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「最後の1コ」「遠慮」「気配り」
関東の1つ残しと関西の遠慮のかたまり
どちらもおなじです。
東、西にかかわらず人の考えること、性質はおなじだということです。
あとから文句をいう人がいる。
だれも手をつけないから食べたとたん
「食べたかったのに」
「まだ1個も食べてなかったのに」
という人がいます。
食べてしまったら吐きもどすわけにもいかないですよね。
それを承知でいう。
ほんとに食べたかったのか?
いや、食べたかったなら食べてるでしょう。
その気もないのに、人がさいごの1コを食べたとたんこういうことをいう人もイヤミです。
が、しかし
そんなことはいっさいおかまいなく、迷わずぜんぶ食べてしまう人がいます。
自分さえよければ
このような人は、人目を気にせず自分が欲しいものはすべて手に入れられるので一見、得な性格に見えます。
人の協力を得られない
単独で行動する野生動物なら生存に有利でしょう。
ところが社会で暮らす人の場合かならずしもそうではないのです。
他人のことを考えずに自分さえよければいいという人は嫌われます。
その人が何かしたいことがあっても、困っていても、だれも助けてくれません。
「いい気味だ」とさえ思われるでしょう。
けっきょくその人は思ったほど多くのものは手に入れられないのです。
何かを得ようとすればさらに人の妨害を受けるかもしれません。
損して得取れ
譲る
「人に譲る」のは一見、損のような気がします。
その瞬間だけ見れば、マイナスです。
しかし、長い目で見れば、困ったときに助けてもらったり、何かを分けてくれたりすることになります。
もちろん見返りを期待してはいけません。
ただ、傍若無人に振るまう人よりは、人の協力や助けを得られることが多くなります。