「モンゴル」「乗馬」「トレッキング」「草原」「外乗」
モンゴルの大草原を遊牧民と馬でトレッキングします。
寝泊まりはテント。
経緯
乗馬クラブに入会して1年ほど乗馬をやっていました。
外乗
乗馬クラブで馬場をグルグル回るだけの練習には飽きてきました。
もちろん基本は大事なんだけど、なんで馬に乗るかと言えば、馬で思いっきり駆け回りたいからです!
そこで馬場の柵の外に出て、野原を馬で歩けるメニューがあるのを知りました。
これを「外乗」といいます。
ちなみに「埒が明かない (らちがあかない) 」の「埒」とは馬場の「柵」のことなんですよ。
あっ、知ってました(^_^;)
国内の外乗
とりあえず「埒外」に出ました!
まずは、乗馬クラブのすぐ外を歩きます。
駆け足はありません。
もっと走りたい!
棚倉 (福島県)
ちょっと足を伸ばして棚倉というところに行きました。
けっこう広いところを歩いたけど、駆け足は30秒くらい…
日本は、何かと「危ない」といっていろんなことに制限がかかります。
ちょっとしたことでもすぐ訴える人がいるから、主催者側もできるだけやらせないようになってしまうんでしょうね。
海外に行くと「自己責任」の意識があるのでもっと自由にいろんなことができます。
アメリカのように歩道で転んで訴える人もいるかと思えば、わたしたち日本人から見たら「アホか! 」ということをするのも欧米人です。
由布院 (九州、大分県)
何か月かして、今度は由布院に行きました。
こちらはさらに広い草原。
浜辺というか海も。
けっこう、走らせてもらえました!
北海道の牧場
たまたま北海道に住んでたときに、個人の牧場でちょっとだけ馬に乗らせてもらったこともあります。
成東 (千葉、九十九里浜)
九十九里浜の砂浜を走ります。
ここは割と走らせてくれます✌
全開で走りたい人にはオススメ!
白馬は性格がひねくれたのが多いです。
他の馬にいじめられるから?
こいつはよく走るんだけど、勝手に海にはいっていきます。
残念ながらおじさんはビビりません😁
西部劇
夢はふくらみ、西部劇のイメージが浮かんだんです。
砂と岩の西部を馬で行く。
う~ん。行ってみたい。
実際、こういうツアーはあります。
「けっこう高いな~」
ツアーを探してると「モンゴル」の文字が。
モンゴル外乗
じつはおじさん。
1998年と2004年。2回モンゴルに行ってます。
両方まじえて書きます。
それまでは乗馬はもちろん、モンゴルに行ってみたいと思ったことも一度もありませんでした。
「モンゴルで馬に乗れるのか」
値段はかなり安いし、何より日本から近い。
移動時間が少なくて、時差もない!
それでモンゴルに行くことにしました。
ウランバートルから車で1時間くらい
ウランバートルの空港に着くと、日本語が話せる現地のガイドが待っててくれました。
1回めのガイドは大学生の男の子で名を「アルタン・スフ」と言いました。
日本語にすると「金の斧」という名前です。
モンゴル人の名前
悪魔にさらわれないように「人間らしからぬもの」の名前をつける習慣があります。
コックさんは学校の先生で夏休みだけのアルバイト。
「オド・ゲレル (星の光) 」というなんとも優美な名前です。
今でいったら「キラキラネーム」ですね🌟
2回めのガイドはキャピキャピのギャルでした(^^)
外見は丸っきり日本人です。
若い女性でファッションも今どきの若い日本の女性みたい。
名前はオヨーさん。
とても草原に乗馬トレッキングに行くような格好には見えません。
車の運転はオギーさんという男の人だったけどとても怖かったです。
急がなくていいと言うのに、やたらに追い越しをします。
対向車が来てても追い越します。
片側1車線の対面通行なのに、その時だけ真ん中に追い越し車線ができるような感じです。
テント泊しながら馬で歩く。
一般的にはこんなゲル (モンゴル語で「家」という意味) を思い浮かべるかもしれませんが
われわれはテントです(^^)
テントや食料、水、ビール、ウォッカまで車に積んで、運転手と、コックさんまでついてます。
一方、私たちは空港に迎えに来た今風のお嬢さんと、丸っきり言葉がわからない現地の遊牧民バイラーと、馬で草原を歩きます。
私たち日本人のツアー客に、現地のスタッフは4人。
なんと贅沢なツアーでしょうか。
これで採算は合うのか、こっちが心配してしまいます。
車は先回りして、お昼はお昼ごはんを作って、夕方はテントを張って晩ごはんを作って待っててくれます。
ときどき駆け足をすることもあるけど、モンゴルの広大な草原に行ったら、なんかゆっくり歩いてるだけで良くなりました。
乗馬未経験者でもツアーに参加可能
モンゴル馬は仲良し!
馬はしっかり調教されているので、まったく乗ったことがない人でも乗れます。
また、モンゴル馬は日本の乗馬クラブの馬よりずっと小ぶりなので乗り降りも楽です。
モンゴル馬は仲良しでとにかく群れたがるので、ガイドが先頭を歩けばあとは勝手にその後ろにくっついていきます。
鞍と座布団
ただ、楽しむには日本で少し馬に慣れておいたほうがいいでしょう。
初心者のいちばん大きな問題はお尻の尾てい骨のあたりの皮がすりむけて、その後、馬に乗って歩くのが辛くなるということがあります。
よく知ってる人は、小さい座布団を持って来ていました。
また、現地の人がつかう鞍は木でできていて長時間乗るとぜったいお尻が痛くなります。
遊牧民は座ることがほとんどないのでこれでいいんです。
観光客用にブリティッシュ (ヨーロピアン) タイプの鞍をつかっているところを選んだほうがいいです。
ウェスタン (アメリカ式) タイプは西部劇みたいで憧れますが、鞍の前に角がついてるので股間をぶつけると痛いです😄
証明書
草原を馬で旅した証明書です=^^=
縦に書かれているのはモンゴル文字。
横書きはキリル文字といい、長年ロシアの支配を受けていた証です。
モンゴル行きの航空券
モンゴル乗馬 ~ トレッキング。動物。現地の人。風景。
モンゴル乗馬 ~ テント泊
モンゴル乗馬 ~ ゲル
モンゴル乗馬 ~ まさか通訳ガイドとはぐれる! 現地の遊牧民だけ!
モンゴル乗馬 ~ エルデニゾー。ボグド・ハーン宮殿