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「釣り針」「見つかる」「玉手箱」
さて、釣り針さがしに来たはずが、美しい姫と結婚してそんなことは忘れちゃった山彦。
その後の竜宮城の暮らしは?
竜宮城の暮らし
美しいトヨタマビメと結婚して楽しく幸せにすごしていた山彦ですが、気づいたら3年もたっていました。
山彦がふさぎこむ
幸せなはずの山彦がふさぎこむようになってきました。
トヨタマビメを嫌いになったのでしょうか?
それとも、竜宮城の暮らしに飽きてきたのでしょうか?
いえいえ、自分がなぜここに来たのか思い出したからです。
釣り針をさがしに来た
山彦は兄の海彦の釣り針をさがしに来たことを思い出しました。
山彦の様子を心配してトヨタマビメはお父さんのワタツミに相談します。
ワタツミが山彦に事情をきくと、山彦は「釣り針をさがしに来た」ことを告白しました。
「なんだそんなことか! それならワシが魚たちに聞いてやろう! 」
🐠鯛の口から
海の魚たちが集められました。
「誰か釣り針を見たものはいないか? 」
「そういえば、鯛さんが喉になにか引っかかっていてごはんが食べられないといってました」
その鯛が呼ばれ、ワタツミが口の中を開けてみると釣り針が引っかかっていました。
ワタツミはその釣り針を取ってやりました。
「ありがとうございます。これでごはんが食べられるようになります」
玉手箱🎁
山彦はふるさとに帰ることにしました。
ワタツミは山彦にいいます。
「釣り針を返すときにはわたしがこれから教える方法で返しなさい」
そして、「2つの玉がはいった箱」まで持たせてくれました。
サメに乗って中つ国へ帰る
来るときは船でしたが、帰りはサメが送ってくれることになりました。
因幡の白兎で「ワニ」と呼ばれてたやつですね。
故郷に帰り、海彦に釣り針を返す山彦ですが…
海彦と山彦 ④ 山彦 故郷へ帰る。兄との戦い
古事記。日本書紀 ~ 最初の入口。超かいつまんだお話
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