バイク ~ 出先のトラブル ~ 覚えておこう。サバイバル・マニュアル!

積み木

「バイク」「故障」「トラブル」「サバイバル」

故障はつきもの。覚えておこう! 

フロントブレーキ・レバーが折れた

リアブレーキだけで

リアブレーキだけで帰りましょう。

制動能力は半分以下になります。
いつもよりスピードを落として、車間距離は充分にとって、安全に帰りましょう。

なるべくシートの後ろのほうに座って、リアタイヤに荷重をかけるとブレーキの利きはいくらかよくなります。

クラッチレバーが折れた

クラッチをつかわない

バイクは車とちがって、クラッチを切らなくてもギアチェンジができます。

シフトアップ

加速からアクセルをもどした瞬間、ギアの噛み合いがゆるむので、すかさずシフトアップします。

シフトダウン

ブレーキング、減速、一瞬だけアクセルを開けてシフトダウンします。
加速するほどアクセルを開けてはいけません。
あくまでシフトダウンする一瞬です。

3フィンガー・テクニック

ブレーキ。3本 ブレーキ。3本2

そのためにはブレーキレバーを中指、薬指、小指の3本指で、アクセルを人差し指1本で開けるテクニックが要ります。
どの指をつかうかはいろいろいあり、人それぞれなので自分がやりやすい指使いでOKです。

アクセルとブレーキレバーのあいだに指がはいるので、指がはさまらずにしっかりブレーキがかけられるようにレバーの位置や張り具合を調整しましょう。

ギア入れ、抜きの練習

シフトアップ・ダウンはムリにやると、ギアを傷めたりチェンジペダル取りつけ軸のスプライン (ギザギザ部分) をなめてしまったりするので、ふだんから練習しておきましょう。
公道ではなく、ほかの車や人がはいってこないところで。

さいしょはエンジンをかけずにバイクにまたがります。
クラッチをつないだまま、バイクを前後に動かして、ギアを入れたり、ニュートラルにしたりしてみましょう。
コツがわかればエンジンをかけて走ってやってみます。

けっしてムリにペダルを踏んだり、掻き上げたりしないでくださいね。
チェンジペダル取りつけ軸のスプラインをなめてしまいます。

これができれば、クラッチをつかったギアチェンジでも、なめらかになり、ギアを長持ちさせることができるし、変速のショックもなくなります。

発進停止が難!

ほかに車が走っていない林道はいいのですが、一般道に出ると大変です。
クラッチが切れないのでできるだけ停まらないようにしましょう。
信号のタイミングを遠くから見て、赤になりそうなら手前からシフトダウンしてスピードを落とします。

交通量が多い道路などではハザード出しながらできるだけ左に寄って走るようにしましょう。

それでも停まらざるをえないときは、シフトダウンしていって2速からニュートラルに入れます。

発進するときは無理やりシフトペダルを踏みこんで1速に入れなければなりません。
完全に停止した状態だとギアにも、エンジンにもよくないので足ですこし漕いで、いくらかでもバイクを前進させてから入れましょう。

こんな状態なのでとにかく道路の左に寄って、場合によっては後続車を先に行かせてから発進させたほうがいいでしょう。

予備と破損防止

そんなに重くもないしかさばらないので、レバーの予備を持っておくのもいいでしょう。
賞味期限もないし。

転倒したときにひん曲がったり、折れたりしてしまうので、いい方法があります。

レバーホルダーをゆるめておく

ハンドルの左右のフロントブレーキとクラッチのレバーホルダーのネジをゆるめておきます。
バックミラーを両手でつかんで動かすとやっと動くくらいがいいです。
ブレーキやクラッチ操作で動いてしまうようではゆるすぎます。

こうしておけば、バイクを倒したときホルダーが回ってくれるので、ミラーが割れるのもレバーが折れるのもかなり防げます。

アクセルワイヤーが切れた

困りましたね。

アイドリングを上げる

スロットル (アクセル) ・ストップ・スクリューまたはアジャスト・スクリューを回してアイドリングを上げます。
キャブ車ならバイクに乗ったままでも指で回せます。

あまり上げすぎないようにしましょう。

さっちゃん
スロットル・ストップ・スクリューの位置は見とこうね!

インジェクションだとドライバーが必要です。
あまりアイドリングが上がらないと聞きます💦
場所の確認とどれくらい上がるか試しておきましょう。

あとは速度が一定になったら順次シフトアップしていきます。
アクセルワークができないので、シフトアップごとに半クラッチをつかうことになります。
なので、この状態で長距離を走るのはおすすめしません。

チェンジペダルが折れた

取りつけ部がなめてしまった場合もおなじ。

方法① 3速発進でギアチェンジはしない

エンジンが停まった状態でプライヤーなどをつかい「3速」に入れます。

エンジンが回っていないとギアがはいりにくいことがあります。
クラッチをつないだ状態 (まあ、1人でやるからには自然にこの状態になりますが) でバイクを前後に動かし、すこしギアとギアの噛み合いがゆるんだところで回すとギアを入れたり、抜いたりすることができます。

上の「クラッチワイヤーが切れた」とおなじですね。

3速発進なのでクラッチミートはかなりむずかしいです。
これも練習しておきましょう!

そして、3速でのエンジンの回転範囲でしかスピードが出せないので、「クラッチレバーが折れた」とおなじように、まわりの車には充分気をつけて走ってください。

方法② プライヤーをチェンジペダルに取りつける

車載工具のプライヤーやペンチをチェンジペダル取りつけ軸のスプラインにかまし、針金でグルグル巻きにします。

とうぜん「針金」を携帯する必要があります。

セルが回らない

押しがけ

ふだんあまり乗ってないとバッテリーが上がることがあります。
家を出るときはかかったのに! 

また、古いバイクだとセルモーターそのものがイカれてしまうこともあります。

押しがけをしましょう。

 

  1. 3速に入れます。
  2. キーをONにします。
  3. クラッチレバーをにぎって、バイクを自転車のように漕いで、勢いがついたらまたがります。
  4. シートの後ろのほうにお尻を落とした瞬間に、クラッチレバーを放します。
  5. エンジンがブルンと回ったら、いったんクラッチを切ってアクセルをあおります。

何速に入れるかはバイクによって変わります。
圧縮比の低い2ストなら2速でも大丈夫でしょう。
4ストだと3速でないとタイヤがロックしてしまい回ってくれません。

できれば、舗装路の下り坂がベスト。

砂利道でもしっかりリアシートに荷重をかければタイヤは回ってくれます。

最低でも平らなところ。
上り坂はムリです💦

林道の下り坂の行き止まりでセルが回らなければアウトです! 

町中なら助けを呼んだり、最悪バイクを置いて別の交通手段で帰ってくることもできますが、山に行くならバッテリーのメンテはしておきましょう。

セルが怪しい状態で山にはいるのは避けるべきですが、どうしてもはいるなら坂の上でエンジンを止めましょう。

むかしのバイクのレースでは押しがけスタートもありました。

この場合、かんたんにエンジンがかからないのでバイクにまたがらず、横に腰かけてブルンといったら下りてまた押して走るのですが、バイクに乗ってないので不用意にアクセルを開けるとバイクだけ走っていってしまいます。

またがってしまうのが安全です。

まわりに車や人がいないところで充分に練習しておきましょう!

パンク

そのまま走る

パンク修理セットを持っていて直せるなら直したほうがいいですが、ないならそのまま走るしかありません。

さっちゃん
応急処置でもなんでもない😄

おじさんはオフロードバイク歴40年になりますが、林道でパンクしたのは1回しかありません。

そのときはパンク修理セットを持っていて直したんだけど、その後はつかうことがなく、携帯するのをやめました。

硬めのタイヤなら完全に空気が抜けていてもなんとか走れます。

チューブ入りなら、中のチューブはボロボロになる覚悟の上です。
たとえパンク修理しても、家に帰ったら新しいチューブに変えたほうがいいですね。

オフロードを走るときは空気圧を1キロとか、トライアルでは0.3キロとかまで落とすからあまりちがいはないです。

タイヤがよれたり、強い横Gがかかると、リムから外れたりすることもあるので、ゆっくり走りましょう! 

とくにフロントタイヤのパンクの場合はハンドルを取られるので要注意です。

フロントタイヤがパンク→できるだけ後ろに座る。
リアタイヤがパンク→できるだけ前に座る。

パンク修理セット

日帰りならパンク修理セットは要らないでしょう。
何泊かするツーリングなら持っていたほうがいいです。
とうぜんタイヤレバーなどの工具も必要なのと、いちどは自宅で練習しておきましょう。

パンク修理セットはあるけど工具がないからタイヤが外せなかったとか、修理のしかたそのものがわからなかったりしたら意味ないですからね😄

あくまで応急処置

バイクがふつうの状態ではないので、とりあえず山を下りて里に出たら、バイクは修理工場に預けたり、JAFを呼ぶなどして、ムリにそのまま家に帰ろうとしないほうがいいです。

転倒したり、車に追突されたりしたらバカバカしいですからね。

山から人里へ下りるための緊急手段です。

このまま公道を走りつづければ「整備不良」になります。
くれぐれも安全には充分留意の上、自己責任でおねがいします。

ひげおじさん
覚えたり、メモを取るだけじゃなく、かならずじっさいにやってみること!
さっちゃん
いろんなテクニックがあるのね!

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