カメムシ捕獲器

ペットボトルをカッターで切る。

「カメムシ」「捕獲器」「アルデヒド」「コリアンダー」「パクチー」

用意するもの

  • ペットボトル (500ミリリットルくらい。できれば四角いものがいい。窓やベランダの床など平らな方がすくいやすいです)
  • カッター
  • ビニテまたはセロテープ

つくってみよう!

  1. ペットボトルをいちばんふくらんでるあたりで切ります。
  2. 上戸のような口を逆さにして本体にさしこみます。
  3. ビニテ、セロテープなどで固定して完成!
ペットボトルをカッターで切る。

ペットボトルをカッターで切る。手を切らないように気をつけてね! 上戸になる部分はできるだけ斜めになっているものがいいです。平らだとなかなかカメムシが中に落ちてくれません。

口を逆さにして本体に刺す。

口を逆さにして本体にさしこむ。ペットボトルの切り口でも手を切らないようにね。心配な人は切り口にそってグルッとビニテなど巻いておくといいですね。

ビニテ、セロテープなどで留めて完成!

ビニテ、セロテープなどで留めて完成!

捕まえかた

窓やカベに張りついてるカメは下からすくうと中に落ちます。

ベランダの床などは、使い古しの歯ブラシなんかで、ほうきと、ちり取りでゴミを取るようにして、ペットボトルを立てるとポトンと中に落ちます。

kame カメムシ罠 塗りつぶし

捕まえたカメムシ。目の毒なので隠してます(^_^;)

電球の傘の中にいる場合

電球の傘

下にペットボトルを当てて傘を叩くと中に落ちてくれます。

中に油を入れるときはこのようにグルっとビニテを巻きましょう。
短い時間なら横に倒しても油が漏れません。

さっちゃん
見えるのが気持ち悪いという人は、紙などをまいて隠してね(^^)
クマ
臭いを出すので部屋には置かないほうがいいね!

油は入れたほうがいい

ただペットボトルに入れただけだと2~3日後には脱走してもぬけの殻です(^^)
また、油を入れとかないと臭いが部屋に広がってきます(^_^;)

使い残しの天ぷら油がいいです。
灯油のように粘度が低い油だと横にしたらすぐ漏れてしまいます。

水はダメですよ。
カメムシは浮くし、いずれ壁をよじ登って外に出てきてしまいます。
倒したときに水も漏れるし。

ひげおじさん
使い残しの天ぷら油などを1センチくらい入れておくとペットボトルの壁をよじのぼって来ることもないし溺れて死んじゃうよ! それから油を入れとけばいくらかカメを見なくてすむから=^^=
昆虫はおなかに「気門 (きもん) 」という「空気取り入れ口」があって、これがふさがると窒息して死んでしまいます。もちろん水でもいいんだけど、虫は水から出ると水をはじいてすぐ息ができるようになってしまいます。ところが、油だとベタベタして体についたままなかなか取れないので都合がいいんです。それから水だとペットボトルが倒れたときにすぐに流れ出してしまいますが、油ならすぐ起こせば流れ出さずにすみます。G虫に洗剤をかけると死ぬのも同じ理由です。油でもいいんだけど、油を使うとG虫が這ったあとが油だらけになって後始末が大変なのと、台所には洗剤が置いてあるからです。

カメムシの性格、行動

寒いからという理由で家に入ってくる虫はカメムシだけでしょう。

そのくせ警戒心はとても強いです。

そのわりに間抜けです。
だからカンタンに捕まえられるんだけど(^^)

勝手にひっくり返る

これも地球上の生き物でカメムシだけでしょう。

虫でも、動物でもおなかは弱点なのでできるだけ相手に見せない。
寝るときでも、敵に襲われたときでも丸くなっておなかを守るのがふつうです。

ところが、こいつだけは逆です。

人に見つかると (というよりこっちは存在さえ気づいてないのに、たまたまそばを通りかかると) いきなりひっくり返って足をバタバタさせます。

わざわざ自分の存在をアピールして、弱点であるはずのおなかを見せます。
また、ひっくり返った状態では逃げることもできません。
にもかかわらず、触りもしないのに、いやそこにいたことも気づいてなかったのに、わざわざ自分からひっくり返ります。

これはもう「臭い液を吹きかけるぞ! 」という意思表示以外の何ものでもないでしょう。

そして、やつらは自分自身を自分の液から守るためにおなかのほうが硬く、丈夫にできてます。
意外と背中のほうが弱いです。

ポロッと落ちる

これは虫全体の行動ですが、カメムシはとくにそうです。

よく「死んだマネ」というけどそうではありません。

いちばん早く逃げられるから

です。

歩けば遅いので捕まえられてしまいます。
また、飛んでもアブやハチ、ハエのようにいきなり高速で飛べないので軌跡をずっと追われて捕まります。

重力加速度に任せて「落ちる」のがいちばん早い逃げかたなのです。
野外ではだいたい下は草むらなのですぐ隠れることができます。

そしてカメムシが高等技術を使うのは、落ちる瞬間に「ちょっとだけ横に飛ぶ」ことです。

真下に落ちればすぐ見つけられるのに、ポロッと落ちたあと行方不明になることが多いです。

動くものはよく見える

なので、虫は落ちてからしばらくじっとしてます。
せっかく敵の目から逃れたのに、歩けば見つかるからです。
家の中ならいざしらず、草むらでは落ちて動かない小さな塊を見つけるのは至難の技です。

素早い動きには反応しないが、ゆっくり近づくものには反応する

知らずに戸を思いきり開け閉めしたときに扉にそのままくっついていることがよくあります。
あら、いたの? という感じ。

洗濯物などをバサバサやっても落ちないくせに、部屋に取りこんだあとひそかに部屋の別の場所に移動します。
またバサバサやるときには臭いを出しません。

ところが部屋の壁にカメムシを発見して、ガムテープを持ってそお~っと近づくとあと20センチくらいのところでポロッと落ちます。
目で見ているのか、人間の体温を感じているのか、はたまたこちらの並々ならぬ殺意を感じているのかわかりませんが(^^)

なのでペットボトルを下にあてがい、上から手をそっと近づけるとペットボトルの中に自分からポロッと落ちてくれます(^^)

これがトイレットペーパーやガムテープより都合のいいところです。

意外と不用心

困るのは部屋や廊下の床の真ん中に佇んでいることがあることです。
よく見えるんだけど、気がつかなければ踏んづけてしまいます。

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カメムシの臭いと攻撃。そしてその毒性

カメムシの臭いは「おなら」のようなガスだと思ってたら、「液体」でした。
しかも「ヘキサナール」とか「トランス-2-ヘキセナール」という「アルデヒド」で「油」の一種です。
油なので、洗剤である程度落ちますが、しつこい油汚れみたいなもので一回洗濯したくらいでは、なかなか取れないこともあります。
油は油となじむので、いちど油をつけて揉んでから洗濯するといいかもしれませんね。

アルデヒドは「極性」がある (電気的かたよりがある) ので水に溶けると言われていますが、じっさいには水で洗ってもまったく取れません。

カメムシはつつくと、すぐひっくり返ります。
別にびっくりしてひっくり返っているわけではありません。

カメムシの臭いのもとは、お腹の足のつけ根あたりから噴射されるので「敵」におなかを向けるんですね。
地面に臭いを吹きつけてもあまり効果がないからです。
ふつうの動物は (虫も) おなかが弱点なのでおなかを敵に見せることはないんですが、こいつだけは違います。

「ほれほれ! 臭い匂い吹きつけちゃうぞ! 触れるもんなら触ってみい! 」と挑発してきます。

挑発に乗って触ってはいけません(^^)

カメムシの液が付いた指

カメムシの液が付いた指(中指のオレンジ色のところ) 

おじさん、別に挑発に乗って触ったわけでも、ネタのために触ったわけでもありません。

仕事中、知らずにカメムシに触ってしまったようで「なんか臭いな」と思って手の匂いを嗅いだら手が臭い!
手袋をしてたけど中までしみこんでいたんですね。

白い紙の上でカメムシに「させる」と無色透明です。

なのでオレンジ色の液がついたのではなく、手についてから化学反応を起こして手が変色してしまったようです。
このあとお風呂に入っても色も臭いも取れませんでした!
次の日も変色したままです。皮膚の中に侵入して組織を変性させてしまったようです。

アルデヒド

アルデヒドはタンパク質と反応して「凝固」させる働きがあります。

またアルデヒドは「刺激臭」と「辛味」を持ちます。

もっとも、アルデヒドが「臭い」のでも「辛い」のでもなく、人間にとって「毒」なのでそれを触ったり、口に入れたりしないように「臭く」感じたり、「辛い」と感じたりするように人間ができているんですね。

というか「臭い」「辛い」と感じない人はもうこの世にはいなくなってるんです。
「臭い」「辛い」と感じた人が生き残っただけの話です。

毒は「苦い」「辛い」「臭い」

「毒」はだいたい「苦い」「辛い」「臭い」と感じるようにできてます。
上にも書いたように、そう感じて避けた人だけが生き残っただけのことです。

子どもがピーマンを嫌うのは当たり前のことなので無理に食べさせる必要はありません。
大人になると味覚が変化してきてある種の「苦味」を「おいしい」と感じるようになります。
また人類の長い経験上「苦い、辛い、あるいは臭いけど食べても大丈夫なもの」を覚えてきたので、本能的に「苦いもの」を避けるのは必要なことです。

納豆やチーズなどの発酵食品。
「発酵」というと聞こえがいいけど、はっきりいうと「腐ってる」んです。
子どものときから、「これは食べ物だよ」と教えられてきたから食べるけど、それをまったく知らずに大人になって、ある日、粘って糸を引いて「臭い」豆を目にしても食べるでしょうか?

最初に食べた人は勇気があるというか、安全装置の鼻がいかれていたのか、はたまた他に食べるものがなくて仕方なしに食べたのか…
それを見ていたまわりの人が、食べた人が病気にもならず死にもしなかったので、食べても大丈夫そうだねって、食べるようになったのかもしれません。
おそらく「毒」のものを食べて死んでしまった人もたくさんいると思います。

納豆も「腐る」ので気をつけましょうね。
納豆菌ではない他の雑菌がわいたら食べてはいけません。
そこは納豆ではない別の「臭さ」があるはずです。

ひげおじさん
わしゃ、そもそも納豆もチーズもダメなんでね(^^)
さっちゃん
おいしいのに!

栄養があるものは「甘い」「おいしい」

これも生きる上で重要な要素で、栄養があるものは「甘い」「おいしい」と感じた人が生き残っただけのことです(^^)

コリアンダーはカメムシの匂いではない!

coriander コリアンダー

最近、コリアンダー(パクチー) =カメムシの臭いだとネットで広がってるけど、コリアンダーは「爽やかな香り」です。

スパイス一覧はこちら

成分が同じだというデマも広がっているけど「違います

クミンとならんで、カレーの主な香りになっています。

コリアンダーの香りの成分は、ピネン、デカナール、ノナナール、リナロールなど。
カメムシは、ヘキサナール、トランス-2-ヘキセナールでしたね。

「~ナール」というのは同じ「アルデヒド」なんだけど、
炭素数の多い「デカ (10) 」「ノナ (9) 」「オクタ (8) 」などは「花や果実の香り」
炭素数の少ない「ヘキサ (6) 」や「ペンタナール (5) 」「ブタナール (4) 」などは「青臭さ」「強い刺激臭」を伴います。
炭素数の少ないものは「低級アルデヒド」と呼ばれます。

なのでコリアンダーをカメムシと一緒にしないように!

トランス-2-ヘキセナールは別名「青葉アルデヒド」と呼ばれ、キュウリの匂いの成分です!
これは、おじさんも納得(^^)。たしかに…

カメムシの呼び名

ネットで検索するといろいろ出てくるけど、おじさんが独自に得た情報を載せます。

ハットウジ (岡山県北)
ガイダ (岡山県北)
ジャクジ、ジャクゼン (愛媛県)
こぶた (神奈川県の一部、東京都の檜原)
ヘクサンボ (福井県) 

八塔寺 (はっとうじ)

岡山県の南東部、備前市。兵庫県との県境に、八塔寺というお寺が実在します。八塔寺山という山があり、八塔寺という地名もあります。

昔、八塔寺のお坊さんが、お金がなくて薬を売り歩いたと。
その薬が「くさかった」ので「ハットウジ」と呼ばれるようになった、という説がありますがほんとかどうか(^^)

さっちゃん
うちではこう呼ぶ! というのがあったらコメントしてね!

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冬に向けてカメムシ対策

網戸は外しましょう!

網戸はカメムシにとってとても魅力的なベッドです。
まだ寒いとはいえない夏の終わりくらいから、ちょっとでも涼しくなると網戸に張りつきに来ます。
網戸を外した途端、ガラス戸は冷たいので寄りつかなくなります(^^)

窓を開けられないって?
網戸にしておいて隙間からいつの間にか室内にテレポーテーションするよりいいです。
窓を開けた途端ブ~ンと飛んでくる確率は低いです。
奴らは網戸に張りついていて隙間を探したり、人が網戸を開ける瞬間を待っています。

夜は電気の明かりに寄ってくるので窓を開ける前に明かりは消したほうがいいです。

洗濯物の対策

これはカメムシにとって最高の布団なので防ぎようがありません。

対策としては下の2つしかありません。

  1. 取り込む前に外でカメムシを払う。
  2. 部屋干しにする。

ついたものを払うか、はじめから外に出さない。
部屋干しにすれば、部屋の中にカメムシがいないかぎり付くことはありません。
でも、部屋干しだとどうしても生乾きの匂いがしてイヤですね(^_^;)

逆にカメムシをおびき寄せる

段ボール箱

どうしても外に干す場合は、「洗濯物よりも魅力的な布団」を用意するという手段があります。

段ボール箱をつぶして少しだけ隙間がある状態で風があまり当たらない日なたに置いておきましょう。
カメムシは段ボールに集まってきます。
その分、いくらか洗濯物に行く奴が減ります(^^)

カメムシはかならず家に寄ってくるのでこれを追い払うことはできません。
洗濯物以外の場所に「集める」作戦です。

ゴキブリホイホイ

要するにカメムシは「寒さ」を避けるために「暖かくて」「風が当たらない」場所に集まってくるんです。

それが洗濯物だったり、ダンボール箱だったり。

ためしにゴキブリホイホイをベランダの日当たりが良くて、しかも風があまり当たらない場所に置いたらかかってました(^^)
わざわざ買う必要はありません。
うちはゴキブリが出ないので戸棚に眠ってました。

エサの匂いに誘引されるわけではないので、段ボール箱や、厚手の紙の空き箱の下に強力な両面テープを貼っておけばどんどん集まってきて貼りつくでしょう。
溜まったらそのまま捨てればいいです。
箱は上のフタをしてカメムシがはいれる隙間をすこしだけ空けてときます。
たぶん、わざわざ隙間を作らなくても奴らは入ってくると思うけど=^^=

どんな刺激に対して匂いを出すのか?

触らなければ?

よくカメムシは触ったりしなければ匂いを出さないといいますね。
ウソです(^^)

勝手に匂いを出す

近寄ってもいない、何もしていないのに匂いを出すことがよくあります。

たとえばトイレに行こうとして居間の戸を開けるとすでに風呂の脱衣所や玄関が臭いことがあります。
匂いがするので逆にカメムシがいることを知ります。
そして、たしかにいます。
まだトイレの戸を開ける前から臭いです。

反対に洗濯した靴下の中にいるのを知らずに思いっきり履いて「パリパリッ」とイヤな音がして慌てて脱いでも匂いを出さないこともあります。
あまりにびっくりしてカメムシも出せなかったんでしょうかね(^^)

電気ショック

虫用のスタンガンみたいなものがあります。
高い電圧の静電気で虫を気絶、あるいは殺してしまう道具です。
試してみたら死ぬ前に匂いを出すのでNGです。

瞬間冷凍スプレー

瞬間的に凍らせれば匂いを出してる暇はなかろう。
ダメでした(^^)
凍る前に匂いを出します。

紙ですくって

はじめはこうしていました。
紙の上に自分から歩いて乗るようにして窓を開けて外に捨てる。

夜だと、明かりを目ざして窓を閉める前にブ~ンとブーメランのように部屋に舞い戻ってきます(^_^;)
せっかく殺さないで外に出してやろうとしてるのに😡

一般的な取り方

トイレットペーパー

もったいないからと少ししか使わないと手に臭いがついてしまいます。
多めにちぎってカメムシを鷲づかみしたらトイレに直行。
すぐ流します。

あとで用を足したときについでにとかいうと、やつらは水に浮いた状態でも臭いを出すし、時間が経つと便器をよじ登って外に出てきてしまいます。

でも、うまく全体を包みこむようにしないと手に臭いがつくことがよくあります。

ガムテープ

背中からそっとガムテープを当てて丸めて捨てる。

しかし、これもやり損ねると手に臭いがついてしまいます(^_^;)

紙のクラフトテープは粘着力が弱いのでNG。
高いけど布のガムテープにしましょう。

とはいうものの最近は何でもコストダウン→品質の低下で、布テープも粘着力が低くなっています。
くっつかないで床に落ちてしまうことがあります。
そこで行方不明になってしまうことがけっこうあります。

1匹2匹ならともかく…

大量に出たときはトイレットペーパーもガムテープも、いくらあっても足りません。

また、電球の傘の内側なんかに入ったときは取れません。

ペットボトルなら傘の下にスタンバイして傘を叩くと中に落ちてくれます✌

ひげおじさん
うちではこんなふうに取ってるといういい方法があったら教えてね✌

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ペットボトルをカッターで切る。

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