目次をご覧になりたい方はクリックしてください→
「困ったちゃん」「めんどくさい」「生徒」
困ったちゃん
オンラインにかぎらす先生をしていると「めんどくさい」生徒がいます。
めんどくさいくらいならいいけど、「有害な」生徒もいます。
あっ、べつに先生をしてなくても、世の中には「めんどくさい」輩がうようよしています。
自分に関係ない相手ならほっとけばいいんだけど、家族、会社の上司、同僚なんかだとつきあわざるを得ませんね。
あなたが犠牲になる必要はまったくなく、家族なら離れる、離縁する、会社なら辞めるという手もあります。
それはけっして恥ずかしいことではありません。
恥ずべきは「めんどくさい」輩です。
知ってた!I know!
ぜんぶ知ってるなら勉強する必要はありません。
わざわざ高い金を払って、貴重な時間を費やして、先生の授業を受ける必要はありません。
妙なプライド
あなたは日本語を勉強したいから授業を受けるんですよね。
いえ、わたしはけっして生徒を見下しているわけではありません。
むしろ、生徒の経験が長いので、やる気もないのに権力だけ振りかざす教師にうんざりしてきました。
ふつうの先生より生徒の気持ちをよく知っています。
趣味で語学を勉強する人には注意!
語学の勉強には、時間、労力、お金もかかります。
生半可な気持ちではできません。
おじさんの例を言えば、
アメリカで飛行機の免許を取るために英語を勉強した。
スペインでフラメンコを見たいためにスペイン語を勉強した。
モンゴルで馬に乗り、遊牧民とコミュニケーションを取りたいがためにモンゴル語を勉強した。
パリ・ダカール・ラリーに出たいためにフランス語を勉強した。 (主催者はフランス人なのでブリーフィングはすべてフランス語)
ロシアンラリーに出るためにロシア語を勉強した。
子どもがドイツにいるのでドイツ語を勉強中。
でも、語学の勉強を趣味にしている人たちがいます。
なぜ日本語を勉強するんですか?
ふつうは、
「いつか日本に旅行に行きたい」
「日本で仕事をしたい」
「JLPTを受けるため」
「アニメ、マンガを見るため、読むため」
「日本の文化に興味がある」
などの答えが返ってくるのですが、中には
「べつに日本に興味はないけどたまたま」
という人がいます😵
語学の勉強は大変なので強い「動機」「目的」「必要性 (はっきり言ってその言語を習得しないと生きていけない) 」などの理由が必要です。
でも、いるんです。
まあ、こういう人たちは「オタク」です。
コミュニケーション能力
語学を趣味にしているにもかかわらず、人とのコミュニケーションが苦手。
おそらく、リアルの友だちがいないでしょう。
すべての語学学習者に言っときます。
いちばん大切なのは文法知識ではなく、コミュニケーション能力です。
「何とかして相手の言うことを理解したい」
「何とかしてこちらの意思や気持ちを相手に伝えたい」
という気持ちと行動です。
そのためには言葉だけでなく、ボディ・ランゲージや文字や絵で書くことなどを駆使します。
I know! 知ってた!
生徒が言いよどんだり、ことばが出てこなかったりするときに助け舟を出すんですが、そうするとすぐに
「I know! 知ってた!」
といいます。
ネットによくいる連中です。
誰かの記事や投稿に対してすぐ「知ってた」というやつら。
だれもあんたに聞いてないよ😄
わからないから助け舟を出したのに「乗船拒否」します。
台風が接近してるのがわかってるのに川でBBQをしていて、そのうち増水した川の中州に取り残されたのに、
「来るんじゃねえよ!」
と、救助を拒み、子どもをふくむ何人かが流されて犠牲になった事件を思い出します。
崖から落ちそうになったから手を差し伸べたのに、その手を払いのける連中😄
さよなら。
知らない!No, No! I don’t know!
いやはや、「知ってた」もめんどくさいけど、何を言っても「No, No!」もめんどくさいです。
やはり、言いよどんだり、ことばが出てこなかったりするときに、「これこれこういうことを言いたいんですか?」と助け舟を出すんですが、すぐ
「No, No!」
といいます。
かならず2回言います😄
「じゃあどういう意味ですか?」
と問えば、
「I don’t know! I don’t know! I don’t know!」
と3回くらい言います😅
もうこれは授業以前の問題で、「人と話をする気があるのか?」という次元の話です。
「こういうことですか?」と聞いて「No, No!」
「じゃあどういう意味ですか?」と聞いたならば「知らない!知らない!知らない!」
当然、会話はこれで止まります。
まさしく「てんで話にならない」状況です。
それでもまた予約してくる!
これじゃ次はないな、と思ってたのになんとまた予約してきました!
しかも、「レッスン完了」ボタンを押してないので3日間「問題がありました (waiting) 」の状態です。
まあ、こちらはお金を払ってくれればお客さん。
「こんな客は要らねえ!」と突っぱねるほどの集客がないので受けます。
しかもこの生徒、めちゃくちゃレッスン数が多いです。
そして、多言語を勉強している。
フィードバック
おじさんはリクエストを受けたとき生徒のレベルやどんなレッスンを受けたかを知るためにほかの先生の「フィードバック」を見ます。
そうすればある程度のレベルや、どんなことを勉強したのか、どんなことがやりたいのかがわかります。
生徒に質問を送ってもあまり返事が返ってこないし、「わたしは日本語中級です」なんて自己申告は当てになりません。
この生徒は「みんなの日本語IIの30課」までやったとほかの先生のフィードバックに書いてあったし、メッセージは漢字仮名交じり文を使いこなしていたので、そこそこ日本語ができると思っていたらとんでもありません。
どこぞの先生は何を教えているんでしょう?
できてないのに「いいよ。いいよ」とおべっかをつかい、ただ教科書だけ進めていたんでしょうね。
自動翻訳
おそらくメッセージの文言も自動翻訳で貼りつけただけのものでしょう。
おじさんは自分の語学の勉強の経験から、読み書きより、聞く話すのほうがむずかしいことを知っています。
だから、漢字仮名交じり文が書けても、聞く話すができないこともわかりますが、あまりにも落差が大きすぎます。
会話でも自分で言葉を考えながらしゃべっているのではなく、あらかじめ用意しておいた自動翻訳の文章を棒読みしてるだけ。
なにか話すときにかならず横を向くのでおそらくそうでしょう。
チャットボックス
文法もめちゃくちゃ。
単語もまちがえてる。
ていうか存在しない音の羅列を口にしてる。
とうぜん、おじさんはわからないので「英語でいいから書いてください」といっても、まったく書かずに相変わらず、
「I don’t know! I don’t know! I don’t know!」というだけ。
生徒が一方的に通話を切った!
いやはやもう「困ったちゃん」のレベルではないですね。
「I don’t know! I don’t know! I don’t know!」
で話がまったく進まないと思っていたらとつぜん通話が切れました!
接続不良ではない!
まあこの生徒もアホなもんで、一方的に切るならskypeも閉じればいいのに、オンラインのままです😅
電話で言ったら受話器を投げ捨てたけど、まだ通話中です。
生徒に媚びる気はまったくないけど、こちらが最後まで授業を続ける努力をした証拠を残すために、メッセージで生徒を呼び出し、スケジュールされた時間までskypeを立ち上げたままパソコンの前に座っていました。
もちろん「ふざけんな!」とは言わずに、いや言いたいけど我慢して、
「どうしたんですか?」
「疲れたんですか?」
「わたしは時間までオンラインでいます」
などと書きました。
問題がありました waiting
ふつうに授業が終わっても「完了ボタン」を押さない生徒がいます。
はじめたばかりで要領を知らない生徒より、レッスン数が多い生徒のほうがこの傾向があります。
どうせ72時間経てば自動的に完了したことになるから。
でも、講師側としてはあまり気持ちのいいものではありません。
「できれば完了ボタンを押してくれるとうれしいな」くらいのメッセージは送ります。
通告
ただ、この生徒の場合、とつぜん一方的に通話を切ったので、おじさんはすぐitalkiに通告しました。
「生徒がとつぜん一方的に通話を切ったこと」
「接続不良ではなくオンラインのままであったこと」
「生徒を呼び出す努力をしたこと」
ほどなく問題が解決されました。
生徒が自分の非を認めたということです。
喧嘩はしないけど、断固たる対応はすること
あくまで相手の話を聞き、最後まで授業をやり遂げる努力はする。
でも、このような不届きな輩には容赦しません。
動機が曖昧な生徒には注意!
日本に興味もない。
たまたま日本語を勉強してる。
なんていう連中には注意が必要です。
貴重なお金も時間もかかるのにおじさんには理解できませんが。
よほどお金と時間を持て余してるにちがいありません。
ほんとに勉強したい生徒
フォローしておきますが、ほんとに日本が好き、日本に行きたい、日本で仕事がしたい、すでに日本に住んでいて苦労している、といった生徒は、熱心で協力的です。
協力的というのもおかしいけど、わからないことはわかろうとするし、わからなければ質問するし、こちらの言うことは顔に穴が空くくらい見つめて聞き取ろうとします。
お金を払ってくれればべつにいいけど、趣味でやっていてナメた連中に屈する必要はありません。
わたしは日本語教師をしています
プロフィール・レッスン予約はこちら。
表示名はToshiです。