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「ネズミ」「猫いらず」「粘着シート」
ネズミがいることを最初に知るきっかけ
💩うんち
台所の流しのまわりから、冷蔵庫の上、テーブルの上にポロポロと落ちてるのに気がつきます。
ハタネズミ
ゴマ粒くらいの大きさ。
色も、黒がすこし色褪せた焦げ茶色。
ゴマだと思って拾って食べないように。
わりと1カ所にまとまって落ちてます。
つまり、1カ所でまとめてやります。
クマネズミ
炊いたご飯粒よりも大きめ。
こちらは1コ1コ離れています。
カエルのうんちに似ています。
ていってもわからないか💦
うんちは毎日かたづける
そのままにしておくと、いつしたものかわかりません。
昨日の夜きれいにしたのにまたそこにうんちがあれば、またそこを通ったということがわかります。
一度通るとそこが安全と判断するのか同じところを通り、おなじところに💩をします。
安心するんですかね。
かならずしも台所や食べもののあるところではなく、使ってない部屋の布団の上とか、衣服の上にもするので腹立たしいです。
💩をしたということは、オシッコもしてるはずです。
💩はわりと乾燥してるのでトイレットペーパーなどでつまんで捨てます。
侵入経路
いま住んでいるところは茅葺きにトタンをかぶせた古い家なので、天井からも、床下からもいくらでもはいってこられます。
アパートにいたときは部屋中くまなく捜査すると、押入れの中の角にゴマ粒がたくさん溜まっている場所を発見しました。
見ると、床に敷いてあるベニヤ板と角の柱の間にわずかなすき間がある。
1センチもない。
5ミリくらいです。
でも、そこに厚めの板を張ったらその後そこに💩が溜まることもなくネズミも出なくなりました。
うんちを撒き散らさなければバレないのに!
これは野生動物ならみなそうで、糞は自分の存在と場所を天敵に教えてしまう危険なものです。
たんに動物というだけでなく自分が何の動物かもわかってしまいます。
うんちはネズミの侵入経路と通路をよく教えてくれます。
うんち道に沿って、粘着シートを置けば翌朝にはかかっています。
塞いでも意味がない!~ 穴を空けられる😱
どこだかわからないけど台所にはいれそうな隙間を徹底的に塞いでいきました。
もちろん厚い板で。
ところがある日、土間におがくずが散らばっているのを発見。
なんと3センチくらいある土間の巾木に穴が空いていました!
いや、空いていたのではなく、空けたんですね。
人間がドリルやのこぎりを使っても空けるのに苦労するところ。
有り体に言えば台所の扉は障子です。
紙です。
そんなところに穴空けなくても、紙を破ればすむこと。
暗闇でも見える反面、そういうところは視野が狭いんですね。
ネズミセンサー
穴に「何か」を詰めておきます。
ウェスでもいいし、嫌がらせで猫いらずとか。
ネズミが通ると当然それらは穴から外れて床に転がっています。
ああ、ここからネズミがはいったのね。
そのまわりに重点的に粘着シートを敷き詰めます。
猫の効果は?🐈
ありません。
おじさんは飼っていないんだけど、「猫は家につく」というように家のまわりに何匹かウロウロしていて、たまに中にはいってきます。
といってもおじさんに慣れているわけではなく、「自分の家」だと思っているようです。
ふつうは慣れてない猫だとそもそも人に近づかないし、人の気配がすればはいってこない。
もしも、はいってきてから人がいることがわかれば飛んで逃げていきます。
ところがこの猫はこちらを見向きもしません。
人に尻を向けてあちらを向いたまま。
どれだけ人に慣れてるのか、ナメてるのか?
おじさんを人間だとは思わず、いつの間にか「自分の家」に住みついた、二足歩行をする物体くらいにしか思ってないようです。
さて、猫の効果ですが、猫が家のまわりをうろついていて、中にはいってきても、ネズミは出ます🐁
ネズミの存在を知る②
足音
天井を歩く音がします。
ネズミそのものなのか、ネズミを追いかけてきた動物かわからないけど、歩きまわっています。
かじられる
はじめての家ネズミはピーナツチョコをかじりました。
テーブルの上に置いてあった個別包装のビニールを破り、チョコに歯型がついてます。
よくよく見ると、チョコは食べずに、ピーナツだけかじっていました。
米
それまでの人生では家の中でネズミを見たことがなかったので、スーパーで買ってきた米は5kgのビニール袋に入れたまま段ボール箱に入れて、無造作に台所に置いていました。
ある日、帰ってくると台所の床に米粒がパラパラとこぼれている。
自分でこぼしたのかな?というレベル。
しかし、米を研ごうとしてビックリ。
袋を持ち上げると袋の下から米がザーッとこぼれました。
見ると、端っこが破れています。
さらに、入れてあった段ボール箱を見ると、角に穴が空いてる。
穴といっても直径1センチもないのでネズミだとは思いませんでした。
どちらもきれいな切り口ではなく、いかにも「かじった」ような感じです。
ネズミは警戒心が強い?
いいえ、ネズミは人間をナメています。
だから、寝静まったあとではなく、人が起きてガサガサやってるときにも姿を現します。
はじめてのネズミのときは、「家の中にネズミがいる」という概念がなかったので「何かいる!」しかわかりませんでした。
ためしに小皿に米を10粒くらい入れて、台所の床に置きました。
10分くらいして台所に行くと、もう空っぽです!
1粒残さずきれいに。
やっぱり「何かいる!」
はじめてのご対面は綿ボコリ?
おじさんは晩ごはんを食べ終わり、テレビを見ていました。
しばらくするとテレビの脇から大きめの「綿ボコリ」が出てきました。
テレビの後ろに綿ボコリがあるのはわかるけど、風もないのになんで出てきたんだ?
おじさんがビクッとしてその大きめの綿ボコリをよく見ようとすると、綿ボコリはクルッと向きを変えてまたテレビの後ろに消えていきました。
謎の物体、生物?
心臓がドキドキします。
まだネズミだとは思っていません💦
テレビを見終わって台所で食器を洗っていると、また「なんか気配」を感じました。
後ろを振り向くと、そこには部屋の真ん中をカンガルーのようにピョンピョン跳ねていくネズミの姿がありました。
どこが警戒心が強いもんか!
人がいるところを、しかも壁際ではなく、部屋の真ん中をこれ見よがしに跳ねていくとは!
風呂場のほうに消えていきました。
その晩のお風呂が怖かったこと。
猫いらず (殺鼠剤) は役立たず
さっそく次の日、猫いらずを買ってきてあちこちに置きました。
しかし、猫いらずにはまったく手をつけません。
デスモアはダメです。
以前もつかったことがあるけど、ほじくり返すだけで、そのうちカビが生えてきて捨てることになります。
防虫剤
防虫剤であって、防鼠剤でないことは百も承知ですが、人間でも嫌な薬臭い揮発性の匂い。
ネズミも嫌がるのではと部屋のあちこちに置きました。
また、ムカデも出るのでムカデよけにもなると聞いて。
結論
まったく利かない。
ムカデは相変わらず出るし、何より防虫剤はかじられて、腹いせか、人間に対する挑戦状のつもりか、💩までつけられている。
粘着シート
これは使いたくありませんでした。
ゴキブリホイホイといっしょで本体を見なくてはならないからです。
猫いらずを食べて見えないところでお亡くなりになってほしいです。
しかし、猫いらずがまったく役に立たないのでこれを使うしかありません。
エサもないのにこんなもので捕れるのか?と思いつつネズミの出るところに、通るであろうところに置きました。
説明書には台所の流しの下や、トイレ、風呂場、脱衣所の排水口のまわりと書いてあったんだけど、おじさんはテレビの後ろに置きました。
翌朝
朝起きると、ボロい自転車のブレーキみたいな音がしました。
「キー、キー」と音がします。
でも、ずっとしてます。
どんだけ長い自転車なんだ?と思い、ふとテレビの後ろを見るといました!
体長5センチくらいの「綿ボコリ」が2体。
おじさんはネズミというとハツカネズミのイメージしかなかったので、はじめて見るネズミは目も耳も小さくてずんどうで足も短く、動物に見えなかったんですね。
灰色の丸い棒にしっぽがついてるような感じです。
そう。毛ばたきのような感じです。
置いた翌朝には捕れた。
しかもテレビの後ろ。
クマネズミ
これは田舎の一軒家に来てはじめて見たんですが怖いですね。
やはり、台所まわりにうんちが点々と見られるようになったのがはじまり。
その後、米と乾そばのビニール袋がかじられているのを発見。
不思議なことにカップ麺はかじられませんでした。
食器棚には置けないので、食べものは衣装などを入れるクリアケースに入れました。
夜、台所で接近遭遇!
晩ごはんも食べ終わり居間でくつろいでいて、洗い終わった食洗機を開けに台所に行きました。
しばらくゴソゴソやっていると、とつぜん黒い影が視界の片隅に映り、台所の棚から窓の桟を通って冷蔵庫の後ろに飛んでいきました。
デカイ!
冷蔵庫の後ろを覗いたりバンバンやったけど出てくるわけがない。
人がいなくなるまでそこに隠れていてまた出てくるんでしょう。
これも、こちらはネズミがいることに気がついていなかったのだから、その場でじっとしていればわからなかったのに。
わざわざ、姿を見せるのは脅しでしょうか?
人をビビらせてこの家から追い出す。
あっ、でもそうしたらエサがなくなるから損するか。
やはり効かない猫いらず
効かないというのは死なないということでなく「食べない」ということです。
食いつきが悪いので米を猫いらずの上にすこし撒きました。
すると、はじめて猫いらずがとっちらかっていたんだけど、猫いらずの量は減ってないので、どうやら中身をぶちまけて米だけ食べていったようです。
プラスチック製の米びつがかじられる!
長い時間かじったようですが、けっきょく穴を空けることはできず腹いせにうんちだけして帰っていったようです。
食べものはすべて衣装ケースにしまう ~ 最善の方法!
めんどうですが食器棚などには何も置けません。
きっちり留め具を閉めなくても大きいものならフタをかぶせておくだけで開けられることはありません。
ネズミ1号を捕獲したあとは、米もタッパーに小分けして衣装ケースにしまいました。
最善の方法
結果的に、粘着シートにはつかなくなかった。
猫いらずは手をつけない。
はいってきてもエサがないということを思い知らせるしかありません。
ネズミも暇ではないと思うので (たぶん) 、エサがないところに危険を犯してまではいってこないと思います。
ときどき、偵察ではいってきてもエサがなければ「ちぇっ!しけてんなこの家!」って感じではいってくる頻度は減るようです。
ネズミの好きなもの
好きなもの
米
プラスチックの入れものをかじってでも空けたいのでよほど好きなんでしょう。
現に、茨城のアパートではビニル袋のまま置いといて穴を空けられたので。
油かす
天ぷらやフライを揚げたあとの油かす。
油缶の油こし紙を捨てたらゴミ箱から引きずり出されきれいに掃除してくれてました!
冷凍食品のとんかつの衣なんぞもやられます。
レトルトハンバーグがはいってたビニル袋
匂いがいいのか引きずり出されます。
でも、中身はないので舐めるだけ?
意外に手をつけないもの
卵の殻
ハンバーグの袋は引きずり出されるけど、卵の殻は手をつけませんね。
野菜😄
野菜も食えよ!
っていうか、草は外にいくらでもあるから?
キャベツ、トマトなどはそのへんに置いといてもけっして手をつけません。
しかたなしに粘着シート
米びつは片づけずにあえて場所を変えずに、まわりをぎっしり粘着シートで埋め尽くしました。
いかにも怪しげな黒い板が取り囲んでます。
もしネズミが警戒心が強いなら近づかないでしょう。
横に置いてあった炊飯器もあえてそのままにして、昨日とおなじ風景を演出しました。
台所の棚のうんちがよく落ちてるところにも置きました。
まわりの食器もあえて片づけずにそのままにしておきます。
翌朝、いました!
見たくないですね。
大物です。
体長15センチくらいはある。
しっぽまで入れれば30センチくらい!
写真は撮ったけど載せません。
粘着シートのヘリでなくて真ん中に倒れていたのでやはりジャンプして米びつにアタックしたけどプラスチック製なんでつかまることができずにシートの上に落ちたという感じです。
炊飯器の上からジャンプした可能性が高いです。
2号
米びつを荒らしたヤツは退治したけど、その後も💩があちこちに撒きちらされます。
こんどは土間から台所の入口で捕まえました。
やっぱりネズミより人間さまのほうが賢い。
やつらの通り道はだいたいわかります。
いわゆるネズミ捕り
ネズミの話をしたら知人がこんなものを貸してくれました。
本体は見たくないんだけど、粘着シートもかからなくなったので使ってみるか。
食べものはぜんぶしまったので荒らされないんだけど、「ここに来ました!💩」と印をつけていくので不潔です。
食べものがないんで、段ボール箱の上とか、使ってない隣の布団の上とか。
やつらは高いところに登る習性がありますね。
食べものあるなしにかかわらず。
ネズミ捕りは不発に終わったので返しました。
あまりにも見た目が怪しすぎますね。
食いついたエンドキラー!2020年9月20日
おなじワルファリンの猫いらずですが、天井裏に投げこんだところ、ぜんぶ袋がかじられそのうち1袋は完食でした!
中身はデスモアとおなじようななぜかピンク色の粒粒ですが。
どうせ天井裏だから色なんか見えないはずだけど。
どちらかというと人間がまちがって食べないようにわかりやすい色を付けてるんでしょうかね?
むしろ、子どもはお菓子だと思って食べてしまうような気がしますが。
これが効いたのか、餌にありつけないので見切りをつけたのか出なくなりました。
出ないといっても姿を見ないということではなく、ビニール袋がかじられたり、💩を撒きちらされることがなくなったということです。
食べなくなる
食べものでないとわかったのか、慣れてしまったのか、最近では食いつかなくなりました😅
2021年6月25日