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「サイドスタンド」「センサー」「切る」
サイドスタンドが降りてるときに、ギアを入れるとエンストする。
これはサイドスタンド出しっぱなしで走り出さないための安全装置です。
もちろん初心者の方、いや普通の方は触らないほうがいいです(^_^;)
写真はセロー250です。
4mmの六角レンチでかんたんに回ります。
車載工具にもついてます。
スイッチをななめにして、スイッチが押されないようにしました。
切ると、あとで元にもどしたいときに面倒なので位置をずらすだけにしときました。
なぜ外したのか?
- 林道などで倒したときに、センサーの誤作動でエンジンがかけられない (ギアが入れられない) 状態になるのを避けるため。
- バッテリー上がり。セルの故障。押しがけできる場所でないところで、回しがけをするため。
① これはじっさいに一緒に走りに行った友人が、バイクを倒してサイドスタンドを壊して、ギアを入れたらエンストしてしまう状態におちいったことがあるんです。
そのバイクはスイッチが押されてないとエンストするように作られていたと思います。
スイッチを押し込んだ状態で固定して帰ってきました。
サイドスタンドは上がってますよ~とバイクには言う(^^)
バイクには目がないので、スイッチさえ押しとけばサイドスタンドは上がってると思うわけです。
その点、セロー250はスイッチが離れるとエンストしない方向になっているので良心的というか、ふつうは、そのように作るでしょう。
これなら万一、サイドスタンドがもげても体制に影響はないわけです。
それでもスイッチそのものがイカれることもあるので、そのときは、線を「切る」か「直結」にするかのどちらかです。
私のバイクはどちらかわからないんだけど、スイッチ・ボタンが飛び出た状態でOKなので、たぶん「切る」ほうでしょう。
それでもしダメなら、線を直結してしまえばいいです。
直結 (短絡、ショート) にしたほうがいいという意見、またはすでに直結にしているという情報をいくつかいただきました。2018年4月25日
TT-Raidなんか身長163cmで短足のおじさんには地面が遠かったので、だいたいサイドスタンドを立てた状態でまたがり、エンジンをかけ、ギアを入れてクラッチつなぎながらサイドスタンドを蹴り上げるようなこともしてました(^^)
これなら最初から最後まで、地面に足をつけなくてすむので=^^=
② 回しがけ
あくまでセルは回らない。キックスターターはついてない。押しがけもできない場所。エンジンがかからないと生きて帰れないというような状況を想定してます。
ハスラーもMTXもキックスターターがついてたし、TT-Raidはセルがついてたけどオプションでキックペダルをつけときました。
これは正解でした。
たまにしか乗らないのですぐバッテリーが上がってしまいます。
また、20年乗ってて最後の方はセルモーターそのものが逝ってしまいました。
キックペタルをつけといて良かった。
Raidでキックスタートもこれまた大変ですけどね(^^)
さて、20年乗ったRaidに別れを告げ、セローに乗り換えたんだけどキックスターターがついてないのがとても心細いです。
まあ、山まで走っていってバッテリー上がりはないと思うけど、断線とか、セルの故障はありえます。
となると、押しがけなんだけど、最低でも平らか下りである程度、距離がないと押しがけはできません。
下りの行き止まりでエンジンかからなかったらアウトです。
そこで大昔、ある人がやってた「回しがけ」を思い出しました。
それはオンロードバイクでセンタースタンドがついてました。
ギアを3速に入れてキーをONにして、手で回すと簡単にエンジンがかかります。
RZ250です。
2ストロークで圧縮比が低いからできたんでしょう。
セローで補助スタンド立てて回してみたけど、3速はおろか、4速でも回りません(^_^;)
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