、予測不可能な犯罪や事故に巻きこまれることもあります。
これらは防ぎようがありません。

自分の身は自分で守る

日本人は「安全と水はタダ」と思っているとむかしから言われてきました。

じつは地震、火山の噴火、台風など自然災害は多い国なんですが。
銃による犯罪や窃盗などが少ないほうだということでこう言われてきたようです。

何でも人のせいにしすぎ

とくに近年多発している豪雨災害について思うことは、あまりにも他人任せだということです。
そして、ひとたび災害があれば行政や自治体のせいにします。

天気は気象庁をはじめとする天気情報を出しているところのせい。

警報が出てなかったと文句をいうかと思えば、警報が出て何も起こらないと文句をいう。

台風が近づいてる、川が増水してるときに、海や川を見に行き流される人たち。
理解できません。

暴風が吹き荒れていたり、土砂降りの雨が続いていたり、川が増水していたら「怖い」とか「危ない」とか「逃げたほうがいいかな」とか自分で判断して行動しましょう。

避難して何もなければ労力や時間をムダにしたと思うかもしれないけど、避難しないで災害にあったら「もっと早く避難しておけばよかった」と後悔するでしょう。
後悔ですめばいいけど、死んでしまったら後悔することもできません。

忘れることも必要

この世は危険と悲しみに満ちています。

だから「忘れることも必要」なのです。

これは人の心を守るためのシステムです。

記憶喪失 ~ 忘れたいから忘れるはこちら

過去のことをすべて覚えていたら、どこにも住めないし、どんな災難が自分にふりかかってくるかわからないし、「恐ろしすぎて」人は生きていけないでしょう。

だから「風化させて」忘れることも必要なんです。

ほんとに過去の教訓を活かすなら「風化させない」とか言ってないで、今すぐ高台に引っ越すとか、自分ができることをしましょう。
でも、絶対安全はありません。
人間は自分ができる範囲のことをやり、あとは「忘れる」のです。

そして不運にも災害に見舞われたら、それを受け入れるのです。

次に進む

「風化させない」とかいって災難のことをいつまでもジクジクと考えてないで、次に進みましょう。
過去のことを嘆き悲しみ、いつまでもそれに縛られて、現在の自分の動きを停止して、時間だけを浪費して自分の寿命を使い果たすことほど愚かなことはありません。

それこそ自分自身を「風化」させているようなもんです。

悲しみ、痛みはすぐ消えないけど、悲しみながら、痛みながらも体は動かして、先に進みましょう。

多様性

人も、他の動物も、植物も地球上のありとあらゆるところに住んでいます。
砂漠のような酷暑と乾燥の土地、反対に極寒の土地、酸素も薄い5000mの高地。
そこだけ見ればなんでそんなところに住んでいるのか? と思うけど、生き物は多様性があり、散らばっていることで生きのびてきました。
今は居心地のいい場所に密集して住んでいても、災害や病気の流行、あるいは愚かな仲間同士の殺しあいがあったとき、絶滅してしまいます。
分散して住んでいることで、環境が悪いと思われるところでも絶滅を避け、種が生き残ることができます。

裏を返すと、そういった多様性があって、適応能力があるものだけが今、生き残っているといえます。

さっちゃん
宿題わすれた!
ひげおじさん
それは忘れんほうがいいな💦

風評被害? ~ その根拠は? はこちら

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