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「年寄り」「注意」「ゆっくり」「意識する」
寄る年波には勝てません。
若い時とおなじようにはいきません。
これは老化しない方法や健康法を謳うものではなく、老化とどう付き合い、老化すると何が起こり、何に気をつけるかというおじさん (おじいさん?) 本人の経験から自分自身への注意事項として書いたものです。
肉体的にも精神的にも老化は防げない
元気な年寄りしか外に出てこない
同世代でも自分より元気な人もいれば、もちろん自分より元気でない人もいます。
とかく「元気な老人」だけが目に付きますが、「元気じゃない老人」は病院か老人ホームか家に籠もりきり、あるいは寝たきりだから表に出てこないだけのことです😄
じっさいに年齢がいくつかということではなく、すべての人はスピードのちがいこそあれ確実に老化し衰え、いつかはかならず死にます。
もちろん自然に老衰で死ぬよりほかのことで死んでしまう人も大勢います。
老化するとなることと、それに対して気をつけること
注意力散漫→より慎重に
とにかく注意力散漫になります。
体をあちこちにぶつける
わかりやすいのがしょっちゅう体のあちこちをぶつけることです。
出入り口の側の柱に肩をぶつける。
何気なく動かした手が柱や壁や家具に当たる。
上にあるものに気づかず頭をぶつける。
ぶつけるので屋外よりも部屋の中が圧倒的に多いです。
若いときにはこんなにぶつけることはなかったのに、部屋の出入りで柱に肩がぶつかるなんぞ自分でも考えられないけどしょっちゅうあります。
車幅感覚がなくなったんですね😄
すべての動きをゆっくりにする
手を動かすにしても、体を移動するにしても、姿勢を変えるにしても今まで以上に「意識して」自分で思うよりも「ゆっくり」動きます。
体の部分を動かす、体全体を動かす前に上下左右を確認します。
傍から見るキョロキョロして挙動不審みたいですが、それくらいしないとまわりがよく見えていません。
視界も狭くなっているのかもしれません。
物をよく落とす
これも注意力散漫以外の何ものでもありません。
重いものを落とすことはないんだけど、水筒の軽いプラスチックのコップなどは、コップを持ちながらふと他のことに気を取られると力がすっと抜けて落としてしまうことがあります。
また、物を置くときは大丈夫なんだけど、手を離して手を引っ込めるときに、置いたものやまわりのものを引っかけて落とします。
背中や腰を傷める→ゆっくり動く
ゆっくり動く
これは体をぶつけるというより、自分の体の中の動きです。
やはりゆっくり動けば体の各部に対する衝撃を抑えられます。
とくに前屈みの姿勢から頭を上げる、寝た状態から起き上がるなど、大きな力がかかるときは注意が必要です。
またゆっくり動けば、痛みを感じたときにそこで止めることができます。
全身で力を分担する
たとえば屈んだ姿勢から頭を起こすときや、しゃがんだ姿勢から立ち上がるとき、寝た状態から起き上がるとき、背筋だけをつかって体を起こそうとせず、両手両足に力を入れます。
どこかにつかまったり、つかまるところがなくても床に手をついて起き上がればいくらかでも背中や腰の負担が減ります。
忘れる→メモを取る
メモを取る
とにかく物忘れがひどいので、用事や買うものを思いついたらすぐメモを取ります。
居間と台所に不用紙と鉛筆を置いてあります。
そして用が済んだらメモを捨てます。
ホワイトボード
居間にはホワイトボードをかけて今日の日付とやることを書いておきます。
そう。
おじさんは今日の日付もわからなくなりました😄
それは今日の日付が何の意味もないからです。
現在、オンラインで日本語教師をやっているので何時から何時までどの生徒の授業があるか書いてます。
指差呼称👈
これからやること、やったことを口に出します。
物を置くときは指を差して声を出します。
「メガネをテレビの上に置きました」
頭の中でつぶやいてもダメです。
これは語学の勉強でも大事ですが、見ただけ、思っただけはすぐ忘れます。
手の神経と筋肉を動かして文字を書く。
それを目が視覚で捉える。
肺から息を出し、声帯を振動させ、舌や唇の形を変え、音を出して、またそれを自分の耳で聞く。
これで記憶はよりしっかりと脳に刻み込まれます。
1度に1つのことだけやる
若いころは1度に2つ3つのことをこなせたんだけど、いまは1つやるともう1つのことは忘れてしまいます😄
台所に水筒を取りに行って、生ゴミが視界にはいり、それを片付けたら水筒を取りに来たことは忘れています。
何か取りに来たんだけど何だったけなあ~?
ぜったい思い出せません。
居間にもどると思い出します。
だから台所に行くときは「スイトー、スイトー」と念仏のように唱えながら、その途中何が目についても心を鬼にして無視します😄
消化能力の衰え→程々に飲み食いする
ほかの部分と同様、胃腸も弱っています。
若いときとおなじように食べたり、飲んだりしてはいけません。
これも人によりけり、で、おじさんは食べ過ぎるとお腹の調子が悪くなるのでわかりやすいです。
好きなだけ食べて飲んでもお腹壊さない人は無理に禁欲的な生活をする必要はありません。
暴飲暴食は若い人でもよくないです。
おじさんはとくに潰瘍性大腸炎を患っているのでとてもシビアです。
潰瘍性大腸炎。Ulcerative Colitis (UC) , IBD ~ トップページ
難病指定されて10年以上になりますが、その中でやはり食べ過ぎはよくないです。
酒も病気の具合にもよるけど程々であれば問題ありません。
むしろ刺激の強いコーヒーとか、冷たいジュースのほうがよくなかったりします。
また年取ると新陳代謝が衰え今までのように栄養やエネルギーを必要としなくなるので、おなじ量を食べていれば食べ過ぎになります。
これもむりに減量しなくても「ふつうの人」なら満腹中枢が働いて、自然に食べる量がすくなくなります。
肉や脂っこいものが食べたくなくなるのも自然なことで、体の声にしたがえば「ふつうは」大丈夫です。
間食する
間食はとかく悪者にされますがこれも人によりけり。
おじさんの体はいっぺんにたくさん食べると消化不良になるので「少なめに」「分けて」食べるほうが合っています。
あくまでおじさんのお腹の話です。
逆に空腹の時間が長すぎると自分の消化液で胃腸を荒らすようです。
のんべんだらりと食べるのはよくないと言われますが、おじさんのお腹はチョビチョビと食べものを流して消化液を薄めたほうがいいようです。
すべての行動を意識する
注意力散漫のいちばんいい対処法はすべての行動を「意識する」ことです。
年を取れば取るほど「無意識に」行動しています。
ご飯を食べたり、歯を磨いたりするときに、手や口をどのように動かすか考えてないですよね。
よくないけどテレビ見ながら、スマホいじりながらでも食べることはできます。
これはべつの理由でよくないのでやめましょうね。
食事がただの「燃料補給」に成り下がっています。
忘れることはどうでもいいこと
そういえば前にもおなじようなことを書いていました。
忘れてました😂
あらためて読むと内容もおなじだな😅
忘れることはどうでもいいことです。
どうでもいいことだから忘れるんです。
食べること、寝ることは忘れません。
これを忘れるようになったらあなたはもう自分の意識がないし、こんな記事を読むこともなくなるので心配いりません。
おじさんは薬を飲んだかどうかを忘れるようになってきたのですがいちいちメモや「薬を飲んだかどうか表」をつくってチェックするのはめんどうです。
つくってもそれをチェックするのを忘れてしまいます😄
幸いといおうか、2列になってる薬を、朝3錠、夜3錠飲むので、夜は半端が出て、朝はその半端を飲むことにしています。
朝、半端を飲むのは朝はこれから出かけるので忙しいからです。
もし朝飲むときに半端がなければ、夜飲み忘れています。
朝はあまり忘れないんだけど、夜はブログ書いたり、ビデオ見たりすると忘れてしまうことが、たま~にあります。
わたしは日本語教師をしています
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表示名はToshiです。